桜の開花も間近に迫り、全員が学習加速する学びの春がやってきた。春のスタート→猛暑の1次→カボチャ祭りの2次→厳冬期の発表待ちと「季節をフルに感じる国家試験」の名に恥じぬ、年間学習プランをセットで提案します。

K事例Ⅳ

【ラスト2週】Ⅳの直前詰め合わせ:経営分析→CVP→NPV→企業価値で一回り

簿記・会計に強いとほぼスト当確できるのは、「Ⅳ」応用問題を苦にせず解いて、その勢いで「Ⅰ~Ⅲ」の当日アドリブにも強いため。今からそこに近づくコツが、くっだらないストーリー(マンガ)にすることです。

①現状診断!赤字の原因を掴む

事例Ⅳの第1問は、制度会計に基づく経営分析。財務諸表から現状を客観的に把握し、赤字の原因(収益性、安全性、効率性)を診断することが課題です。

②短期意思決定!新製品で黒字化

第2問は、CVP分析。新製品の価格や販売数量を決め、限界利益を最大化し、固定費を回収する損益分岐点を超えて黒字化する短期意思決定をします。

③長期投資!この投資はプラス?マイナス?

3問は、設備投資の意思決定。古い機械の取替投資は、新旧のキャッシュ・フロー差額を資本コストで割引、NPVがプラスならGOです。

④企業価値 (M&Aの評価)

第4問は企業価値評価。M&Aの買収価格は、将来のフリー・キャッシュ・フローをDCF法で割り引き、対象企業の「未来の価値」を算定して交渉します。

【事例Ⅳ直前詰め合わせ】経営分析→CVP→NPV→企業価値で一回り

ではこのくっだらない4コマ漫画をなぜこの直前期に? それはこのストーリーがH24に実際に出題され、「事例Ⅳ」の最高傑作と賞賛されるため。R7にそっくり再出題してもおかしくない良問です。

第1問:経営分析

第1問は下駄を履かせる「基礎点」になるので、原則全員満点の「減点法」で考える。R4生産性指標のような誰も知らない初見ドッキリ=没問採点対象外となり、減点は「計算ミス」「記述ミス」のどちらかです。

第2問:CVP分析・業務的意思決定

近年の第2問はCVP(損益分岐点・安全余裕率・感度分析)一辺倒を止め、限界利益概念を応用したセグメント損益・セールスミックス(線形計画法含む)・特別注文・内外製・追加加工の1級意思決定会計にシフト中。この基本の第一歩が固変分解で、第1問経営分析の全部原価計算PL→直接原価計算PL(変動損益計算書)への組み換えがポイントです。

第3問:NPV・取替投資が頻出

NPVの最難関論点=取替投資が出たときは迷わず差額で解く。この差額概念を第2問の業務的意思決定で学ぶことが大事と同友館が知ることは、これは未来永劫ないでしょう。

第4問:文章題ポエム or DCF法企業価値

第3問NPV法は個別投資の是非で、第4問DCF法はM&Aでの企業価値算定で、使い道が違うのに将来CFをPVに割り引く点で解き方が共通。この違いを同友館が説明できるのは、こちらは早くて数年後です。

おまけ:CF計算書~第1問経営分析に戻る

NPV(個別PJT)⇔CF計算書(企業全体)は全く別物であるが、DCF法企業価値のFCF=営業+投資CFなのでこちらは共通。そして2期BS+1期PLで作るCF計算書は第1問経営分析と共通し、NPVの後にDCF・CF計算書を学ぶと全論点が1つにツナがり、全て解けます。

今日のまとめ

Q
近年の超難化⇔大ボーナスを繰り返す「事例Ⅳ」には会計素人の勝手ノウハウは通用せず、簿記2級原価計算→1級意思決定→税理士・会計士クラスの会計理論を学んで初めて勝負の土俵へ。合格時短時代の診断士にここまで求めることはないけれど、少なくともⅣスコアの高低に一喜一憂するレベルでないのは確か。
A

そこで直前期に慌てることなく、くっだらなくするのが「キリトとアスナのパン屋さん」。超優良企業も町のパン屋も使う知識が同じと知れば、これからの診断士の活躍場面が広がる一方です。

■■ここからテンプレ■■

-K事例Ⅳ

PAGE TOP