私の意見=「近日中にやる派」
それより「飲み会」
再現解答 当日やるか 翌日やるか
そんなお題を投げ掛かられたとき、私はなんと「近日中にやる派」です。昨年の私は仲間と受験直後に飲みに行き、終電まで飲みました。翌日会社を二日酔いで早退、頭痛と闘いながら再現答案を作成しました。
私は試験終わった直後は、仲間と飲み会に行くべきと思います。
人生で指折りの忘れられない飲み会になります。再現答案を作成するために、当日の飲み会に行かないことは、長い人生を振り返って見た時に、大きな機会損失です。私自身、当日家に帰って再現答案作ろうと考えていましたが、仲間とビールや日本酒をあおりながら、あれこれ解答に何書いたとか一問ずつ一喜一憂、騒いだのは、非常に楽しかったです。人生の宝物です。
私の「ファクト」を申し上げれば、同じ勉強仲間8人程度いて「2日以内に再現解答を作成した人」は私1人。そのうち合格したのも私1人。一方で作成しなかった7名中合格したのは1名。
再現解答をすぐ作成する人とそうでない人の間には何らかの相関関係がありそうだと私も思います。
「精度の高い再現回答」=「記憶が新しい」×「問題用紙のメモの量」
試験まで残り少ない期間、ぜひ解答の型(理由、誰に、何を、どのように、効果etc)と知識のおさらいをしてもらい、問題用紙に精度の高いメモを残せるよう意識してみてはいかがでしょうか。試験当日も問題に飲み込まれないように、これまで訓練してきたことを着実に発揮してきてください。診断手順というものは決まっています。試験当日に考えるものではありません。
そして、試験がどんな手応えであっても、必ずいつまでに再現答案を作成すると、受験前にコミットしてください。再現答案を作る人は、意思の強い方であり、精度高く作成できる人は、解答作成が洗練されている方です。あなたが再現答案をいつ作れたか、どれほどの精度で再現できたかは、結果として合格可能性と相関していると考えます。
受験生支援団体の皆様にご提案
さて、受験生支援団体はあなた以上に再現答案が関心事です。関係者の方に提案です。受験生の貴重な飲み会の機会も保障しつつ、精度の高い再現答案を入手するため、試験会場付近に貸会議室を用意し、再現答案を作成してもらう、参加してくれた受験生にはその後、居酒屋に移動して慰労会を開催してあげるのはいかがでしょうか?
とはいえ、ふぞろいのお世話になっている人は、再現答案をふぞろいに必ず提出してください。これは仁義だと思います。
飲み会での「こぼれ」話
仲間との試験直後の飲み会は今でも鮮明に記憶に残っています。もうすぐ一年という時の流れの早さに驚きです。その飲み会の途中で試験の結果に泣き出してしまった女性の仲間がいました。
彼女は「受かりたかったです。。。」と泣きながらビールを口にし、こぼれる涙をおしぼりで拭いては、またビールを口にしていました。大の大人がたかが試験で泣いたりするなんてと一般の人には思われるかもしれません。でも、皆さんにはまったく共感できないなんてことはないと思います。
ただのペーパーテストで涙を流してしまうなんてことが、それだけ情熱をもって頑張ってきた証拠であり、人生にとっての宝物だと私は思います。あれから1年、そんな彼女もあと数週間後にはリベンジの日を迎えます。ぜひ今度は嬉し泣きして欲しいと思います。
私もその時は一青窈並みにもらい泣きしてしまうかもしれません。皆さん、がんばってください!
by とうへんぼく