動画の要旨 | 原文(ChatGPT) |
・過去の伝統的な全ての知識とノウハウが、AIに代替されつつある。 ・過去の知識やノウハウに依存すると20%で受かるが、80%で落ちる。 ・試験出題の予測が不可能になり、試験の合否はますますたまたまになる。 ・ところがChatGPTに代表されるAIは、試験の要求レベルを軽く超えてしまう。 ・これまでの知識やノウハウ偏重の試験対策が、急速に疑問視されている。 | -AI is being used to replace traditional knowledge and skills. -Relying on knowledge accounts for a 20% pass rate, but an 80% failure rate. -The unpredictability of exam strategies creates an uneven distribution of successful candidates. -AI, specifically ChatGPT, can easily replace exam preparation knowledge. -The excessive focus on knowledge in the exam industry raises suspicions about its effectiveness. |
ドングリコロコロ合否は2割のガチャだから、わかってないふぞろいの合格自慢は9,000人の笑い者。そして猫でも2割で受かるお受験ノウハウを、ChatGPTがあっさり代替します。
当試験で低質なノウハウが乱立する理由は、与件文の分量が多く、80分以内で一定レベルの答案を作成するために必要と勘違いされてきたためです。
与件文の長さや複雑さにより、受験者は解答作成に時間を要することがあります。時間のロスを省くため、効率的な解答方法やポイントを提案するノウハウが求められます。例えば、要点整理やシンプルな解答スキームの提供により、受験者は考え込む時間を減らし、効率的に答案を作成できるようになります。
長文の与件文を分析し、論理的な答案を作成する際には、考える過程で文章のブレが生じることがあります。ノウハウは、一貫性のある解答作成方法やアプローチを提供することで、受験者が考えることによる文章のブレを最小限に抑える助けとなります。これにより、合格に必要な論理的な答案をより確実に作成することができます。
与件文の膨大な情報を効率的に処理し、一定レベルの答案を作成するためには、法則性やパターンを見つけて学習することが有効です。ノウハウは、試験の傾向や出題パターンを分析し、法則性やパターンを抽出して受験者に提供することで、効果的な勉強法や対策を提案します。これにより、受験者は一定の法則性を学び、問題解決の手法を身につけることができます。
与件からの読み書きは既にAIが代替済で、ヒトがこれからそこで争う意味はゼロ以下。こうやってAIがベテノウハウを一掃すると、視界が開けて清々しいな。
【7月に全員一斉開幕】お受験ノウハウをAI代替 / ノウハウ偏重は2割で受かるが8割落ちる
人類の下位8割がAIに勝てないとされる理由は、上位2割がAIに余計なコトを教え込むため。そしてAIがどのようにお受験ノウハウを代替するか、いつもの三段論法です。
以下3つの学習行動は、発展と進化を遂げたAIがヒトより効率的に処理するようになります。これらの傾向に注意し、AIが提供できない付加価値や人間独自の能力を開発することが重要です。
AIは大量の情報を瞬時に処理し、効率的に暗記やパターンの繰り返しを行うことができます。一方、人間の学習者が同じレベルの情報処理を行うには時間と労力がかかります。したがって、単純な情報の暗記やパターンの繰り返しに頼る学習行動はAIによって容易に代替されてしまいます。
AIは双方向のコミュニケーションができず、人間との対話や相互作用が制限されています。しかし、学習においては双方向のコミュニケーションや積極的な関与が重要です。受動的な学習行動や一方向の情報受容だけに頼る場合、AIによって対話や相互作用が可能な学習ツールやプログラムが開発されると、学習者のニーズに合わせた柔軟なサポートを提供できるため、AIによる代替が進む可能性があります。
AIはデータ解析や論理的な思考において高い能力を持っていますが、感性や創造性といった人間の特性には限りがあります。深い理解や創造的な思考を伴う問題解決は、AIが完全に代替することは難しいです。学習行動が単なる情報処理やルーティンの繰り返しに留まり、深い理解や創造的な思考を伴わない場合、AIによる代替が進む可能性が高いです。
お安い御用です。パターン化だけでは簡単すぎるので、そのメリット・デメリットと併せて表にしました。
ノウハウの分類 | メリット | デメリット |
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①設問文の解釈 | 問題の要点や意図を正確に把握できる | 複雑な問題や曖昧な表現に対する理解が難しい場合がある |
②与件文の読み方 | 問題文から必要な情報を的確に抽出できる | 詳細な内容や重要なポイントを見落とす可能性がある |
③100字マス目の構成 | 簡潔かつ要点を押さえた解答ができる | 文章の表現や論理的な構成に工夫が必要であることがある |
④合格体験の共有 | 過去の合格体験から学びを得ることができる | 個人の経験や状況によって適用できる範囲が異なる場合がある |
⑤ひたすら過去問偏重 | 過去の出題傾向や問題のパターンを把握できる | 新しいトピックやアプローチに対応できる能力が不足する場合がある |
⑥解き直してキーワードを数える | 問題の重要なキーワードやポイントを把握できる | キーワードを数えることがお勉強とはしゃいで苦笑いされる |
⑦模擬試験の活用 | 実際の試験に近い環境で対策や確認ができる | 実際の試験とは異なる環境での対策であるため、完全な再現はできない |
⑧パターン化による時短 | 一定のパターンに絞って対策できるため、効率が向上する | 変則的な問題や新たなアプローチに対応しづらい場合がある |
⑨パターン化によるブレ防止 | 安定した解答の枠組みを持つことができる | 柔軟性や創造性が制約され、個性的な解答が難しい場合がある |
⑩法則やパターンで勉強した気に | 最新の情報や手法を取り入れることができる | 翌年の法則やパターンはまた変わる |
⑪80分のタイムマネジメント | 解答時間を効果的に配分できる | 時間内に全ての問題に解答するためのスキルが必要である |
⑫スクール前年指導を受け売り | 高い合格率を誇るスクールのノウハウを活用できる | 他の受験者と同じ情報やアプローチになりがちである |
⑬セミナーと称して売り込み | 有名講師や専門家の知識や経験を学ぶ機会がある | 受け売りで構成されるため、古いノウハウを掴んでしまう |
一から十まで包み隠さぬChatGPT時代では、私に訊けば何でもネタバレ。ノウハウがバラまかれる理由+その間抜けさも表にしたので、参考にしてください。
ノウハウの供給要因 | 主催者が顔をしかめて嫌がらせ |
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①試験対策ノウハウへのニーズ 合格を目指す受験者は、効果的な試験対策ノウハウを欲しがります。そのニーズに応えるため、出版社は毎年新たな解法やパターンを提案し、スクールは合格者のストーリーや努力法を紹介します。例えば、「過去問傾向を徹底分析」というノウハウが提供され、受験者がその手法に頼ることで合格率が向上すると期待されます。 | ①試験の公平性確保 試験主催側は公正で公平な試験を実施する責任を持っています。そのため、毎年作問採点基準を変えることで、受験生のノウハウ依存を防ぎ、真の能力や知識を評価します。ノウハウに頼ることができれば合格するという状況は、試験の公平性に疑問を投げかける要素となります。 |
②合格自慢をしたい供給事情 合格者は認知的不協和解消のため自分の手口を周囲に模倣させようとします。スクールは合格体験の実績を公表し、受験者数の増加や評判の向上を図ります。例えば、合格者がスクールの特別講座を受講し、それが合格に寄与したという事例が広まることで、スクールの信頼性や需要が高まります。 | ②問題の多様化と予測困難性 試験主催側は、受験生の能力や知識を幅広く評価するため、問題の多様化を図ります。そのため、毎年新たな問題形式や出題範囲を取り入れることで、受験生がノウハウに頼るだけでは対応できないような試験を実施します。ノウハウだけで合格できるような予測可能な試験では、受験の意義や試験の質に対する疑問が生じます。 |
③ノウハウを商業利用する業者の存在 試験対策のノウハウは需要があり、出版社やスクールはそれを商業利用します。彼らは合格保証や効果をアピールし、受験者に教材や講座を販売します。例えば、出版社が試験対策書を販売し、受験者がその書籍を参考にして試験に臨むことで合格を目指すという商業的な流れが生まれます。 | ③ 継続的な資格価値の維持 試験主催側は、資格の価値を維持するためにも定期的な見直しと変更が必要と考えています。ノウハウに依存した試験合格は一時的な成果に過ぎず、本質的な能力や知識の習得を欠いている可能性があります。ノウハウの存在によって資格の信頼性が揺らぐことを避けるため、試験主催側はノウハウの効果を限定的にする変更を行います。 |
以上から、おベテの合格自慢←顔をしかめて狙い撃ち←事例の難度は毎年上昇へ。そこで合格自慢を見たらその真逆をするのがセオリーな。
今日のまとめ
エンドレスエイトとは
「涼宮ハルヒ」シリーズの一編。いわゆる「ループもの」作品のひとつ。原作は短編なのだが、アニメ版では2ヶ月に渡り「同じ話が毎週繰り返される」という実験的な手法が続き、賛否両論を巻き起こし話題となった。
出典:ピクシブ百科事典
そのベテなループを終わらせることが本当のノウハウ。既にそこすら代替された人類がAIにどう立ち向かうかは、今年のあなたの工夫次第です。