ねぇねぇ、診断士の採点基準は地方が有利。だから今年は仙台で受けるよっ。
こらこら。年始めから240点ボーダーをふぞ先輩と争うそんな弱気では、負け癖がついて仮に受かってもおミソの診断士。ヒヨコが喰われて一年でポイの刑だゾ☆
- 嵐を呼ぶ地方合格枠説→仮説でYES
【地区別合格者数/率の推移】 - ①数値に基づく事実
・札幌・仙台・広島・福岡は毎年一定数の合格者
・2019年合格率は、札幌・東京・名古屋・福岡の合格率がヨコ並び
②数値から導く合理的推論
・地区別合格者数/率が高い場合→放置(東京除く)
・〃 低い場合→一定のラインに達するまで、追加で救済合格
つまり、実務補習枠が足りないほど合格者数が増えた時、△東京の場合は採点基準を見直すが、○大阪が高くても調整しない。
すると札幌・仙台・広島・福岡で受ければ、追加の救済枠○名で滑り込みの合格チャンスがっ。
- 国家試験の性格上、「地方合格枠」はあって良い
- でもそれは全国でせいぜい10名単位の枠に。△その滑り込みを狙う位なら、○ふぞ先輩に習ったキーワードを1つ盛る方がずっと楽。
では福岡チームの新年2人目の体験記は、EBA通信で2年目合格を果たしたYUUSUKE様です。 ①あのトンガリスクールの通信講座は、②従来はふぞ頼みしかなかった「地方独学」に、③救済合格の噂を蹴とばす嵐を呼ぶのか? 早速どうぞ。
嵐を呼ぶ地方合格枠説【合格体験記】YUUSUKE様
1⃣診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)
- YUUSUKEと申します。福岡県在住、20代です
- 中小企業に関わる部署への配属を希望しており、異動希望の説得力を増すために中小企業診断士の資格を取ろうと思いした。また、ゆくゆくは独立も頭の片隅にありました。
2⃣学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)
- 保有資格:日商簿記2級
- 得意科目:「財務・会計」
- 不得意科目:「経営情報システム」
- 「1次」科目別点数(平成30年)
「経済」 76
「財務」 48
「経営」 64
「運営」 64
「法務」 44(+8)=52
「情報」 64
「中小」 82
合計 450点
3⃣学習スタイルとそのメリット・デメリット
1年目:独学、2年目:EBAスクール通信です。
- 「2次」の地方独学は、場当たり・自己流になりがち
- 独学について、1次試験だけを受験するという意味では特に問題なかったです。ただし、2次試験に独学で臨んだ時は、1次試験の知識が体系的に整理できておらず、本試験では場当たり的な回答になってしまいました。
- EBA通信のメリット
①教室講義の直後に動画配信されるため、通学とのハンデが少ない。
②動画の視聴倍速を変えられるので、その点は通学より有利。
③通信生へのオンライン面談があり、学習方向の軌道修正ができる。 - デメリット
費用が掛かる。
EBA通信は費用がクッソ高い。だから闇雲に受け身で申し込むより、積極的にメリットを使いこなす自信のある奴が受けるといいぞっ。
つまり、①合格する方法を教わろう、②採点基準に寄せて書こうとするふぞ先輩には、EBA通信はカネをドブに捨てる様なモノ。
4⃣2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方
- 受験回数:2回
学習時間:1年目約200時間、2年目約500時間 - 学習時間は、平日は2時間、土日は5時間を目標に勉強していました。家では勉強できないタイプだったので、カフェや自習室をよく利用していました。
ただし、4月から残業が多い部署に異動となったため、500時間中300時間は12~3月のもので、4月以降は半年で200時間程度しか勉強できませんでした。2次試験の勉強でスキマ時間を活用するのは難しかったですが、平日で知識面の勉強、休日で演習問題というように分けて勉強していました。
5⃣2次筆記合格までの学習法
- 1年目の殴り書きでも230点台は取れてしまう。では2年目は?
- 試験結果を開示したところ、1年目の準備不十分な状態で230点台の点数を獲得できたため、そこまで大きく勉強の指針にズレはないかと思っていました。その中でも事例Ⅰに苦手意識があったので、スクールの授業などを中心に、徹底的に学習しました。なお、過去問はほとんど解いていません。
1年目の殴り書きで230点台? そこでキーワード盛りの勧誘とは、さすがふぞ先輩は上手いトコに目をつけやがる。
6⃣学習時・試験当日のエピソード
- 10月に入り超繁忙期になり、土日も基本的には出勤で試験を受けることすら危ぶまれた状態でしたが、前日夜中まで残業をしてなんとか受験することができました。
- コンディション的にはかなり悪かったですが、逆にほどよく力が抜けて良かったのかなと思います。
7⃣これから合格を目指す方へのアドバイス
- 1次試験はある程度行き当たりばったりでも合格できると思いますが、2次試験はそれでは難しいと思います。
- 独学にせよ、スクールに通うにせよ、自分なりの確固たる解法を修得することがカギなのではないかと感じました。