数ある口述試験失敗談に共通するのは、「想定問答の丸暗記に終始し」「それを夢中で答えた結果」「試験官にツッコミされて頭が真っ白」。そこで想定問答丸暗記を全く不要にする賢い口述対策を、1/5から5回シリーズでお送りします。

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【企業経営理論】ストレート当確する「経営」の正しい勝ち方

「試験合格」程度で志が低いと、合格ボーダーギリのふぞろいルートに誘導。そうでなく運ゲー試験さえ当選確実=ストレート当確に狙いをつけ、「経営」クリアの仕方を一変させます。

①戦略論は外資戦略コンサル級

略論は単なる用語暗記ではなく、思考の「型」を身につける場です。SWOTやVRIO等のフレームワークを武器に、外部環境と内部資源を俯瞰して「勝ち筋」を描くマクロ視点を養います。 論理的に「競争優位」を導き出す訓練は、2次試験の骨格形成に直結します。

②組織論が身近な大企業有利

組織が拡大すれば、現場の「部分最適」と会社の「全体最適」は必ず衝突します。この構造的な摩擦や、部門間のコンフリクト(対立)を解消する「調整メカニズム」を肌感覚で理解することが重要です。 「構造」と「人(モチベーション)」をセットで捉える視点は、事例I攻略の鍵となります。

③マーケを自在に操るスモール企業想定

資源の乏しい中小企業には、悠長な分業ではなく、即断即決のスピードが求められます。ターゲット選定からWebやSNSを活用した販促までを、一気通貫で回すデジタル時代の現場感覚を磨きましょう。 「誰に・何を・どう売るか」という具体性が、事例IIでの得点力を飛躍的に高めます。

④大中小から海外まで広く捉えて試験当確

戦略(マクロ)から現場(ミクロ)まで、視点の「粒度」を自在に行き来できる力が診断士の核心です。学習初期にこの「思考のOS」を完成させることで、他科目の吸収スピードも圧倒的に早まります。 この科目の得意化こそが、来年10月のストレート合格を決定づける最強の「最初の一歩」です。

【企業経営理論】ストレート当確する「経営」の正しい勝ち方

この試験のクエスト突破の鍵は、(財務を除き)全て「経営」に集約される。ここでグローバル企業→大企業→中小企業の規模の違いを意識すると、2次スト当確の可能性がおっきく上がります。

Step-1:戦略論は外資戦略コンサル級

①ドメイン×経営理念がスタート

創業者の想いが込められた経営理念を組織の求心力として機能させ、誰に何をどのように提供するかというドメインを明確に定義すれば、迷いのない意思決定が可能になります。

物理的な製品そのものではなく顧客が得られる体験や解決される課題に着目し、自社ならではの技術やノウハウと結びつければ、独自の価値を提供する事業領域が定まります。

②環境変化を活かして競争優位

少子高齢化といった一見すると脅威に感じる外部環境の変化を、IT導入支援などの新たな需要が生まれる好機と捉え直せば、競合が撤退する中で勝ち残る道が見えてきます。

長年の歴史や複雑な人間関係といった他社が模倣困難な経営資源をVRIO分析によって特定し、その強みを最大限に活用すれば、持続的な競争優位を確立できます。

③成長に向けて経営資源再配分

アンゾフの成長マトリクスを活用し、既存の技術や顧客基盤といったシナジー効果が見込める関連分野へ経営資源を集中させれば、リスクを抑えつつ事業を成長させられます。

本業の不振を補うためだけに無関係な飛び地へ進出する多角化を避け、自社の強みが活きる領域を見極めて資源を投下すれば、中小企業でも着実な拡大を実現できます。

「業界で一番深く正しい」戦略論の学び方とは、AIを使って自分の業界に「当てはめる」。これに「テキストを目次に使って体系化」すると、戦略論の分析フレームワークに限れば戦コン相当です。

Step-2:組織論が身近な大企業有利

①どの企業でもタコ壺化する'組織の壁'の破壊が第一歩

組織が拡大するにつれて生じるセクショナリズムや意思決定の遅滞といった弊害を正しく理解し、全社的な視点を持つ事業部制への移行などを提案すれば、組織の硬直化を解消できます。

創業期から成熟期へと移行する中で発生するリーダーシップの欠如などの課題を、成長モデルに照らして特定すれば、組織の段階に応じた適切な処方箋を描けます。

②中小は給与UPで大企業はさらにその先

給与アップだけでは意欲が持続しないため、ハーズバーグの理論に基づき、権限委譲や達成感といった動機づけ要因を刺激すれば、社員の内発的なやる気を引き出せます。

部下の能力や意欲に応じて、指示的な態度と支援的な態度を使い分ける状況対応型のリーダーシップを発揮すれば、チーム全体のパフォーマンスを最大化できます。

③従業員をヤル気にさせる’サービスプロフィットチェーン’

協調性を重視する文化でありながら個人の成果のみを評価するといった矛盾を排除し、採用から報酬までの一貫性を保てば、戦略実行に貢献する納得感の高い人事が実現します。

現状維持バイアスを取り除くために危機感を共有し、変革を実行してから新しい行動様式を定着させるという手順を踏めば、抵抗の大きい組織改革もスムーズに進められます。

高収益×成長企業を見ると、高収入でこそあるが皆ヤル気と自社愛に満ち溢れ、黙っていても給料以上に働く。それに近年の少子高齢・新卒高給が加わって、能力の高い従業員をチヤホヤするのが今の人事、と分かっていれば全問解けます。

Step-3:マーケを自在に操るスモール企業想定

①従業員同様、顧客に'選んでもらえる'

年齢や性別といった属性だけでなく、健康志向や時短ニーズといった心理や行動の特性で顧客を細分化すれば、中小企業が狙うべきニッチな市場が明確に浮かび上がります。

大手企業との価格競争を避け、親切な対応や専門的な知識といった独自の価値を顧客の心に位置づければ、他社ではなく自社が選ばれ続けるブランドを築くことができます。

②製品に加え横断的に価格×販路×販促

製品の機能だけでなく保証や設置サービスを含めた価値を提供し、顧客の手間や心理的負担を減らす価格設定を行えば、価格そのものを維持しても満足度は高まります。

実店舗とネット販売を連携させて顧客の利便性を高め、SNSを通じた対話でファンを育成すれば、多額の広告費をかけずに売上を伸ばす仕組みが整います。

③昔ながらの関係性マーケ。それを顧客獲得段階から始めるデジマ

新規顧客の獲得には多大なコストがかかるため、優良顧客への先行販売や特別イベントへの招待を行えば、情緒的なつながりが強化されて収益が安定します。

顧客同士がつながるコミュニティの場を提供し、商品への愛着や共感を深める活動を支援すれば、顧客が生涯にわたって企業に利益をもたらしてくれるようになります。

今や日常ビジネスでのAI利用は常識で、戦略論→組織論→マーケの役目を自在に再定義できる。そのパーツになる知識を体系的に学び、中小・大・グローバル企業どの規模でも自在に使いこなすのが診断士です。

今日のまとめ

Q
「経営」の戦略論→組織論までは大企業を想定するが、マーケはズバリスモール企業のデジマを想定。試験の最終合否が暗記頼みの量稽古=同友館のコストリーダーシップでなく、気を利かせたニッチトップ・差別化路線とわかれば、間違ってベテふぞ地獄ルートに堕ちる不安がない。
A

そこで今年のクリスマスプレゼントは、隣の同友館が一生できない「企業経営理論」の正しい勝ち方TAC正答率A~Eランクを使った、誤答正文化ドリルを紹介します。

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