J事例Ⅲ

【知識⇔因果どちらを重視?】R7Ⅲがまさかの大ボーナスに

R4→R5と1級意思決定会計を出題しR6Ⅳを大ボーナスにした試験委員。R5→R6と超難化を続けたⅢがR7大ボーナスとの声が、日増しに高まります。

①1次は「法務」、2次は「Ⅲ」を苦手にしやすい

主人公が1次は「法務」、2次は「Ⅲ」が苦手と悩み、知識暗記が壁に見えるが、実は両方とも「因果で答える」ことが本質であると示唆される。

②因果の歯車を集めて回す!

どちらも実は最小限の知識で解けるとされ、壁の裏側に「CAUSE→MEASURE→EFFECT」の歯車が光る。知識より因果で答えることに加点があると、改めて示される。

③Fランスクールのズレズレ知識偏重超絶指導!

未だ知識偏重の超絶スクールで超絶講師が「暗記で合格!タクトタイム!レベリング!JIT!」と叫ぶ場面で、集まったおベテがついお勉強した気になる。試験が合格時短を進める中でおベテ知識に加点があると信じる時点で、世間をわかってないと知られる瞬間。

④R7のⅢは因果でまさかの大ボーナスに?

答案用紙が魔法陣のように光り「助言の因果解答」が浮かんで見える。今年R7ではベテ専知識の超絶詰め込みではなく、因果を意識した素直な助言が大ボーナスになる可能性が高まっていく。

【知識⇔因果どちらを重視?】R7Ⅲがまさかの大ボーナスに

「事例Ⅲ」苦手タイプの多くが「知識不足」と長年勘違いし、「Ⅲ」のスクール指導はどこも実に見事な知識偏重。生成AIがそこをどうからかうかの手腕に注目です。

Step-1:「法務」と「Ⅲ」の苦手は共通点

①一見「専門知識」を問う出題構成

会社法や知的財産権などの条文理解が前提の「法務」では、初学者は敷居の高さを感じ、学習の初期段階で「法律家向けの専門知識科目」と誤解しがちです。「事例Ⅲ」も同様で、生産管理や工程設計といった専門用語が与件に登場し、製造業経験のない受験者ほど自分には不利だと感じやすくなります。

こうして両科目は一見知識科目に見えるため、受験者は知識不足を補おうとして過去問や教材の丸暗記に走りやすいですが、実際の得点は知識量に比例しません。理由は、両科目が本当に測っているのは、与件や条文の前提を踏まえた上で課題を整理し、筋道の通った結論に結びつける思考力だからです。この結果、表面的な知識を増やすほど得点が伸びない状況に直面し、「法務」「事例Ⅲ」は同じ理由で同じ人が苦手にしがちです。

②実際に求めているのは「因果の筋道」

司法試験の合格答案とは、条文そのまま暗記ではなく、与件で提示された事実を条文に照らして適用し、その結果として妥当な結論を導くこととわかっています。「事例Ⅲ」も同じく、生産工程の課題を知識で指摘するだけでは足りず、問題(例:受注変動で在庫が過大)を、原因(生産計画の精度不足)に結び付け、改善施策(需要予測と生産計画の連動)を提示し、効果(在庫削減と納期遵守)を説明します。

この因果展開がなければ、単なるふぞろいの丸数字①②③並列列挙答案になってしまいます。そうでなく両科目が本質的に問うのは知識量ではなく、因果の筋道を正しく構築できるかにあり、同時に因果を重視した答案は採点者が読みやすく、安定A評価につながるのです。

③そこがわかっていないと万年おベテ

他に「Ⅲ」を苦手化する理由に、「1次」「2次」の違いがあります。「1次」はマークシートで正解が明示されますが、「2次」は記述式で公式解答が公表されないため「正しい知識を知らないから点が取れない」と考え、知識偏重の万年おベテが毎年大量に爆誕します。悪いことにベテ専スクールや世間を全くわかっていない同友館が「必須キーワード集」や「押さえるべき典型課題」ばかり強調するため、知識を詰め込む方向に偏りやすいのです。

これにより因果不足で失点したときでさえ、「まだ知識が足りない」と誤解するのがおベテとふぞで、学習量ばかり増やして点が伸びない悪循環に陥り、苦手科目として固定化します。

そもそも付け焼刃の表面知識を好むふぞでさえ2割で受かるワンチャン試験で、ベテ専超絶知識が不要なことすらわかってない。こうしてスクールのFラン隔離専用化が進み、何をやっても誰にも相手にされない末路に至ります。

Step-2:受験産業による安易な知識指導の末路と弊害

①おベテのニーズは差別化知識

2年目以降の受験者は「今年こそ合格!」を狙うため「何を覚えれば点になるのか」という即効性を求めます。受験産業はこのニーズに目をつけて典型課題集や生産管理用語リストを用意し、暗記すれば得点できるかのように指導し、例えば「多能工化」「外注管理」「5S」などのフレーズ集を隙あらば答案に盛り込ませようとします。

これで受講者は学習効率が高い勘違いを続け、短期的には学習満足度が高まりますが、実際の試験では出題傾向が変化して知識だけでは対応できません。結果として、知識偏重指導は合格可能性を広げるのではなく、むしろ試験本来の意図から遠ざけますが、ここは案外知られていません。

②因果で答えられない丸数字①②③並列列挙

知識注入型の副作用として、答案が因果でつながらない丸数字①②③の並列列挙になります。例えば事例Ⅲで「多能工化を進める」「外注を管理する」と書かれても、その因(与件の問題点)も果(施策の効果)もうすっぺらいので加点のしようがありません。

にもかかわらず、受験産業は「こいつらに因果を教えてもムダ以下」と経験的に知っているため、講師と生徒が揃って因果構築を軽視します。その結果、答案は一見知識量ばかり豊富で説得力を欠き、ここでも知識重視の超絶指導が受験生を不利に導きます。

③お勉強するほどスコアが下がるベテいじり

知識だけに依存した学習は、試験傾向が変わった途端に機能不全に陥ります。例えばR5事例Ⅲでは、従来の「Ⅲ」では見たこともない業態が出題され、知識暗記型のおベテが戸惑い「スクール指導通りに書いても点が伸びない」という不満が続出して、スクール人気の低下が加速しました。

これに加えて、SNSや再現答案の共有で「今年も意外な設問だった」と知れ渡り、超絶知識のベテ専には優秀層が近づかなくなります。その結果さらに合格率が頭打ちとなり、試験委員の思惑通り知識漬けの学習法がもはや時流にマッチしないの認識が定着しました(試験合格を目的化した万年ベテ除く)。

学力不足のおベテほど知識で差別化したがり→その結果丸数字①②③の並列列挙になるので→因果やアドリブ重視のⅢで全く加点されない。これでR7「Ⅲ」大ボーナスの発動条件をコンプしました。

Step-3:助言の答は1つでない~R7Ⅲはまさかの大ボーナスに?

「期待効果」パターン
事例Ⅲでかつて主であった、問題→原因→施策までを問う(効果は所与)。
一般に原因→施策までの「知識解答」で解ける。
「助言」パターン
近年のⅢで目立って増えた、どの施策にするか迷う(=答が1つに決まらない)設問。
与件を使った具体性や解像度が問われ、知識解答では加点されない。

①R5~:知識偏重を嫌って助言が増加

近年の「Ⅲ」は助言を求める設問を増やしています。R6では工程改善や工程管理業務改善の「進め方を助言せよ」といった設問が第2問で問われ、単なる用語暗記ではなく「問題→原因→施策→効果」という効果までの因果を答案に再現できるかが問われました。

これは単なる知識バカを落として事例C社への実際の助言能力を問い、専門知識偏重のベテ勉を是正し、因果に基づいた助言力を測定する方向に試験委員が舵を切ったとされます。このR6では与件文の状況を踏まえ、経営者に納得感のある助言を記述した答案が高得点を得たのです。

②「助言の答が1つにならない」理由

「事例Ⅰ~Ⅲ」を通じ、正解が一つに定まらない助言問題が増えています。これは「唯一の正解」を決めつけるスクールを嫌い、受験者自身が因果で筋道を通すことを促す狙いと考えられます。例えば在庫過大に対し、生産計画の精度向上を施策に選ぶこともあれば、工程の平準化を施策に選ぶこともあります。重要なのはどちらを選ぶかではなく、与件に基づいて理由を示し効果を因果で説明することです。

これにより、受験者の答案が多数派同質答案よりどうバラけるかを、因果の一貫性によって採点可能となります。よって正解が複数あり得る助言を増やす狙いは、「模範解答丸暗記」に依存させる受験産業を排除し、思考の再現性を評価する試験委員の意図にあるのでしょう。

③R7はまさかの「Ⅲ」が大ボーナス?

試験委員が重視するのは、生産管理の基礎知識を土台に因果を構築し、最終的に付加価値向上や生産性改善につなげる答案です。R5の超難化で受験者の思考を揺さぶり、R6で因果を示せば得点が得られる小ボーナス型に転じた経緯を踏まえると、R7では知識より因果で大ボーナスにする目が強まります。

したがって、受験生は知識を広げるより因果の再現性を磨く学習に重点を置くべきであり、この姿勢が合格への最短経路となります。

出題側がこうやって解答の多様化=実務助言できる因果構築力を促すのに対し、R5「Ⅲ」第5問惣菜新規事業の留意点は「配送体制しかありません!」とマウントしたのが、決めつけ癖で知られるTACの某コーチ。アレが牛耳るTACに何かを期待する方が間違っていると、広く知れ渡ります。

※当サイトがR5当時回収した当日再現答案約50枚中、第5問で「配送体制」を挙げた答案はゼロ。今のスクール指導はそれだげ現実とズレズレなのは知っておきたい。

今日のまとめ

Q
Notebook LMに代表される生成AIは、因果で答える「Ⅲ」に滅法強く、既にスクール指導レベルをおっきく超えた。もし試験委員が「生成AIを使い倒す方を診断士に迎えよう」と舵を切ったとき、「Ⅲ」大ボーナスは十分あり得る。
A

新卒の就職3大人気がIT・コンサル・金融業と言われ、産業構造のソフト化加速が止まらない。ここを憂慮する試験委員が「Ⅲ」をいつ・どう大ボーナスにするかに、全受験関係者の注目が集まります(※万年フォロワー同友館除く)。

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