(前)4,812×18.8%=905名
(予)6,224×17.7%=1,100名
午前中の発表で「1次」合格を無事確認された皆様、この度は診断士への「御入学」おめでとうございます。ところが知っての通り、当資格は「卒業試験」の合否基準がやたらしょっぱい。
※当記事は合格発表の事前にドラフトしていたものです。「1次」4,444名の大量合格は想定していなかったので、そちらへのコメントはまた後日別途に・・。
- 診断士「2次」~やたらしょっぱい卒業試験
- ①合格努力・実力十分な方をあえて落として見かけ上難しくする上、②最初の2回のチャンスでスベると、③出題傾向が変わって多年度ループ。

あれ、「1次」は予選で「2次」が決勝!または「1次」が地方大会で「2次」が甲子園では?
違うよ。あんな何年も連続出場するものと一緒にされたら甲子園が怒ります。そこで合格努力・実力も十分なあなたが、いつの間にか多年度オジサン扱いされる事態を避けるため。ボケっとせずにリアルな数字で考えます。
【2次合格者数予想】6,224×17.7%=1,100人
診断士受験界で知られる事実として、受験番号データを使うと、「受験科目数別合格者数/受験者数」を算出できます。

さらに仮定を加えると、H30「2次」受験者6,224名の「受験経験年数」も推定できます。

【グラフ作成の仮定】
・前年「1次」合格者の6割が、1次免除で「2次」受験とする。
※ただし2018~2019年は前年スト合格率の高さを考慮し55%で計算
・今年の1~5科目受験合格者は、「受験経験者」とする。
・今年の6~7科目合格者の7割を、「初学スト生」とする。
祝辞~この度の診断士御入学おめでとうございます。
やけにリアルな棒グラフを見て、「どうもヤバイ試験に片足突っ込んだ」。そう武者震いしたあなたのセンスは正しいです。
与件の根拠を抜き書きコピペで並べるだけの国語の試験で、どうすりゃ6倍を勝ち抜けできる?
もちろんそんな答えはネットに落ちていないし、自称先輩の合格自慢をいくらコレクションしてもクッソ役に立ちません。でもね。このグラフを見たらどうかな?

- 諸事情あって、「2次」受験者の平均年齢は右肩上がり。
- すると試験委員のオトウサン達は、クッソテクニカルなオジサン答案より、若々しくて初々しい新米診断士らしい答案がお好みらしいぞっ。
