2025年12月13日更新

診断士試験の合格スタイルは一つでないが、自分のやり方こそ正義であるかのような合格自慢=教えたがりが多いのもまた事実。
そして当確タイプ→その他ふぞろい合格にランクを下げるほど毎年確実に8割落とされるので、自分に適した「受験許容年数」を決めてスタートな。
Step-1:学習期間の多様性
1年以内の合格を目指すストレート戦略は、週15時間年600時間という学習時間を確保しつつDEランク論点を捨てる圧縮学習により、短期集中で資格取得できる点が最大のメリットです。
しかし知識の定着が浅いために実務補習で苦労したり、難化した科目の足切りで不合格になるリスクが高いため、不測の事態に備えたプランBの準備が不可欠となります。
科目合格が3年間有効である制度を最大限に活用し、1年目に暗記系科目を処理して2年目に主要3科目を回すことで、週10時間程度の学習負荷で着実に合格へ近づけます。
1.5年から3年をかけるこの計画は仕事と学習の両立に最適ですが、期間が延びることでモチベーションが維持できなくなるリスクがあるため、早期から2次試験対策を組み込む工夫が必要です。
受験期間が長期化すると知識が増えすぎて与件文を無視したポエム記述に陥りやすいため、自身の知識を意図的に封印する学習棄却(アンラーン)を行うことが合格への転換点となります。
多くの挫折経験を通じて培われた多面的な視点や経営者への共感力は、試験合格後にコンサルタントとして活躍する際の強力な武器となり、実務での信頼獲得に直結します。
誰でもスト合格が望ましいが、「1次」暗記の量が多いので一度出遅れると「2次」になかなか受からない。そして「2次」受験回数が増えてベテ化するほど確実に落とされる傾向に注意します。
Step-2:合格タイプの多様性
模試で常に上位数%に入る安定層は、誰もが解けるAランク問題を絶対に落とさない守りの学習を徹底しているため、本試験の難問や奇問に惑わされず確実に合格点を積み上げます。
試験開始直後のペンの置き方やトイレのタイミングまでルーティン化してプレッシャーを管理することで、どのような出題傾向の変化があっても普段通りのパフォーマンスを発揮します。
模試のキーワード採点ではE判定でも合格するのは、知識量ではなく論理的な一貫性と実務的な妥当性が本試験で評価されるためであり、現場対応力が逆転劇を生み出します。
予備校の想定解にとらわれず目の前の設問要求に素直に答える姿勢を貫くことで、傾向変化により上位層が崩れる波乱の年であっても、診断士としての資質を示して合格を勝ち取れます。
全科目で60点を目指す守りの戦略は、特定の科目で失敗してもリスクが分散されるため、事例Ⅳで計算ミスをして足切りになるような事故を防ぎつつ合計240点を確保できます。
自分の得意不得意に合わせて4科目の目標点数を配分するポートフォリオを組み、ホームランを狙わずヒットを重ねる意識を持つことが、合格基準をクリアする最も確実な方法です。
当選確実タイプとは、東大出・外資コンサル・会計士に代表される上位5%の優秀層を指し、ここは別格。残りはどうあがいてもどんぐり背比べのワンチャン勝負に賭けます。
Step-3:解答戦略の多様性
財務・会計が得意な理系や経理経験のある方は、正解が数値で決まる事例Ⅳを得点源にすることで、記述式特有の採点のブレに左右されず自力で合格をコントロールできる優位性があります。
ただし単位の混在や読み取りの罠にはまると雪崩式に失点するため、計算力だけでなく与件文から経営実態を読み取る訓練を重ねないと、最大の武器が致命傷になりかねません。
『ふぞろいな合格答案』が分析する頻出キーワードをパズルのように組み合わせる手法は、多くの受験生と同じ内容を書くことで相対評価の偏差値50を確保しやすい安全な戦略です。
論理の深さよりも多面的な切り口を重視するこのアプローチは、文章力に自信がある文系の方に適していますが、金太郎飴のような画一的な答案とみなされるリスクも抱えています。
既存のノウハウを部品として捉え、ロジックと共感を融合させた自分だけの「マイ・メソッド」を確立することで、80分という制限時間内で最大限のパフォーマンスを発揮できます。
直前期に作成するファイナルペーパーに自身の思考プロセスを凝縮し、計算力や読解力といった個性を活かした戦略を実行することこそが、合格後に求められる診断能力の証明になります。
事例Ⅳに強いほど上位5%に近く、そうでないほどその他大勢ふぞろい合格。多くの方が両者のバランス型ですが、試験上は両極端の2つを知ると足ります。
試験の合格スタイルも世間に違わず二極化するので、上位5%に真であることが多数派ふぞには偽、逆にふぞの主張が上位5%に偽であることがしばしば起きる。そしてこの試験では、正しいことを選ぶより、間違いを見つけて落とす方が確実に合格できるとわかっています。
1970年生まれ。
ゆで蛙企業勤めのどうもパッとしない社会人生活から、突然何かに目覚めたように転職の度にキャリアUPを実現。
受験当時は6月の簿記検定受験後ヒマになったので、そのまま何となく診断士学習を開始。
運営管理の見事な体系化っぷりに蒙を啓かれて「診断士は天職?」と勘違いするも、2次試験のグダグダっぷりに「やはり向いてないな」とトーンダウン。
2008年6月(第119回)簿記1級試験一発合格。
2009年度中小企業診断士試験一発ストレート合格。
一次試験: 合計496点 (平均71点) / 得意科目: 財務・運営・企業経営理論
二次試験: 得意科目 : 事例IV / 苦手科目:事例II
勉強時間: 一次試験 1,030時間 + 二次試験 470時間
2013年7月 US CPA合格(メイン州)
TOEIC 875点
「数字に強いと試験は一発」と唆されてすっかりその気に。
簿記2級→簿記1級→診断士→US-CPA(※)を連続一発合格したその勢いで、試験に潜む闇を次々に斬り拓きます。
※US-CPAはCBTに不慣れな初回1科目で不合格。その後4科目連続合格。