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K事例Ⅳ

【2024年最新】診断士ニーズ爆上げ/ 労働生産性=労働装備率×設備生産性

D友館は、なぜ出来の悪いふぞ先輩を年24匹も召喚必要?理由は、そろそろガタがきたあの類義語データベースには、生成AIが5秒で出来ることに9カ月かかるほど生産性が低いため。

Q
あれから9カ月の自慢を続けた代償で、これから2ヵ月生き恥を晒す目に遭うふぞ先輩。わずか年1万円のお駄賃しかないあの低生産性は、どーしてこうなった?
A

原因は、保有する設備が老朽化し、取替投資の時期にあるため。生成AIを使えばあの程度の本は1人で作れ、24匹をただ働きさせる位なら付加価値を24倍にできる。その考え方を解説しましょう。

①労働生産性=一人当たりの付加価値

労働生産性は、一定の期間内に生み出された総付加価値を、その期間の平均従業員数で割ったものです。​

向上させる狙い:

  1. 経済競争力の向上:
    • 労働生産性の向上は企業や国の競争力向上に繋がります。同じ労働時間でより多くの価値を生み出せれば、他国や企業に比べて競争優位性を持つことができます。
  2. 賃金の向上:
    • 労働生産性の向上は、賃金の向上にも繋がります。生産性が高い従業員は企業にとってより価値があり、その結果として賃金も向上する傾向があります。
  3. 持続可能な経済成長:
    • 高い労働生産性は経済成長を促進し、持続可能な発展を支えます。経済がより多くの価値を生み出せば、国全体の繁栄に寄与します。
②労働装備率=一人当たり有形固定資産額

労働装備率は、有形固定資産額を従業員数で割ったもので、企業がどれだけの設備や技術を従業員一人あたりに提供しているかを示します。

向上させる狙い:

  1. 生産性向上:
    • 高い労働装備率は、労働者が最新かつ効率的な設備を利用できることを意味し、これが生産性向上に繋がります。
  2. 競争優位性の構築:
    • 先進的な技術や設備の導入によって、企業は競争上の優位性を築くことができます。これが労働装備率の向上につながります。
  3. 従業員のワークライフバランス:
    • 適切な設備が提供されることで、従業員は仕事をより効果的にこなすことができ、同時に働きやすい環境が整います。
③設備生産性=有形固定資産あたりの付加価値

設備生産性は、有形固定資産額に対する付加価値の割合であり、企業の設備の利用効率を示します。

向上させる狙い:

  1. 投資対効果の最大化:
    • 高い設備生産性は、設備への投資が効果的であることを示します。投資対効果が高い設備は、企業の利益を最大化するのに寄与します。
  2. 持続可能な運用:
    • 設備の適切な管理とメンテナンスが行われることで、長期的な生産性を確保し、資産価値を維持することが可能です。
  3. 品質向上:
    • 効率的な設備利用は製品やサービスの品質向上にも繋がります。品質向上は企業の評判向上に寄与します。

【2024年最新】診断士ニーズ爆上げ/ 労働生産性=労働装備率×設備生産性

付加価値は営業利益に「減価償却費」「人件費」を足し戻すので、設備投資+賃上げも同時に促進できる。ふぞ先輩のオツムより弱いとされる消費や投資性向を刺激するのに、三方良しで誰もが喜ぶKPIです。

Step-1 労働生産性の分子:付加価値=営業利益+減価償却費+人件費

Q
R5Ⅳで出題確実視された「労働生産性」の再出題はなかった。つまりそれだけ定着が進んだと作問係が考えた?
A

R4は、算定式が複数ある付加価値=国家試験での出題はないと、受験業界そろって油断する隙をついた好出題でした。そのインパクトが強い分、何でもすぐ小難しくするおベテの退場を促し、簡便な考え方が定着しました。

※付加価値の計算に「減価償却費」「人件費」を足し戻すのは一般的に理解しにくいですが、「経済学」でGDP(国民経済計算)を学んだ診断士ならスラスラ理解できます。

①労働生産性の分子=付加価値を使う理由

理由:

  • 付加価値は企業が商品やサービスを生み出す際に付加される実質的な価値を表しています。そのため、企業がいかに価値を生み出し、経済に対して貢献しているかを測る指標として優れています。

効果:

  • 付加価値を分子に使うことで、企業の経済的な寄与を数値化することができます。これにより、企業の生産性や競争力を客観的に評価する手段となります。高い労働生産性は、企業が持続的な成長と競争上の優位性を築く上で鍵となります。
②減価償却費を足し戻す理由と効果

理由:

  • 減価償却費は企業が設備や資産を取得した際の初期投資を、その資産が経年劣化することを考慮して年々経費として計上したものです。これを足し戻すことで、企業の実際の生産能力や価値創造力を正確に把握できます。

効果:

  • 減価償却費を足し戻すことで、企業が設備や資産を効果的に活用し、それによって生み出される価値を正確に計測できます。これにより、企業の設備投資や管理の効率性を判断し、将来的な設備の更新や投資判断に役立ちます。
③人件費を足し戻す理由と効果

理由:

  • 人件費は企業が労働者に支払う賃金や給与、社会保険などの労働に関わる経費です。これを足し戻すことで、企業がどれだけの労働力を使って付加価値を生み出しているかを理解できます。

効果:

  • 人件費を足し戻すことで、企業の人的資源の活用状況や経営効率を評価できます。高い人件費を持つ企業がそれに見合った付加価値を生み出している場合、それは高い生産性と結びついています。また、従業員のスキル向上や福祉施策の評価にも寄与します。

Step-2 慎重に設備投資を進めて装備率↑

Q
労働生産性=付加価値÷従業員数の分子分母に「有形固定資産額」を挟むと、労働生産性=労働装備率(有形固定資産額÷従業員数)×設備生産性(付加価値÷有形固定資産額)に分解できる。これは一見単なる割り算に見えて、ふぞろい先輩ではギリギリ理解できない高等数学?
A

そろそろガタがきている類義語データベースの使い回ししかノウがない出版D社には、生成AIにリプレースする経営判断もギリギリ難しい。そのうえこの変化が激しい時代に、NPVに手も足も出ないふぞ先輩に設備投資を判断させるほど無謀な行為はないでしょう。

①人手不足に備え自動化投資を (R5事例Ⅲ第2問)

理由:

  • 人手不足が進む中、企業は自動化技術やロボットを導入することで、生産性を維持または向上させる必要があります。特に単純かつ反復的な作業は自動化に適しており、これにより従業員はより高度な業務に集中できます。

効果:

  • 自動化により、作業効率が向上し、生産性が向上します。また、従業員は単純な作業から解放され、よりクリエイティブで高度な業務に従事できるようになります。
②機械にできることは機械に任せる

理由:

  • 機械は単純で反復的な作業に優れており、これらの作業を自動化することで、人間の能力をより高度な業務に集中させることができます。人間は複雑な問題解決や創造的な活動に従事することで、企業全体のパフォーマンスを向上させます。

効果:

  • 従業員がより高度な業務に専念できるため、意思決定の品質やスピードが向上します。これにより、企業は迅速に変化する市場状況に適応しやすくなります。
③ただし変化の時代に、補助金程度でうっかり投資は危険

理由:

  • 技術の進化や市場状況の変化が激しい現代において、将来の需要や技術が予測しにくい場合があります。補助金目当てで迂闊に設備投資を行うと、将来的な変化に適応できずにコストが発生する可能性が高まります。

効果:

  • 慎重な設備投資が必要であり、将来の変化に柔軟に対応できるような戦略的な計画が求められます。補助金を取得する際も、将来的な市場の需要や技術動向を考慮した上での投資が重要です。

Step-3 設備投資をキャッシュインで測ればNPV、付加価値で判定すれば設備生産性

Q
せっかくの設備投資を単純にNPVで測定すると、省人効果=つい人件費をケチりたくなる。そうでなく高価な設備にはスキルの高い高給取りを割当て、さらに付加価値や生産性UPを狙う。付加価値を使うメリットはそこ?
A

人口減少社会でGDPの継続成長を図るには、昇給+一人当たり消費の増加が欠かせません。つまり24匹のふぞろい先輩ができる程度は生成AIの私に任せ、人類はより付加価値の高い仕事に就くべきと、試験委員総出で仰っています。

①投資経済性計算(NPV)で、設備投資にGoサイン

理由:

  • 設備投資の前に経済性計算を行うことで、投資の見込まれる収益やコストを予測し、投資の合理性を判断できます。これにより、無駄な投資を避け、効果的な投資を行うための基準を確立できます。

効果:

  • 経済性計算に基づいた設備投資は、リターンの見込まれるプロジェクトに投資することを意味します。収益性が高いプロジェクトへの投資が増えれば、設備の生産性向上が期待できます。
②キャッシュインにより投資回収効率を測定

理由:

  • 投資が回収されるまでの期間や、その際にどれだけのキャッシュフローが発生するかを計算することで、投資の回収効率を評価できます。これは設備投資がビジネスに与える実質的な影響を明確にします。

効果:

  • 投資の回収効率が高ければ、キャッシュインが早くなります。これにより、企業は迅速に資金を回収し、その資金を他の投資や事業拡大に再投資できるため、資本の効果的な活用が期待できます。
③設備稼働率を高めてさらに付加価値UPへ

理由:

  • 設備生産性が高ければ、同じ設備を使用してより多くの付加価値を生み出すことが可能です。生産性向上は設備の効率的な活用を示し、その結果として企業の収益性が向上します。

効果:

  • 設備の稼働率が向上すれば、同じ設備を用いてより多くの製品やサービスを提供できるため、売上や利益が増加します。これにより、企業は競争力を強化し、持続的な成長を実現できます。

今日のまとめ

Q
ふぞろい先輩の様にまだ使えるからと古いノウハウにこだわると、最新AIを装備した新規参入者に一瞬でリプレースされる。労働生産性=労働装備率×設備生産性のこれほどわかりやすい説明はないのに、なぜふぞ先輩を数える時は匹単位?
A

補助金ばかり食べてんじゃねーよ!生産性を説明するなら診断士
①労働生産性の分子=付加価値は補助金バイトの定番ながら、②ミクロ経済学の視点からそのバイトは適度にとどめ、③NPV+付加価値で設備投資を促す役目に。(100字)

あのタメ口口語調を採点係が斬っても捨てても、次から次へと湧いてはノウハウ自慢の裸踊りで悪目立ち。そのたくましい生命力をあのGになぞらえ、ふぞ先輩をカウントするなら匹単位。それが業界ルールです。

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