主語や目的語の入れ替え、のち述語。所により形容詞。
誤答選択肢の作り方を、天気予報に例えるとこう。そりゃ選択肢は国語で書くから、これだけ並べりゃどれかは当たる。
【4択間違いパターン】天気予報に例えると
1⃣誤答選択肢の作り方(国語視点)
「2次」ほどではありませんが、「1次」だって試験の出題言語は国語。4択で誤答選択肢を3つ作るには、主語・目的語・形容詞・述語のいずれか、または長文因果のズレでしれっとウソをつくしかありません。
(①主語)マーケティング視点での製品開発におけるコスト設計では、
(②目的語)製造コストと販売コストの低減が
(③形容詞)すべてにおいて ←ここがウソ
(④述語)優先課題となる。
それは、ハイスコア型合格者(「1次」540→「2次」260点)の意見を通じ、以下の関係が知られたためです。
↓↑
間違いを正しく直すドリルは、テキストより記憶効果が高い。
※間違い選択肢をエピソード記憶化し、思い出しやすいため。
↓↓
これを過去問4択全てでやると、知識が網羅的に増えていく。
↓↑
GOAL:「2次」で使うセオリーと国語力を同時に鍛え、一石二鳥。
2⃣誤答選択肢のパターン(再掲)
「2次」と異なり、知識教育目的の「1次」を国語的に解く意味は少ないです。それよりさっさと「2次」対策。ところが某テキストの力で 間違いパターンが示されると、それを見逃す手はありません。
1⃣結論あべこべ (述語)
2⃣形容詞エラー
3⃣用語入れ替え (主語、目的語)
4⃣長文の因果ズレ
5⃣余計な長文
6⃣計算問題
製品やサービスに関する記述として、最も適切なものはどれか。 |
○ ア 快適なドライブを楽しむことができた、子供の最高の表情を撮影できたといった消費体験を通じて、顧客は各製品に対する価値を見出す。このことを踏まえると、製品やサービス自体には価値の一部しか埋め込まれていないと考えられる。 ×イ 消費者は、製品が提供する便益やそれらがもたらす満足に消費の価値を見出す。ただし消費者が実際に手にするのは物的な製品自体である。そのため、企業は製品の提供価値よりデザイン、品質、特徴の検討を重視すべきである。 ×ウ ホテル業および鉄道業は、部屋あるいは列車(座席)といった有体財を顧客に提供しているため、これらはサービス業と言い難い。 ×エ マーケティング視点での製品開発におけるコスト設計では、製造コストと販売コストの低減がすべてにおいて優先課題となる。 |
×ウは述語があべこべ、×エは形容詞エラーです。×イはちょっと面倒ですが、長文の因果ズレ。「国語で出題する制約」がある以上、誤答選択肢のパターンは限られます。
今日のまとめ
主語や目的語の入れ替え、のち述語。所により形容詞。
へぇ、くだらないけど意外とそう? そんな気がしたらしめたもの。だって答練や模試の復習で、4択全てを吟味する余裕のある方はまだ少数派。
×
②誤答選択肢の作り方を頭において効率2倍。
(※どこでウソをつくか、「予想して」「探す」ため)
①×②で、平均的な周囲に比べ効率4倍。「1次」は範囲が膨大なため、こんなチート技で得点効率がガラリと変わります。そしてこのチート、来週5/28(月)掲載の「最後の2択がCランク」ネタでピークを迎えます。ご期待ください。
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