確率2割なら誰でも届くが、
5割に持ち上げるのが難しい。
傍目に合格基準が不透明なため、運ゲーのサイコロコロコロとされる当試験。さらにここ2~3年で採点基準がコロコロ変わり、「コロコロ試験」の評価がいよいよ不動になってきました。
- 学習努力・実力と合否が一致しない逆転現象
- そんな当日フタを開けなきゃわからないコロコロ試験でも、「フツーのビジネス常識で考えればこっち」と、フツーに合格するのが以下の方たちです。
①ロジカルな文章力系(例:弁護士)
②デジタルな判断力系(例:会計士)
③その他総合力系(例:現職コンサル)
いやいや、地頭の差を嘆いても2020年のゲームは始まらない。そこで今日は①~③タイプの「最速短時間合格」に共通する、まず試験に受かる2割ラインとはどの辺か。ハタハチサン様に体験記をお願いしました。
いかにも最速合格らしく、当サイト史上最小字数のあっさり体験記です。ではどうぞ。
スタディングとふぞがあれば試験は受かる【合格体験記】ハチハタサン様
1⃣診断士に挑戦した理由・きっかけ、年齢(任意)
- 通勤時間が長かったため、何か時間を有効に活用できることはないかと考え資格勉強をすることに
- そこで、現職とも関連が高いこと、将来的にコンサルをやってみたかったことから中小企業診断士を選択した。
2⃣学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目、「1次」科目別点数(合格年)
- 現職で経営企画部に所属していることから、いくつかの科目で実務知識が役に立った
- 得意科目は「企業経営理論」「財務会計」、不得意科目は「経営法務」「経営システム」。「1次」科目別点数は以下のとおり。
「経営」70点
「財務」76点
「運営」80点
「経済」68点
「経営」56点
「情報」64点
「中小」60点
合計474点
3⃣学習スタイルとそのメリット・デメリット
- 「1次」は「スタディング」のweb通信講座を
- 通勤電車(往復2時間)のみの学習を2月〜6月まで続け、7月は土日で過去問5年分を1週、通勤電車で添削と復習を実施。メリットはプライベートの時間をほぼ削られることなくノンストレスで勉強できること。デメリットは受験者の中での自分の立ち位置や進捗度合が分からないこと。
- 「2次」は過去問5年分を解き、ふぞろいで添削と復習
- メリットはあまり時間を要さないこと、デメリットは予備校のノウハウや解法を知らないまま受験するので不安が大きいこと。
4⃣ 2次筆記合格までの受験回数、学習時間とその作り方
「1次」「2次」共に1回で合格、学習時間はトータルで「1次」350時間、「2次」80時間。
5⃣ 2次筆記合格までの学習法
上述のとおり。
6⃣学習時・試験当日のエピソード
平常心を心掛けた。試験中に早く終わって退室する人が散見され、早く解いて余裕で退室する大物のように見えていたが、後々に座席位置から受験番号を類推すると不合格だった様子。
7⃣これから合格を目指す方へのアドバイス
周囲は周囲だから気にしない。上もいれば下もいる。平常心を保ち、自分のやってきたことを信じるのみ。
以上
うはっ、これまた短けえな。
っていうか、スタディングとふぞろいをやった以外、何を参考にしたらいいかすらわからねぇ。
いやいや、サイコロコロコロの上に採点基準がコロコロ変わる試験で、過去問10年分の答えを暗記する意味の方がわからない。
試験を勝手にこねくり回し、ひたすら小難しく教えるあのクソな国語スクールを斬るには、絶好かつ痛快な体験記です。ハタハチサン様、この度の体験記ご寄稿ありがとうございました。
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