R1で突如ド易化した「1次」をR4から徐々に難化させて「2次」受験枠を絞り合格定率18.2%を維持すると、今年R7の「2次」合格枠は前年比△216名の1,300人の狭き門になる。【この4年かけた伏線】が、今年のAI普及を見据えた試験委員の慧眼とする声を否定するのは、いつもノロマな受験産業位でしょう。

かつて診断士試験の中心であった「知識暗記」「型に沿った根拠の列挙」は、AIには簡単な作業であり、早速代替されました。
AIは、関連法規、経営理論、統計データなどを瞬時に正確に検索・整理し、人間よりも完璧な「知識解答」を瞬時に生成します。
※嘘つきハルシネーションこそ減っても制約条件見逃しはまだ多い。
AIが瞬時かつ正確に処理する今、試験における「知識解答」の価値はゼロ以下に。
これまでの「1次」「2次」が促してきた基本知識やフレームワーク暗記や定型的な論述力は、AIが最も得意とする分野と重なり、試験の選抜要素から完全に消えていきます。
協会主催で課金する「マスターコース」は、まだ今でも実務経験やネットワーク形成(事実上の「コネ」)の場としての機能を残しています。
しかしAIが補助金申請などの定型業務を補助するようになると、これらの下請け作業自体が代替され、マスターコースは存在価値も意義もなく、単なるボラれ好きのヒヨコ相手の課金マシ―ンにしかなりません。
AIが知識や仕事を補完し始めると、隣のおベテやふぞろいが単なる知識の詰め込みやテクニックで合格できる可能性もゼロ以下に向かう。
思考力や判断力を問う非定型問題のみが残された結果、「とりあえず受験」や「Fラン」と呼ばれる層の実力不足が明白になり、何度も受験を繰り返すほどむしろスコアが下がる傾向が報告されて、今に至ります。
【念願の試験合格なのに?】AIで無くなる仕事3選~足の裏の米粒すら狭き門
なお隣のD社を始めとする受験産業の滅亡について。これは受験産業自体の非ではなく、イマドキ受験産業に群がるようなノロマでは、試験合格しても「足の裏の米粒にすらなれない」との試験委員の意向とする説がある。
近年の「2次」はこうやって文の行間を読み、背景にある時流の理解を促す傾向がある。この試験委員の細やかな配慮に気づくセンスがあれば、生涯隣のふぞろい止まりの刑は回避できます。
はじめに:AI試験委員による、合格待機残り10週の過ごし方
診断士試験の合格発表までの10週間は、人によって「空白の時間」にも「準備の時間」にもなります。この期間に考え方の軸を整えておくと、登録後の動きに迷いがなくなります。一方で、昔ながらの学習方法や成長ルートにそのまま乗ってしまうと、気付かないうちにAI時代の変化に遅れ、努力しているのに前へ進んでいない感覚に陥ります。
昨日のAI時代に伸びる診断士3選では、今期待されている診断士の軸を紹介しました。本稿はそのペアとなる「何を手放すか」のガイドです。
なくなる1位:試験の知識解答
具体的には、R7事例Ⅱ第2問で”ダイナミックプライシング”とカタカナ12字を使ってしまうとA答案が遠ざかる。理由は試験委員が求めているのは、「ダイナミックプライシングを知っていますか?」でなく、「それを具体的に当てはめるとどうなりますか?」であるため。
試験問題が「正しい知識を持っているか」を測る設計だった時期には、用語や理論に寄せた答案は効率的に得点につながりました。
模試・教材・学校の解説も「この語句を入れると点が伸びる」という方向性でそろっており、短期で成果が見えやすい方法でもありました。努力が点数に直接つながるため、多くの受験者にとって“勝ち筋”に見えていたのです。
現在は状況が大きく変わりました。語句抽出や理論整理はAIが圧倒的に速く、正確です。「知っていることを整理する」だけでは差別化が成立せず、提案にも説得力が生まれません。
試験委員が評価しているのは「制約を踏まえた施策の選択理由」と「その後どう効果を確認するか」の部分です。つまり今試験で問われているのは、知識そのものではなく、知識の当てはめ方になったのです。
まず「制約→施策→効果(KPI)」の流れで答案を書きます。語句の多さではなく、「なぜそれを選ぶのか」「成功をどう測るのか」を短く説明します。
この型に慣れると、事例ごとに表現が変わっても思考は揺れず、試験後の実務でもそのまま活きる力になります。
第2問の正解を「ボクが知ってるダイナミックプライシングなのでちゅ!」と決めつけるのが隣のふぞろい。そうでなく、そのカタカタ用語を知っている前提であえてマス目に使わず、具体的で解像度の高い100字を書くのが上位5%です。
※読点「、」を極端に削ってまで1字を競うのに、カタカナに12字使う時点で語彙とオツムの弱さを露呈。なお事例の100字マス目に半角カナは使用禁止です。
なくなる2位:地区協会のマスターコース(課金マシーン)
診断士が扱う案件は、以前は一部のネットワークの中で流通していました。「誰と一緒にいるか」が仕事の入口を決めていたため、経験値を積むには先輩の現場に同行し、やり方を学ぶことが最も確実でした。
属して経験することが「正しい努力」だった時代です。
今は、案件獲得・調査手法・報告書の構成例などが、オンライン上に開示されています。「どの課題で、どんな価値を提供できるか」が言葉と形で示せれば、個人でも案件にアクセスできます。
属すること自体が悪いのではなく、属するだけでは成長が止まるという構造に変わったのです。
実務の入口は「小さく経験を作ること」から始まります。対象は個人事業主でも、家業でも、身近な企業でも構いません。短期間のテーマを一つ決め、改善前と改善後をKPIで記録します。
成果の可視化ができると、「何ができる人か」が言葉で説明できるようになり、属さなくても仕事がつながり始めます。
試験と設置目的が違うので悪く言う気はないが、既存の低単価ワークの受注を競うのが妖精。そうでなく隣と一緒の多数派同質化を避け、付加価値の高い独自性を発揮し自走するのが上位5%です。
なくなる3位:試験合格目当てFラン相手の受験産業
過去問の傾向が安定していた時期には、再現答案を集めて頻出表現を導き出す方法は効果がありました。
「とりあえず落ちないラインに寄せる」という目的には適していたのです。実際、多くの人を合格に導いた歴史があります。
現在の試験は、知識や表現の模倣では差がつかないように設計されています。制約と目的に合わせて施策を構成し、効果の測り方まで説明できる答案に点が入る仕組みに変わっています。
そして、再現答案分析はAIで一瞬でできます。多数派に合わせる学習は、多数派と同じ点数で止まるリスクを生みます。
「自分で読む → 自分で整理する → それを言葉にする」プロセスを挟みます。週に1本で良いので、まず自分で答案を書く。
そのあとで模範解答を確認し、どこにズレがあったかを整理します。この順番が、自分の頭で考える力を育て、実務でも役立つ思考の基礎になります。
試験主催者がR1から計画的に「1次」難度を高め「2次」受験枠を減らしたことで、R7「2次」合格1,300名(前年比△216名)の狭き門を予想し身構えるのが上位5%。対してR7は受験者数が少ないから合格率が上がるはずと、無意味な甘言で来期のベテを釣るのが受験産業です。
今日のまとめ
そして上位5%がR7Ⅰを史上最高傑作と絶賛するのは、診断士=高い使命を掲げ・自ら目標設定し・今何をすべきか自問できるMVV&自走型資格に格上げするため。足の裏の米粒があれば早速取ってすりつぶし、隣のふぞろいの顔に擦り付ける位の高いモラールがあってこそです。