K事例Ⅳ

【TAC Ⅳの解き方】会計の真実はいつもひとつ / GPTがふぞろいフルボッコ

ふぞ先輩が自分語りに夢中な隣で、GPTが世界を変える。アレは同じ人類ではないとする悪い予感が、当たる気しかしません。

Q
作問採点の設定上、猫でもズラリと60点前後に並ぶのが「事例Ⅳ」。ふぞろい信者⇔おそろい派の主張が真逆に分かれて見事です。
A

診断士試験は、ふぞろい(合格ボーダー層)⇔おそろい(トップ層)に年々二極化することで知られています。答が一つに決まる事例Ⅳを使い、その点を説明します。

ふぞろい(AIが不得意)⇔おそろい(得意)の違い
AIが不得意な人AIが得意な人
①ノウハウとセオリーの違い【個人的ノウハウに基づく答案】
私が経験したことから、このような方法が効果的だと思います。
【全員頷くセオリーに基づく答案】
リーダーシップの理論に基づくと、このようなアプローチが望ましいと考えられます。
②ふぞろい答案とおそろいの違い【ふぞろいな答案】
「この問題に対しては、私の経験から、こんな対策が必要だと思います」といった個人的な意見が多数存在する。
【おそろいな答案】
「この問題に対する解決策は、経営戦略や市場分析に基づき、データを分析した結果、次のように考えられます」といった専門知識に基づく答案が多数存在する。
③AIの発展を恐れるか歓迎するか【恐れる】
「AIが進化することで、私たちのノウハウが一掃される可能性がある」といった懸念を持つ。
【活用する】
「AIを活用することで、より正確かつ迅速な解答作成が可能になる」といった活用意欲を持つ。
GPT様からアドバイス

この表から、ふぞろいな答案には個人的な経験や感覚に基づく主観的な回答が多数存在し、情報源が限られたため、正確性や信頼性に欠ける可能性があることがわかります。一方、おそろいな答案には、全員が同意する正解に沿った回答が多数存在し、データや専門的な知識に基づいた正確な情報が提供されることが期待できます。また、AIが得意な人は、セオリーやデータに基づく答案を提供できることがわかります。

【Ⅳの最新に激震】Ⅳ猫60点の法則 / 会計の真実はいつもひとつ / 70点ガチャでボーナス

事例Ⅳでの、60⇔70点の差とは? GPTが教える3つ↓に注目な。

Q
1⃣Ⅳ猫60点の法則
事例Ⅳは猫60点と言われ、出題範囲が狭く容易に60点に届く一方で、高得点阻止用の超難問が用意され70点以上は至難です。
A

Ⅳ猫60点の法則とは、容易に60点に届く誤解を与える点で望ましい表現ではありません。しかしその意図を理解すると、以下のように試験を有利に運ぶことができます。

①事例Ⅰ~Ⅲの合格ボーダーは毎年上がる

事例Ⅳが不得意な人が不合格になり毎年受ける傾向が続くため、翌年再受験する人の中には事例Ⅰ~Ⅲの得点が高い方が増え、競争レベルが上昇します。つまり、事例Ⅰ~Ⅲが得意な人は合格ラインを追いかけていく必要があり、毎年高いレベルでの競争が続いていると言えます。

②事例Ⅳの合格ボーダーは毎年一定

事例Ⅳが得意な人は前年で既に合格してしまうことが多く、不得意な人が残る傾向があるため、合格ラインの上昇が緩やかになっていると考えられます。また、事例Ⅳの正解が必ず1つに決まるため、採点を恣意的にすることなく公平に行いやすいという特徴もあります。

③受験2年目は、まずⅣの安定猫60点へ

事例Ⅳでまず60点を確保し、次に相補相乗効果を意識して事例Ⅰ~Ⅲ対策を進める理由として、事例Ⅳが合否判定に非常に大きな影響を与えることが挙げられます。よって事例Ⅳが苦手な人はまずⅣ猫60点ラインに到達することが必要であり、そのためにⅣ対策を優先する必要があります。

Q
2⃣会計の真実はいつもひとつ!
誰が決算しても同じ数字になるように、会計処理や監査基準を設けて厳格に目を光らせるのが経理の世界。では60⇔70点の差とは?
A

ご指摘の通りで、そのため極端な点差をつけず、Ⅳ猫60点に集まるような作問や採点をすると考えられます。

①会計の真実はいつもひとつ!

企業会計や財務報告において、その数値は必ず一つに揃える必要があります。

理由説明
会計基準会計基準に則って情報が収集・処理されるため、本来的には答えは一つである。
会計監査会計監査においても、会計基準に則った情報が収集・処理されているため、答えは一つである。
財務報告書財務報告書においても、公正・中立な立場から情報が開示されるため、答えは一つである。
②そこに点差をつける技術

会計の真実は一つであるにも関わらず、解法や解釈が以下のように複数あるために点差が生じることがあります。

真実は一つだが…点差を生む設問の技術
解法が複数ある条件の選択、資産の構成比率など、複数の正解を設ける
解釈が複数ある事実からの導出と推測の区別が必要、数値と文章で食い違いがある
時期によって正解が変わる会計基準や税法改正に伴い、正解が変わる(例:200%定率法)
計算に人工的に手間をかける小数点以下の桁数の問題、数字の誤りを仕込む
③その意地悪の克服策

高得点阻止用の意地悪なⅣ作問に対抗する施策を3つ挙げます。ただし試験作問は常に変化するため、この施策を一例として、常に自分の力で工夫を続けることが欠かせません。

対抗施策の種類説明
過去問の傾向把握過去問演習では計算の解き方だけでなく、関連する知識を整理することも大切です。出題された問題が何を問うているのか、その背景や理由を理解することで、それに関連する知識も定着させることができます。
実務経験の活用頻出する事例について、実務での応用やニーズを考えることで、問題解決力を高めることができます。実際の企業の状況や事例を調べ、関連する知識や手法を使って、問題解決に取り組むことで、応用力が身に付きます。
解答用紙の余白にメモを書く解答用紙の余白に問題解決の考えを書き出すことは有効で、そのためには、事前に項目を列挙しておくことが重要です。例えば、「要求された論点」「想定される解法」「必要な計算条件」「計算に要らないダミー条件」など、解答に必要な項目を事前に整理しておくことで、時間内に解答するスピードが向上します。
Q
3⃣70点ガチャ(たまたまボーナス)を設ける狙い
事例Ⅳでは、エクセルを使っても到底解けない難問が出る。その対応策は?
A

事例Ⅳの70点ガチャにおいては、いかにも自分のノウハウが正しいかのような自慢を見かけます。しかしそれよりも、以下の3点に注意する方が合理的とされます。

①選んだ計算条件がたまたま当たる

この要素に関しては、計算条件を選ぶ際に偏りを避けることが重要です。過去の過去問題を解いたり、模擬試験を受けたりして、様々な計算条件に慣れておくことが必要です。また、計算条件の選択にあたっては、自分の得意分野や苦手分野に応じて、バランスよく選ぶことが重要です。

②試験当日の緊張による火事場の馬鹿力

一定以上の緊張感を試験終盤までコントロールする訓練が効果的です。しかし、緊張しすぎると逆に能力を発揮できなくなるため、過去に受験した経験を振り返り、緊張した場面でどう対処したかを思い出しておくことも有効です。

③計算ミスを避けるか、検算で発見

計算の過程で細心の注意を払うことが重要です。計算をする際には、書き方や数字の見間違い、計算ミスを起こさないように十分に注意する必要があります。特に難易度の高い問題では、どこかに意地悪が設定されていることがあるため、検算を怠らないようにしましょう。

今日のまとめ

Q
事例Ⅳを本気で安定高得点にしたけりゃ、公認会計士や簿記1級レベルの備えをすれば良い。でもそのような非現実的な施策より、「実行可能な具体策」を「わかりやすく提案する」方が適切?
A

150hで受かる2次に、公認会計士や簿記1級レベルの備えは非効率。そこで受験1年目はワンチャン狙い、2年目は簿記2の基礎から鍛えます。

■■ここからテンプレ■■

-K事例Ⅳ

PAGE TOP