合格体験記

【R4トップ当選】筆記合格体験記:当選するならバンドワゴン~S.Tさん

謎採点・ふぞろいでも受かる・某超絶スクール狙い撃ちと、話題に事欠かない最新R4の選考基準。主催側が何を考えたかは、最新体験記と開示スコアに教わります。

Q
R4筆記合格体験記のしょっぱなから【自称トップ当選】とは大きく出たね? 1,623名の大量採用をしてくれた主催側の恩に仇で返す気?
A

このトップ当選とは、体験記一番乗り+口述4問×2分スラスラする予定の「ミライ」を含む。そっちの意味なら主催側も納得な。

【R4トップ当選】筆記合格体験記:当選するならバンドワゴン~S.Tさん

1⃣診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)

  • 診断士に挑戦しようとしたきっかけは、中小企業で経営管理業務を経験してきた中で、①体系的な知識を備えたい、②将来的に中小企業支援に従事したいと考えたためです。

2⃣学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)

  • 学習開始前の知識等
    実務で、経理財務や法務(株主総会、取締役会運営など)を実施しており、実務上の最低限の知識はありました。
  • 資格
    日商簿記2級
  • 得意科目は「財務」で、不得意科目は「情報」でした。情報はイメージがつきにくく、覚え得るのに苦労しました。
  • 「1次」スコア
経済財務経営運営法務情報中小計(7科目換算)
64685161404454382点
【2019年~科目合格】
経済財務経営運営法務情報中小平均
--87-76648076.8
【2021年~残り科目合格】

3⃣学習スタイルとそのメリット・デメリット

2021年2022年
【独学】
事例共通:「ふぞろい10年データブック」、「ふぞろい直近5年分」を4周回す。
事例4:TAC「2次事例IV特訓」を通信講座で受講しました。
昨年の反省(21年結果:事例1 77 / 事例2 54 /事例3 58 /事例4 43)から以下3点に取り組みました。
①独学は最小限にする
②受ける模試は厳選する
③事例4対策に時間をかける
【スクール模試】
TAC、LEC、MMC、TBCの模試を受験。
【MMC「アーカイブ講座(Web動画)」+ 模試】
事例共通: 1月の結果が不合格だったため、すぐに申し込みを行い、カリキュラム通りに進める。模試は本試験の予行練習として、全5回受けました。(会場、オンラインそれぞれ半々くらい)
事例4:MMCから定期的に送付される問題集を繰り返し解きました。
【相互採点】
ネットの学習会に10月から加わり、平日夜の勉強会、土日の各自相互採点で当日対応力を身に着けました。
【メリット】
・費用が抑えられる。
・自分のペースで演習を進められる。
【メリット】
・予備校のカリキュラムやテキストは質が高く、自分でまとめる時間や考え込む時間を減らせる。
・事例4の問題集を繰り返すことで計算力や当日対応力を強化できる。
・同じ目標を持つ方々から刺激をもらえ、モチベーション維持に繋がる。
・自分の解答への忌憚ない意見を得られたり、他者の解答から良い点を盗める。
【デメリット】
・自分の書いた解答で伝えたいことが伝わっているかどうかの客観的な視点が得られず、独りよがりの解答になりやすい。
・各予備校の模試が予備校で教えている知識やテクニックを活用できているかのチェックテストのように思え、本試験対応力の向上に繋がらないと感じた。
【デメリット】
・予備校費用がかかる。
・平日夜や土日の時間確保が大変。

4⃣2次合格までの受験回数、学習時間とその作り方

  • 受験回数:2回
  • 学習時間:800h
  • 時間の作り方
    【平日】
    2019年:4時間弱(朝4時〜6時:2時間、昼休み:45分、通勤時間:1時間)で実施していました。
    2021年:子どもが保育園に入ったり、妻がフルタイム再開したり、リモートワークが増えた年だったため、朝を2分割して、子どもが起きる前、保育園送った後、昼休み、子どもが寝た後で19年と同じ時間量を確保していました。

    【週末】
    いずれも4時間程度でした。

    【そのための工夫】
    ・会社業務効率化を行い、残業時間を減らす。
    ・土日の勉強時間を確保できるように、家族(妻、実親、義両親)の理解を得ることはとても効果がありました。

5⃣2次合格までの学習法(1次・2次)

  • 「1次」
    • 2019年
      「過去問完全マスター」を間違えた問題を中心に4~5周は周回しました。
    • 2021年
      「TAC 1次単科(オンデマンド)」を中心に、わからない単語や論点はYOUTUBEで検索して内容理解を深めました。(民法とか)
  • 「2次」
    • 2021年
      「ふぞろい」中心の独学。スキマ時間に「ふぞろい」掲載のキーワードを暗記。土日は予備校模試を取り寄せて、自宅で解きました。た。
    • 2022年
1月~9月:MMC中心 
・カリキュラムに沿った演習問題を解く
・通勤時間や家事/育児の間にMMCのアーカイブ講座をスマホで何度も聞く
・事例4問題集を1日1~2問を回す
10月以降:MMC+Web学習会の相互採点
・事例4問題集を1日1~2問は継続
・平日夜、土日のWeb学習会参加

6⃣私の思う当落分岐点 ~試験合格への転機を感じた、あの瞬間~

  • 学習会の相互採点で、各人の解き方を情報共有したこと
    私は、10月時点で解法手順にばらつきがある状況だったのですが、初めて参加したWebの学習会で各人がどのように解いているか(時間配分、筆記用具の使い方、休憩時間の過ごし方など)を共有してもらったことで、自分なりの解法手順を固められた。
    それにより、試験当日までどのような演習、模試であっても、同じ解法手順で対応できました。

7⃣学習時・試験当日のエピソード

  • 学習時
    自分の解答を、他者に見てもらうことが何より重要と思いました。自分が伝えたい内容を文章だけで的確に、認識齟齬なく伝えることは思っている以上に難しいです。また忌憚なくフィードバックしてくれる他者を見つけることも重要と考えてます。私は、200%で知り合った方々からのフィードバックによって、独りよがりの解答を矯正できました。
  • 試験当日
    自宅から電車で1時間半ほどの会場でしたが、試験当日遅延や運休でペースを乱されたくないので、会場近くのホテルに宿泊しました。当日のチェックアウトで手間取りたくもないと考え、2泊3日で取ったのは良かったです。

8⃣これから合格を目指す方へのアドバイス

  • 全設問を完璧に解き切ろうとしない
    設問ごとの難易度を正確に判断するのが重要と感じます。特に事例4は合格者でも正答率が低いと思われる問題があり、そのような問題に時間をかけてしまうと他の比較的解きやすい問題を落としてしまうことに繋がります。(私は初年度の際にやらかしてしまいました。)
  • 仲間と乗り越える
    繰り返しになりますが、自分の書いた解答を他者視点かつ客観的に読むのは非常に難しいと思います。受験仲間同士でお互いが作成した解答を読み、忌憚ないフィードバックをし合うことで、自分の弱点や癖と向き合い、改善速度も早まるからです。私は、独学で2年目を迎えていたら、2次筆記は通っていなかったと思います。

どうせお揃いの答を書かなきゃ当選しにくい試験では、同じコトをするなら先着順に。誰が受かりやすいかのバンドワゴンは、今年も当サイトが一番乗りです。

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