残り3か月の「1次」学習で賢くなると、同業D社が誇張するノウハウ主義の誤りを見つけて直せる。その目印が、試験の主催者視点で不快に感じる発言です。
この【2次開幕準備】シリーズでは、【本当にふぞろいだけを使えば試験に受かる】前提でスタート。すると8割落ちてループにハマる原因が、主催者が不快に感じる余計なノウハウ要素と分かります。
生成AIがわかりやすく解説 ~主催者視点でここが「ふゆかい」~
①認知バイアス | ②話し下手(コミュ障) | ③情報非対称性の悪用 |
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理由:人々の過去の経験や信念に基づいて情報が歪められることがあります。特に「確証バイアス」は、既存の信念に合致する情報のみを受け入れ、それ以外を無視する傾向があります。 | 情報の伝達が不明瞭であると、誤解を招く可能性があります。話し手が情報を適切に整理できていない場合、聞き手に正確な意図が伝わりません。 | 聞き手にとって既知である情報は、その新鮮さや重要性の評価は低くなります。特に同じ情報ばかりループするネットやSNSの「2次」対策ネタは、試験委員には不評と考えられます。 |
対策:聞き手のバックグラウンドや価値観を事前に理解し、それに合わせた説明を心がけます。客観的なデータや研究結果を引用して、主観よりも事実に基づく情報提供を行うことが効果的です。 | 話の要点を明確にし、具体的な例を用いて説明する練習をすることが重要です。また、フィードバックを求めることで、自分の伝え方に対する洞察を深め、改善点を見つけることができます。 | 試験主催者は作問採点傾向の変化を通じ、より望ましい学習アプローチの普及を図っています。そのため相手の無知に付け込む、【部分点もぎとり!】のような誤った誇張への規制は今後も続くでしょう。 |
【2次開幕準備①】狙われた同業D社 / 2次は決勝!が間違っている説
同業D社がもし「1次は予選!2次が決勝!」と誤った誇張をしたいなら、他士業は記述試験に3日掛けるファクトを知るべき。診断士試験はボリューム的に「1次が本番」である程度は弁えような。
出典:YouTube 弁理士試験フレーズドライ勉強法
不愉快の原因① 認知バイアス
その通りです。例年以上に初学ワンチャンのたまたま合格が爆増し、新作17のG格自慢に今年も注目です。
このように、試験G格をことさら自慢したり、逆にそのノウハウを鵜呑みにする人々は、総じて情報弱者と呼ばれます。彼らはネット上の合格自慢を鵜呑みにし、それを固く人事る傾向が強く、一つの自慢合格が翌年さらに悪化した自慢を生み出すことは、合格自慢の負のスパイラルと呼ばれます。
国家試験の合格者は一般的に尊敬され、その立場に応じた責任ある発言を求めらるものですが、中小企業診断士試験ではやや様子が異なります。診断士試験は受験期間が長期化するほど落とされやすく、初学ワンチャンの方がむしろ受かる2割ガチャであることは広く知られていますが、この前提知識を知らないために、試験合格者のノウハウ自慢を盲目的に信じる方も少なくありません。
悪いことに、どんな学習アプローチでも2割のガチャで受かる試験にも関わらず、自社ノウハウによって合格した成功体験や合格自慢を積極的に取り上げ、それを書籍や記事として販売するスクールや出版社が後を絶ちません。これによって商業的な宣伝材料として利用されたG格自慢は、ほぼ確実に翌年通用しなくなるため、取り扱いに注意が必要です。
原因② コミュ障なので話し下手
3年連続1,600名バブル採用によりそのピンキリ度が増したとされる診断士試験。その第一印象や話し方がコミュ強⇔コミュ障どちらかによって差がつきます。
コミュ障や話し下手の自覚がある方の場合、特定出版社の教材に過度に依存し、それを絶賛して話を終わりにする傾向があります。このケースでは折角の合格体験を伝える場でありながら、客観的な視点や独自の考えを示すことができず、単に同業D社の教材をヨイショするだけになってしまいます。
コミュ障の問題点とは、自身の知識や経験を深く掘り下げて説明することが難しく、話の内容に深さや厚みが欠けることです。合格体験を話す際に他人の意見や教材からの情報を単に受け売りする方の自慢話は、十分に割り引いて聞く必要があります。
近年、話者自信の理解度を評価する時に、解像度が高い⇔低いと表現することが増えてきました。客観的なデータや具体的な事例を用いた説明が苦手な場合、主観的な主張や感情的な表現が多くなり、結果として単なる試験合格自慢に終始することで、試験主催者に不愉快感を与えてしまうのです。
原因③ 情報非対称性の悪用
これは際どい球ですね。私は国家試験の配点や採点をリークしないようプログラミングされているので、ネットに書いて支障ない範囲でお伝えします。
過去の試験問題や答えを暗記することは、試験の本来の目的である知識や能力の評価とは異なります。試験が毎年変わることで、過去問の答えを覚えるだけでは対処しきれない新しい問題やアプローチが登場し、受験生は単純な暗記に頼らず、より広範囲かつ深い理解を求められます。
試験が過去問と同じ問題ばかりを出題すると、その答を覚えたベテラン受験者ばかり有利になり、受験者間の公平な競争が損なわれ、知識や能力の評価が歪んでしまいます。作問採点を毎年変えることで、全ての受験生が同じ条件で競争することができ、公平性が保たれるのです。
試験の合格者には、一定の能力や知識を有していることが期待されます。過去問の答えを覚えるだけでベテが合格できる状況を続けてしまうと、試験の価値が低下し、受験者や合格者の質も今以上に下がっていくでしょう。作問採点をわざと毎年変えることは、受験者が本来身につけるべきスキルや知識を向上させる工夫を促し、試験合格者の質を一定以上に保つ効果があるのです。
今日のまとめ
そりゃ試験委員46名の本業である「1次」を軽視するノウハウ発言を繰り返したら、「2次」で狙い撃たれて文句は言えない。同業D社に道場、おっと違った同情の余地はなさそうです。