受験同期コミュニティ? 何あのクッソ生意気な卒業率は。きっと地頭が良い奴がたまたま受かってドヤっとしているに違いない。
- こらこら。手あたり次第に酸っぱい葡萄から入ると、ふぞ先輩に・・(以下同文)
- そして今日の最新体験記、熊本のたると様の受験ライフは、ジェットコースター並みの上り下りが。
でも大丈夫、一度受かれば二度と落ちない当試験。これから先は上昇気流です。
二転び三起き。3年目受験者から見たスクールメリデメ:「2次」合格体験記~たると様
1⃣診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)
2⃣学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)
→一次体験記をご覧ください。
3⃣学習スタイルとそのメリット・デメリット
「2次」対策は毎年スクールやスタイルを変えることになったため、その内容を具体的にまとめます。
①TAC受講生で行った勉強会(通年)
メリット | デメリット |
・多面的な意見が聞けて客観性が高い ・同じ志を持った友人を持ちモチベーションが維持しやすい ・議論を通じてコミュニケーション力が向上する | ・自分の解答が否定をされると、精神的なダメージに ・人間関係のわずらわしさもある ・消極的な性格の方はなかなか意見が言えない |
②一発道場など試験ブログでの情報収集
メリット | デメリット |
・優秀な方のノウハウを学べる | ・情報の取捨選択が必須 |
③1年目通学(TAC熊本校DVD授業、時々福岡校でリアル講義)
メリット | デメリット |
・新作事例を解くことができる ・品質はどうであれ採点してもらえる | ・TACメゾットが難解で理解しにくい |
④2年目通信(MMC)
メリット | デメリット |
・新作事例を解くことができる ・採点の品質が高い ・MMCメゾットは単純明快なため、2次試験のとっかかりにはかなり優秀 | ・MMCメゾットだけでは文章構成や知識面が不十分 |
⑤3年目独学(割愛)
4⃣受験回数、学習時間とその作り方
- 3年間トータルで300~400事例は解き、約600時間学習しました
- 1次と違い2次は隙間時間での学習ができないため、まとまった時間の確保が大変でした。なので朝6時からは計算をする、夜9時からは事例を解くなどの時間を決めて行っていました。
- 自分に甘えてしまう、または予定通りにいかない時は、100字訓練が役に立ちます
- 100字を書くだけなら5分で終わるため、隙間時間の活用やウォーミングアップに効果的です。するとパソコンを使うことが多くなるので、持ち歩きしやすいタイプが良いでしょう。
5⃣2次試験挑戦までの勉強方法
1年目 協会CCBB
- 勉強会の流れ
- ・毎週日曜の午前中実施し、指定した事例の過去問を期日までに解く
・設問ごとに自分の書いた解答を書いた理由と共に発表する
・ふぞろいや予備校解答を参考にベスト解答を議論する
TACメソッドに今一つ馴染めなかったため、講義は受けずに勉強会のみ参加していました。今思い返すと、具体的なスコアUP策が欠けており、勉強会への参加で満足していたことで不合格の原因です。
2年目 協会DACA
- 前年の反省から、具体的な対策をすべくMMC通信を受講しました
- MMCのメゾットが衝撃的で、こんなに簡単に書けるものかと驚いた覚えがあります。勉強会との並行で、MMCメゾット定着のために新作事例を解きました。
- MMCは多面的な書き方指導で有名ですが、特に知識がそう求められない事例ⅡはMMCメゾットとの相性が良く、スコアも伸びました。
- 事例Ⅳでは「応用計算問題集」の出来がよかったです。全知全ノウよりは難しくイケカコよりは簡単な程よい難易度で、事例Ⅳの開眼に役立ちます。
しかし前年の1次試験で500点を取っていたために知識は充分と過信しており、2年目の2次は知識不足と1次試験やり直しのプレッシャーに負けて不合格に終わりました。
3年目 協会開示待ち
一発合格道場など試験ブログの記事を参考に試行錯誤を重ね、勉強法が確立してきました。
インプット | アウトプット |
TBCの抽象化ブロックシートと200%の知識のレイヤー化ファイルを使い、マインドマップを作る | 作成したマインドマップの内容をもとに、100字訓練の課題を作って手書きする。 |
そして抽象化ブロックシートの内容を自分の言葉で説明できるようになり、知識については確固たる自信がつきました。
6⃣学習時・試験当日のエピソード
- 1年目
- 80分間の試験を解ききる体力がなく、事例Ⅲでは睡魔に襲われ10分ぐらい寝てしまった。とにかく1日乗り切る事だけで精いっぱいで記憶もうっすらな、嵐のような1日になりました。
- 2年目
- ・落ちると1次からやり直すプレッシャーで、前日から腹痛に襲われ、一睡もできず、下痢止め飲むボロボロ状態で当日を迎えました。事例Ⅰで早速頭が真っ白になり、開始40分まで何も手が動きません。
・これで終わってなるかと、過去2年間の思いが走馬灯のように浮かびつつ、空白だけはダメと、マス目だけは埋めました。
・しかし上記の通り、「Ⅰ」はD判定に。自宅に帰って解き直すと難無く解けただけに、叫びたい位の悔しさを覚えました。
- 3年目
- ・前年の反省を生かし、ホテルを予約してリラックスして当日に臨みました。
・知識に自信がついたためか、ぐっすりと眠れ、ベストコンディションで試験会場へ向かいます。前年同様のわからない問題でも、冷静に手を動かしながら考えることができました。今回は手応えがあった分、合格発表までの7週間は今まで以上に苦しかったです。
7⃣これから2次合格を目指す人へのアドバイス
- 1次知識の重視
- ・キーワード採点や字のきれいさなど、2次試験の採点方法は様々な噂が飛び交います。ただ、「1次試験の知識が必要であることは間違いない」です。
・ 1次知識を自分の言葉で説明できる事はもちろん必要ですが、1次知識を完璧にした自信があると、2次当日のコンディションにプラスの影響があります。
飛び交う情報に惑わされず、1次試験の内容を完璧に理解する事で合格が近付きます。
- 答案を周囲に見てもらい、客観的な意見をもらう
- ・これも様々な噂が飛び交う勉強会については、私はそのお蔭で合格できたと思っており、賛成派です。
・書き方は人それぞれで良くても、読みにくい文章はダメ。そこで周囲の多くの方に読んでもらい、自分の考えが伝わる様に文章構成を試行錯誤してみましょう。この体験記もかなり赤を入れてもらっています。
有識者でなく、知識のない方でも読んで一目ですぐ分かる文章が理想です!あえて家族に読んでもらい、意見をもらうことも大変役に立ちました。
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