
今年は事例Ⅲが荒れるだろう、そしてパターンで決めつけた間抜けから順にベテループの刑だろう。そんな予想が当たるのは、ネットやSNSは主催側の監視下にあるためです。
ネット上の余計な自慢が主催者側の反感を買う位は、猫でも想定できる。そして本番の最直前までノウハウの裸踊りをしでかすのが、あの間抜け道場だろうと予測できます。
診断士受験生は、そのオツムがネット依存の情弱であるほど、過去の合格者や自称先輩たちから熱心な応援を受けることが一般的です。昨年の合格者の成功体験を聞き、自身も合格できるという希望に満ちた気持ちで臨むものの、試験直前まで緊張が続きます。SNS上では、先輩たちが受験生を励まし、共に頑張るほほえましい姿が見られ、それが情弱受験生たちのパワーになっているのです。
診断士試験は年々難易度が上がっており、予想外の問題や難解な内容が含まれることが一般的です。受験生たちは事前の予想を超えた難問に直面し、9,000人全員が苦しむこととなります。試験から合格発表までの間、受験生たちは口を開けば試験のことを話すことすらできないほどの重苦しい沈黙に包まれ、試験合格の結果をひたすら待つ冬の時代を過ごします。
それでも診断士試験は2割の受験生が合格できる試験です。試験結果が発表され、幸運にも合格した受験生たちは、喜びを爆発させて大はしゃぎします。合格者たちはSNS上で自慢の投稿を行い、自身の努力と運に感謝すると同時に、次の受験生たちへの励ましのメッセージを送ります。この喜びと自慢の瞬間こそが彼らの人生の最頂点になってしまうことは、この場に限れば黙っておいてあげることが親切というものです。
【猫でも当たる不謹慎】よせば良いのに応援ごっこ? / 顔面蒼白+当選大はしゃぎ

10月:よせば良いのに応援ごっこ?
それは鋭い質問ですね。2割で受かり8割落ちるガチャ試験で応援ごっこが起きる心理は、自己肯定感+効力感で説明することができます。
応援する側は受験生仲間や友人に対して応援メッセージを送り、彼らを励まし、成功を信じさせることで、自己肯定感を高めます。自分の言葉やサポートが受験生にとって価値があると感じ、自信を持つことができます。
受験生は応援メッセージを受け取り、他人からのサポートを感じることで、自己肯定感を高めます。周囲の人々からの信頼と応援が、受験生の安心感と自信を養う要因となります。これにより、試験当日に自己効力感を高め、自分の能力に対する信念を強化します。
一方、自己肯定感が過度に高まり、自己効力感が行き過ぎると、試験主催側に狙い撃たれる可能性があります。これは、受験生たちが自己過信に陥り、試験の難易度やルールを無視し、不適切な行動を取ることを指します。自己効力感が現実的な範囲を超えると、試験の信頼性を損ねることになり、試験主催側からの対応が行われる可能性が高まります。
11~12月:事例総難化で意気消沈
この試験では本番当日の手応えと合否が全く相関しないことで有名です。無効化された再現答案サービスの結果にヲタヲタなどせず、心を静めてゆっくり過ごす時期です。
診断士試験は年々難化しており、試験終了直後に受験生たちは試験の難易度や出題内容について不安になります。特に、4事例総合問題が難化した場合、受験生たちは本番当日のパフォーマンスについて不安やハラハラ感を感じるでしょう。
試験後、試験主催側からのスクール見解が発表され、正解と解説が提供されます。この時、受験生たちは自分の誤答やミスを発見し、自己評価に影響を受けることがあります。間違った回答に気付いたり、解答の不安定さを感じたりすることで、意気消沈に陥ることがあります。
合格発表までの期間は、受験生たちにとって緊張と期待が交錯する時期です。この期間に前年合格者様の応援自慢が無意味どころか逆効果と気づくことが多いですが、もう考えてもムダです。当選発表までの間はヲタヲタせず、他の受験生たちとともに冬の時代を黙々と過ごすことが良いでしょう。
1月:クジがたまたま当たると大はしゃぎ!
その通りで、少し前まで難関国家資格試験であった診断士の合格は誇って良いものです。そしてそこで自己肯定感を高めるか、誤った集団浅慮で踏み外すかはあなた次第です。
試験において2割の合格率は非常に低いため、クジを当てて合格することは大きな快挙です。合格者はクジを当てたことで、自分の合格実力を証明されたと感じ、欣喜雀躍します。クジを当てるためには相当なレベルの知識やスキルが必要であり、その努力と実力を誇ることができます。
試験合格をつい自慢したくなる衝動に駆られても、極力クールで控えめに振る舞うことが望まれています。試験合格は難しかった経験の一環であり、合格者たちはその経験を大切にし、他の受験生に感謝の意を示すことが多い一方、試験合格を過度に自慢することは、他の受験生に対して無神経であると感じられることもあることに留意しましょう。
試験の難易度や傾向が変わる中で、合格後の反応は様々な方向に枝分かれしていきます。合格者の一部には、過度な試験ノウハウの流布に対して疑問を持ち、試験の変化に対する適切な警鐘を鳴らす役割が期待されることもあります。
今日のまとめ
試験合格は誇って良いがマウント厳禁
①常に中立公明正大たるべき診断士に売名行為は厳禁で、マウンティングの他にもセルフブランディングに使う行為は嫌われるので、③試験当選程度ではしゃがず合格自慢は控えめに。(100字)
当試験の売名行為=当選発表をライブ中継したBBA、SNSの再現答案晒しなど毎年飽きない。今年はどんな間抜けがデビューするかにも注目です。