合格体験記

【筆記合格体験記】器用でなくても5年目合格 / K.Fさん

うっかり猛勉強を重ねるほど、ガチャ当選率が下がる当試験。3年目、4年目・・と受け続けるときに確率2割をキープするコツは、特定宗派の教えを離れることです。

1. 診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)

新卒で大手企業に入社後、営業として10年以上中小企業を担当していました。お客様との距離が近く、公私問わずいろいろな相談に、厳しくも暖かく接して頂いた中小企業に、何らかの形で恩返ししたいと思ったのが、診断士を挑戦したいと思ったきっかけです。
一時期いろいろあり、診断士合格への熱が冷めかけましたが、昨年コンサルタントへの転職を機に、改めて本気でチャレンジしてみようと思い、何とか合格できました。

2. 学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)

学習開始2019年
学習開始時保有資格-
得意科目「運営」「情報」
不得意科目「経営法務」

1次科目別点数(2022年)

経済財務経営運営法務情報中小計(700点換算)
686884787264506点

3. 学習スタイルとそのメリット・デメリット

2019~2020年診断士ゼミナール(通信)
2021~2022年EBA(通信)
2023年独学
○メリット×デメリット
「1次」「2次」共通・通勤時間や夜寝る前など、自分の都合の良いタイミングで学習ができるため効率的
・重点的に聞きたいところを繰り返して聞けるので、理解が深まりやすい
・強制力が低いため、いくらでもさぼれる
・学習に刺激がないため、マンネリ化しがち
・客観的に自分が合格できるところに位置しているのか、良くわからない
・分からないところがあっても質問しにくいため、精神的にもやもやすることがある

4. 筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方

回数1次 5回
2次 5回
学習時間記録なし
作り方EBAの答練や模擬試験は、強制的に図書館にこもって本番さながらに解いていました。
また、EBAテキストに記載されているメリット/デメリットや100字訓練で繰り返し出題される重要論点は、スマホの暗記アプリに打ち込んで、すき間時間に空で言えるようにしていました。

5. 筆記合格までの学習法(1次・2次)

「1次」「2次」

  • 本来理想的と言われている、1次学習で2次のアウトプットを意識しながら、知識を蓄え、同時に2次の解法も身につけることで、1年間で最短合格を目指すというような能力や器用さは、私にはないため、まずは1次で必要な知識のインプットを重視しました。
  • 1次は一度合格すれば、あとは直前期の復習で何とかなります。2次はEBAの講義で基本的な解法パターンを理解した上で、ひたすら知識の整理とアウトプットを繰り返していました。

6. 私の思う当落分岐点 ~試験合格への転機を感じた、あの瞬間~

「1次」・選んだ選択肢だけでなく、選ばなかった選択肢についても、その理由を自分の言葉で説明できるようになったとき
「2次」・出題された論点を時系列で整理し、毎年表面上は複雑そうに見えている問題も、同じパターンの論点について聞き方を変えて出題されているだけだ、と気づいたとき

7. 学習時・試験当日のエピソード

  • 2次本試験の休憩時間は、とにかく脳を休めることに集中しました。私は散歩をすることで頭がすっきりするタイプなので、休憩時間は試験会場の周りをひたすら歩いていました。
  • 2次本試験直前の知識の詰込みは、あまり意味がないと思います。

8. これから合格を目指す方へのアドバイス

  • すべての科目で合格ラインに達する必要はないと考えます。私は、1次の経営法務、2次の事例Ⅳが苦手でした。
  • 事例Ⅳは、経営分析と最後の文章問題、CVPの解きやすそうな問題だけに絞り、40点を下回らないことに集中しました。
  • 日々の仕事を通じて、すでに知識レベルが高い得意科目がある方が多いと思います。それを得点源として、苦手科目はそこそこできれば、突破できる試験です。


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