TAC「Ⅳの解き方」をエクセルで読み解くと、事例Ⅳは猫でも60点。どうせ70点以上は狙えないので、【事実上の科目免除】を選択できます。

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【2次開幕準備②】80分では解けない試験 / 現実に行われた対策3選

初学ワンチャンで受かるスト合格ブームに沸き、3年、4年掛けて受かった所でベテ仲間を除いて相手にもされない。そんな試験でどんな80分対策が行われているか、痛快に読み解きます。

Q
どうせ今年も見たこともない初見事例が出るので、過去問の答を覚えるベテふぞ勉にムキになるのはナンセンス。主催側の狙いがわずか1~2年でここまで浸透して驚きました。
A

歴史を振り返ると、このベテ落としの流れを決定づけたのが、合格発表前にSNSでの答案晒し祭り。試験の歴史に貢献したEBAの英霊たちの成仏を願い、80分で解けない試験で実際行われた3択を紹介します。

①誰も知らない超絶知識(ベテ)①キーワードだけを並べる(ふぞ)③構文を決めて根拠で埋める
概要:試験が求める以上に広範で超絶な知識を好み、深い専門知識の保有を示すことで、自身の努力を採点者にアピールする作戦与えられた問題に関連するキーワードやポイントのみを書き、余分な情報を省略することで、単純に加点を競うアプローチ。解答パターンに応じた構文を予め用意し、設問要求に応じた根拠を与件文から読み取って回答する方法。
○利点:まぐれ当たりの深い知識が超高得点になるほか、周囲の知らない知識でふぞろい勢にマウントできる。与件文の読み取りに焦点を絞り、ベテのように余計な知識を避けることで素直な答案を書きやすい。80分の制限時間を効率的に使い、採点者好みの読みやすくわかりやすい答案を作りやすい。
×欠点:情報の整理と記述が難しく読みにくい答案になるほか、採点傾向をわざと変えられて受かりにくい。並列列挙を続けるとオツムが弱い印象になるほか、とにかく視野が狭く人生の幅もない。自分で考えずパクってばかりいると、咄嗟の時にパターンが浮かばずに詰みやすい。

【2次開幕準備⑤】80分では解けない試験 / 現実に行われた対策3選

普通に考えて、人類なら③構文を選ぶ以外の手はない。しかし構文もだいぶ知れ渡りふぞろい臭と紙一重の所があるので、ヘンな癖がつかないよう、とにかく夏まで「2次」対策は厳禁な。

①誰も書かなくなった超絶知識(ベテ)

Q
それにしても試験委員を一度怒らせると、未来永劫その採点基準を真逆に振ってくるから恐ろしい。お布施30万円の犠牲者がこれ以上出ないよう、ここで一気に断罪してくれる?
A

そうですね。EBAと言えば合格発表の瞬間をライブ中継し、見事に落ちて世間の笑い物になったBBAが有名。生徒の出来が悪いと、スクールの評判もガタ落ちします。

①デジタルで複雑な時代の解決能力

近年、世間はデジタル化が進み、複雑な情報や技術が普及しています。このような状況下では、複雑な問題に対処し、簡単に解決するスキルがますます重要視されています。診断士試験もその流れに合わせ、実務で必要なスキルや応用力を重視するようになった可能性があります。

②長期滞留せず短期で受かる試験を訴求

試験主催者は、超絶知識を持つベテランよりも、素直で柔軟な発想を持つ初学者勢を育てたいと考えた可能性があります。初学者に対する優遇措置は、試験の公平性や多様性を促進し、幅広い人材の育成を目指すという意図があるかもしれません。

③目的のために手段を択ばず採点を変更

そのため、超絶な知識を持つ受験生が加点されることはなくなりました。試験官は、誰も知らないような知識を持つことよりも、問題解決能力や実務での適切な判断力を持つことを重視するようになった可能性があります。

②キーワードだけを並べる(ふぞ)

Q
間違いなく今年の台風の目になるのが、【本当にふぞろいだけを使うと合格しやすい】。①キーワードを選んで抜き書きすれば済むので一々悩まず、②模倣困難性がゼロで参入障壁が低いため千客万来で、③特にこだわりもないから1~2回落ちればそそくさと撤退。試験主催者に取り、これ以上望ましいことはない?
A

よって試験主催者は今後もあのキーワード抜き書きに2割合格の権利を与え、余計なノウハウをバラまく間抜けを狙って8割落とす。初学2割のワンチャン狙いなら、もうふぞろい以外のチョイスはありません。

①キーワードを並べるだけのシンプルさ

キーワードだけを抜き書きする戦略は非常にシンプルで、受験者が問題に対する回答を素早くまとめるのに役立ちます。受験者は問題の本質を把握し、必要なキーワードを見つけ出すだけで良いため、迷うことなく解答を進めることができます。このため、試験時間内に効率的に問題に取り組むことができ、合格率が向上する可能性があります。

②参入障壁が低く受験申込数が増加

キーワードだけを抜き書きする戦略は、特別なスキルや知識を必要とせず、誰でも簡単に取り組むことができます。そのため、この戦略を採用する受験者が増えると、試験の受験者数が大幅に増加する可能性があります。受験者数の増加は、試験主催者にとっては望ましいことであり、より多くの人々が試験に挑戦する機会を提供することができます。

③撤退障壁も低いので高齢ベテ化を回避

キーワードだけを抜き書きする戦略を採用する受験者は、一度試験を受けて自分の適性を確認した後、必要がなければ簡単に撤退することができます。このため、受験者が1〜2回の試験で自身の適性を確かめ、適切でないと感じた場合は撤退することが容易です。結果として、適切でない受験者が試験に残り続けるベテラン化の問題を回避することができます。

③構文を決めて根拠で埋める

Q
ベテはダメ、ふぞは嫌と消去法にすると、自然と残るチョイス。それが上位5%が好む、「書く文章のパターン(構文)を先に決め」「与件から必要な数の根拠を選んで埋める」構文★Syntaxだ。
A

構文★Syntaxとは、上位5%のキレイな国語答案の書き方をモデル化したもので、誰でもわかりやすい答案を書けることが利点。ですが同業D社のパクリを固く禁じても、デキる人の答案は自然と似てくるので、今年R6はここより一歩先の施策が必要です。

①80分で解けない試験の対応力

診断士試験では、与えられた80分の時間内に多くの問題に対処する必要があります。この厳しい時間制約の下では、受験者はどのようにして効率的に問題を解決するかが重要となります。時間を効率的に使うために、外段取り化をどう競うかの施策が求められるのです。

②構文利用で、考えるタイムロスをカット

キーワードの抜き書きノウハウでは、詰め込む根拠の数を増やせる一方、その場で文章を考えようとするため、時間オーバーになったり文章構成が破綻するなどの欠点が目立つようになってきました。そこで構文を事前に用意し、文章をその場で考える時間を省き、その浮いた時間を与件の読み取りに充てる構文利用が注目されています。

③ただ昨年と同じ内容ではパクられる

構文の利用が徐々に進んでくると、結局どの受験者も似たような答案になってくるため、前年レベルのループにならない新たな取り組みが毎年求められるようになります。このように、試験主催者が望んでいるのは、受験者が構文を使いながらも独自の視点やアプローチを持ち、より多様な考え方を取り入れつつも、シンプルにわかりやすい結論を提示することなのです。

今日のまとめ

Q
昨年たまたま受かったG格自慢を性懲りなく毎年ループさせる同業D社と異なり、生成AIの文章を読み慣れると、常に変化を恐れず前向きな気持ちになる。いつも本当にありがとうございます。
A

そう、80分で解けない試験の対応策とは、3つに大別できる。同業D社のように特定ノウハウに専念すると、不合格リスクが8割からピタリと下がらないので、時に真逆の手法を参考にしてリスクを計画的に下げる。上位5%の賢い解き方はそっちです。

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