ヘタクソ勉強時間をうっかり増やすベテほどループの沼にハマる診断士試験では、いつまでに・どれだけ学習するかは自分次第。そしてデパートやamazonより幅広いとされる当サイトの学習コンテンツは、GWにやってみたい所がよりどりみどりです。

★To-Be目指す答案

【ふぞ以外で採点を】もし採点基準が全く違うと

オードリーの名作:ティファニーで朝食を

あらすじ:舞台は1960年のニューヨーク。夜明けの五番街。ホリーは宝石店ティファニーのショーウィンドウの前で、コーヒーを片手にクロワッサンを食べます。玉の輿を狙いながら、ティファニーのような静かな気分になれる場所に住むことを目標にしているホリー。

名作の条件は憧れの「あなた」を描くコト。そして「2次は決勝!」「キーワードで採点できるなんて夢心地!」、そうやってすぐイキるふぞ信者の真逆でからかうのが当サイトです。

記述試験の第一採点基準はキーワード
そこは否定しないが、試験の主催側は「キーワード以外で加減点」する力を持つ。そこでどんな答案がS評価=玉の輿かを、サイトオリジナルの当日再現答案×独自の基準で比較します。(100字)

それでは、ふぞ基準で採点できる程度の易問を見ても時間のムダに。S評価を目指すカギ問題を、3つセレクトしました。

Q
【史上最凶の難問: R3「Ⅰ」第3問 チャネル・リーダー
2代目経営者は、プロジェクトごとに社内と外部の協力企業とが連携する形で事業を展開してきたが、3代目は、2代目が構築してきた外部企業との関係をいかに発展させていくことが求められるか、中小企業診断士として100字以内で助言せよ。
A

あまりの難問に9,000人全員の答がバラけ、ウチの評論ベテが「とても採点できない」と没問扱いで逃げた超難問。本物採点係はどこに加点したのでしょうか。

73点S答案

・TBCの「互恵関係」=仲良くしようぜが正解と思えば、「外部への依存度を下げて」真逆アプローチでの「対等関係」を提言。
・正解のない超難問に、50字×2文をそれぞれ因→果で記述。
・「正解」でも「寄り添う」でもなく、一歩引いた客観的な助言に加点があった?

60点前後A〜B答案

・SやCとは別に、A〜B答案の比較は採用ボーダー判断に役立つ。
・合1(64点)も50字×2文で構成。事実列挙のみで助言とは言い難いが、この内容でも加点あり?
・落3(57点)になると与件の根拠が抜けて一般論に。時間不足で殴り書いたとわかってしまう。

38点D答案

・何か書こうとする姿勢は評価できる。
・前半部分の長い記述は一般論に終始し、加点できる要素がない。
・また、と書いて続けるのは「無理にマス目を埋めた」わかってない印象を与える。

Q
【初見のフランチャイザー⇔チャイジー設問:R3「Ⅱ」第2問】
B社のフランチャイズ方式の移動販売において、置き配を導入する場合に、それを利用する高齢者顧客に対して、どのような取り組みを実施すべきか。中小企業診断士の立場から(a)フランチャイザー、(b)フランチャイジーに対して、それぞれ50字以内で助言せよ。
A

与えられたマス目はわずか50字、「Ⅱ」全体でも400字。与件の根拠が多すぎてマス目に入りきらねぇな。

88点S答案

・作問係が一番書かせたい「マーケティング活動」を最初に明記。
・チャイザー=4Pの特に製品(と開発)、チャイジー=チャネル+プロモで役割分担を。
・50字3要素は詰込み過ぎか、妥当な範囲か?

62点A答案

・施策の羅列であり、「マーケ機能」と括る工夫があって良い。
・字数のバランスが崩れ、2要素⇔3要素のどちらかわかりにくい。
・施策の羅列→客観的とも取れるので、可もなく不可もない印象。

41点C、28点D答案

・安全安心訴求は販促要素。ここは製品要素が要るので×。
・「開発するためにニーズ収集」と逆転させるだけで好印象に。
・落4は「また」と書くクセがあり、並列列挙は加点しにくい。

Q
【課題はフリーに自分で設定しなさい。R3「Ⅲ」第2問】
バッグメーカーからの受託生産品の製造工程について、効率化を進める上で必要な⒜課題 2 つを 20 字以内で挙げ、それぞれの⒝対応策を 80 字以内で助言せよ。
A

一見難問と思えたが、「自分の得意を書けば良い」ので、ふぞろい見立ての通り「みんなができた」。採点係だけ労多くして功なしの、苦笑い設問疑惑が。

最大の注目:「Ⅲ」は点差がつきにくく、ミスした順に落とすだけ?

・近年の「Ⅲ」はホワイトカラーでは解けない超難問ばかり。
・仮に正解を当てたら当てたで、ベテ扱いで減点しかねない。
・その中では、課題を示す核ワード(例:ロットサイズ適正化)は3事例中で一番当てやすい

64点A答案

・①・・し、②・・し、③・・する。はまとめ様が唱える書き方通り。
・(a)(b)ともに事実を因→果でつなぎ、私見の入る余地がない。
・事実→事実→結論で書くと「決めつけ」を避けて、わかっている感。

49〜56点B、C答案

・当問に限れば覚えた切り口「ロットサイズ適正化」で何とか書ける。
・当問に限れば(b)80字記述は、2文に切るより1文(まとめ様)の方が読みやすい。
・落4は、またしても「また」。このような文章のクセの回避を最優先に。

今日のまとめ

Q
開示S高評価=キレイな国語と明確に。イマドキそれ位は猫でも知るのに、誰かに分析してもらおう! 万年コミュ障のド苦学ちゃんには、採点係は感心しない?
A

動画ネタばっか鵜呑みにしてんじゃねーよ。この程度の評価↑は猫でも書けるイマドキ、デキそうな奴を隣に捕まえて直接訊くのが早いだろ?

■■ここからテンプレ■■

ベテやふぞが過去問の答を必死に覚えてその小さなオツムを固くする隣で、柔軟な話題にさっと答えてタイムマネジメント力をダダ上げする【過去問RTA】。世間の誰も気づかぬ内に、今年R6の「2次」対策は既に春爛漫の満開モードです。

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