1次Plan:学習計画

【2026年合格目標】吉報:診断士合格なら簿記2級相当認定

R6を少人数に大ボーナス、R7を合格者レベルなら全員小ボーナスと、作問採点を巧みに変えて簿記2履修を促してきた試験委員。その工夫が花開き、決して簡単ではないCVP・NPVを皆揃って当ててきたことで、診断士の会計力は簿記2級以上と知れ渡ります。

①診断士に簿記不要は過去の常識

かつて診断士試験では簿記不要とされ、「計算が苦手…」と、与えられるデータ量と受験常識とのギャップを解決せずに試験が終わる。

しかしその常識がここ最近何度も塗り替えられ、過去問依存の怖さを警告します。

②R6→R7の工夫で簿記対応力が突然上昇

R7Ⅳ作問委員の工夫とでR8以降は簿記2履修が常識することで、受験生の会計力が着実にUP。

「R6が90点ボーナス」「R7は計算を当てて合格ラインだ」と、開示得点全員通知制度により、その確かさが証明されます。

③診断士合格=簿記2級相当以上の証明に

会計力向上により、診断士試験の合格ラインも変化。学習仲間同士での正しい分析で簿記の重要性の理解が広まり、「診断士合格なら簿記2級以上に認定!」という新たな基準が始まる。

なぜそれだけ簿記重視の出題が続くかの理由は、この後に述べます。

④データドリブンへの爪痕を築いた事例Ⅳ

診断士試験が実質簿記2級相当以上と知られ、診断士の役割も進化する。

「AI時代はデータドリブン」「診断士を受けて正解でした!」との受験者の声が次の世代に引き継がれ、簿記知識とデータ分析能力を兼ね備えた診断士の活躍が期待されます。

【2026年合格目標】吉報:診断士合格なら簿記2級相当認定

診断士合格者の会計力が簿記2以上と知り、「であれば簿記2を先に取ろう」とクールに決めると上位5%。生まれついての数字嫌いが災いし、Ⅰ~Ⅲのノウハウ&パターンに逃げると生涯ふぞろい送りの刑で確定です。

R4~7の「4年連続1級意思決定会計」出題の狙いが何で、それがどう功を奏した? そこを業界一深く素早く読み解くために、今日はいつもより2章も多い全5章の大作です。

Step-1:経営トレンドが「量より質」「文より数」に

①データコストが下がり、データドリブン経営加速

企業は市場が拡大し続ける局面では経験や直観に基づく判断であっても一定の成果を得られたが、市場が成熟し、資源制約が強まった現在では、施策の効果や優先順位を説明可能な形で示す必要が高まっている。

そのため、利益率、限界利益、固定費の回収可能性といった数値を用いて意思決定を行うことが、経営の再現性と責任性を担保する方法として広く受容されている。結果として、診断士においても単なる言語による助言ではなく、数値に基づき施策を比較検討し、経営者に説明可能な助言を行う力が評価基準となっている。

②価値多様化によるブレを補う数字のファクト

言語重視型助言は理念、価値観、方向性の共有に強みを持つ一方、効果量の推定や優先順位の議論では曖昧さを残しやすい。一例として、販路拡大を提案する際、言語助言では「認知向上」が目的化しがちだが、数値助言では「限界利益が増加し、固定費回収が加速する」ことを根拠として提示する。

表に整理すれば「目的」「判断軸」「検証方法」「説明の再現性」において、数値助言は一貫して明確であり、診断士が経営の水準を高める存在として機能するためにはこちらを標準とすることが求められる。

③数字のファクトベースで説得力UP

受験者は知識の獲得や整理といった学習基準から、与件データの読み取りと数値根拠に基づく効果推定に学習の重心を移す必要がある。たとえば、施策効果を説明する際に、原価構造を理解したうえで限界利益・固定費差額の観点から利益改善幅を示すことで、助言は一段階説得性を増す。

診断士は「提案する人」ではなく「判断の根拠を明示し再現性ある意思決定を支援する人」へと役割が再定義され、その役割転換が事例Ⅳの出題意図に反映されている。

デジマ普及でマーケの解像度が上がったのと同様、不確実下のビジネス環境ではデータに基づく撤退判断で傷が浅く済む。今やとにかく会計の重要性は、コロナ禍前とはレベチになった。

Step-2:月次決算は結果報告より、次への起点に

①経験則が利かなくなると未来シフトに

経理は長らく「締めて報告する」機能が中心であった。しかし、月次早期化やダッシュボード化が進む現在、経理は経営の意思決定を支える情報基盤としての役割を担っている。

具体的には、部門別損益、プロジェクト別採算、資金繰り予測といった未来指標が重視され、記録作業の精度と速度が直接的に経営判断の精度に結びつく。結果として、経理を起点とした「未来の設計」こそが企業の競争力を決定する構造へ移行している。

②簿記は一巡するので終わりが始まり

月次業務は、記帳、締め、数値の可視化、意思決定、実行、検証という循環で構成され、それぞれが連続して改善されることで経営の精度が高まる。

記帳の遅れや不整合があれば、意思決定の遅延につながり、実行の遅れが競争環境の変化に対する適応を阻害する。ゆえに、経理は単なる事務機能ではなく、意思決定の出発点としての重要性を持つ。

③速さ⇔精度を両立するのが経理の役目

事例Ⅳでは、前提となる与件数値に誤差や齟齬がなく、条件に応じた正確な計算と比較を行うことが求められる。これは、実務における「締め」の精度が経営の意思決定に直結することを試験問題へ写した構造であり、計算過程の妥当性が採点基準に組み込まれている。

試験委員は、会計処理能力を単なる技術としてではなく、意思決定の前提となる「基盤整備力」として評価している。

具体的には、5営業日で月次を締める上場企業に対し、中堅中小は驚く遅さで月次決算。そこに素人診断士が「月次早期化!」 など言い出そうものなら現場の総反発を食らうので、少なくとも簿記2保有がマストです。

Step-3:AI・BI普及で、決算は「作る」のでなく「使う」もの

①決算を作る作業はAI代替。使うスキルが注目に

生成AI、RPA、ERPが普及したことで、過去は担当者が時間をかけて作成していた資料や集計は自動化されることが増えた。そのため、資料を作れる能力よりも、資料を使って意思決定を行う能力が価値を帯びるようになった。

診断士は、数値を読む力と、代替案を比較して判断の根拠を提示する力が求められる立場へと移行している。

②正確さ重視は遅くなるので、コスパタイパを

作る側スキルは正確な入力と処理が中心だが、使う側スキルは仮説、比較、感度分析といった意思決定処理が中心となる。

たとえば、同じ月次資料を扱っても、作る側は数字の整合性を担保する役割であるのに対し、使う側は「この数値は何を意味するのか」「どの選択肢が最も費用対効果が高いか」を判断する。診断士に求められるのは後者である。

③不確実だからこそデータの裏付けを望む経営者

経営における重要な意思決定は、確実な正解の存在しない状況で行われることが多い。その際、複数の選択肢を比較し、どの前提が変化したときにどの結果が生じるかを説明できることが意思決定の説得力を左右する。

診断士は経営者に対し、数値根拠と繋がった判断を提供する立場としての役割が一層強まっている。

中小は赤字スレスレやまんま赤字が多いから、Ⅳ第2問でPLを組み替え、限界利益+損益分岐点売上高を出すだけで喜ばれる。理由は営業利益率を上げて賃上げしないと、事業が継続せず詰みになるため。

Step-4:R6大ボーナス→R7小ボーナスコンボで診断士なら簿記2以上

①重視するのは計算力より説明能力

事例Ⅳの難易度は計算作業そのものが目的ではなく、計算結果が意思決定へどのように反映されるかを説明する能力を問う構造へ変化してきた。

受験者は計算手順や公式の暗記に留まらず、「どの数値が意思決定上の比較軸になるか」を理解することが必要となる。試験委員は助言の説得性を支える論理を、計算と文章の双方の整合性で採点している。

②制約条件が結果を左右するのは、Ⅰ~Ⅲと同じ

外注と内製の比較では、差額原価と限界利益に基づき、遊休能力がある場合には内製が有利となる可能性が高い。だが、能力に制約がある場合には外注が利益最大化に寄与する場合があるため、前提条件を明確にした比較が必要となる。

増産判断では、限界利益が正であっても、固定費や供給制約、販売単価の変動が利益性に影響するため、数量変動に応じた利益変化を説明できるかが説得性を決める。

③簿記2級は計算結果まで、診断士は仕事の結果まで

簿記2級は仕訳と財務諸表を通じて事業活動を数値で捉える素養を育てるが、事例Ⅳではその数値を整理し、意思決定に活用する力が求められる。

表で整理すれば、「記録→構造理解→比較→意思決定」という段階を踏むことが診断士に必要な能力階層である。診断士試験はこの階層の上位を評価するために設計されている。

R2からの難しすぎるNPVでベテの戦闘力を下げ、R6の80~90点大ボーナス連発と思えば、R7は努力に応じて得点させて70点ならなんとか取れる。ここは巧みな採点で簿記2勉を促す試験委員と、それに呼応し正しく学んだあなたの勝利です。

Step-5:なぜここまで1級意思決定会計優遇?

①R4に突如始まる、パターン崩しの難問NPV

R4の時点で試験委員は受験指導が知識暗記と文章テンプレートに偏る傾向を把握しており、その修正のために意思決定会計を核とした出題設計を導入した。

意思決定会計は計算と比較のプロセスを不可欠とするため、受験生は与件整理の段階から数値を中心とした思考へ誘導される。これにより、受験行動の重心を自然に「理解型」へ移動させる狙いがあった。

②R6大ボーナスで簿記優遇を宣言

R6では事例Ⅳの難易度を相対的に下げることで、一定の基礎力を持つ受験者が高得点を得られる状況を意図的に生み出した。

これは、母集団内で会計基盤の底上げを行い、一定の学習経験を持つ受験者を次年度以降の標準モデルとするための措置であり、この結果R7では多くの受験者が1級意思決定会計に耐えうる状態となった。

③みんなが当てたR7も、もし初見だったら誰も解けない

R7Ⅳは決して易しくないが、合格者層は計算問題を安定的に正答できる水準に達していた。この結果は、試験委員が意図した「診断士は数値で語る」という役割が受験行動へ反映された証しと言える。

さらに、制約条件違反は減点対象となり、因果整合性と数値効果の説明が加点余地となる採点構造が確立した。

R7計算の難易度をよく見ると、「長文でまたか・・」と思わせて計算のひっかけや手戻りがなく、練習量次第で最後の答まで正解できた。試験委員のこの教育的配慮がまさに花開く、貴重な瞬間に立ち会いました。

今日のまとめ

Q
R7Ⅳは世間の予想に違わず、第2問CVP第3問NPVの計算を当てることで確実60~70点になる。スコアのリターンこそ少ないが、「努力量とスコアがむしろ反比例」しがちな当試験において、努力で成果が花開く、R7事例Ⅰと違う意味での良問だった。
A

ここで「診断士合格=簿記2級相当認定」になるとして、もし「財務」「Ⅳ」が苦手なら簿記2級を先に取れば良い。因果に基づきそう正しく意思決定できるあなたなら、R8の事例Ⅰ~Ⅲなど楽勝になると保証します。

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