AI時代のイマドキ、実力/情報不足で試験に臨む方が難しく、2⇔8割の試験当落はガチャでしかない。そこに「強い奴と手を組む」ブルーロックシステムを適用し、今年の勝ち確です。

事例Ⅰは組織・人事がテーマ。与件文の背景を想像し、知識で「補強」することが求められる。つまり“書かれていない部分を類推する力”が重要。
事例Ⅱはマーケティングがテーマ。与件文のヒントを根拠にして「誰に」「何を」「どうやって」届けるかを整理する。根拠を無視した身勝手な類推や知識解答は一発退場。
事例Ⅰは「知識主導」で根拠を補う。一方、事例Ⅱは「根拠主導」で知識を従わせる。与件文と設問の対応づけの精度がA答案の決め手に。また与件根拠列挙のふぞが有利になるため、近年は解答に要らないダミー根拠の増加が目立つ。
事例Ⅰではフレームワークは発想の補助ツールと位置付ける。対して事例Ⅱでは、フレームワーク自体が解答の骨格となるので、マーケ実務で使うフレームワークをリスト化しておく。
【目指せ事例Ⅱベスト答案】強い奴と手を組み「事例Ⅱ」の情報整理
つまり「事例Ⅰ」⇔「Ⅱ」は意図的に真逆のスキルを問うので、マーケ実務に詳しい方をチームに1人入れるのが吉。そこを数値のファクトで確認してから、「事例Ⅱ」情報整理パターンを今日も答案メーカーです。

| 設問 | 解答例 | 字数 |
|---|---|---|
| R1第1問 | 強み①社長とYさんの絵心で飛躍的に向上した技術と、顧客の心掴む提案力。 弱み②細長い狭い店舗スペースで、専門店と比較し品揃えが見劣りする点。 機会③写真共有アプリで話題化し拡散したことで、新規顧客獲得の可能性が生まれたこと 脅威④大手チェーンによる低価格ネイルサロンの出店により、既存顧客が流出する懸念がある。 | 32字 31字 38字 40字 |
| R2第1問 | 強み①無農薬で高品質なハーブを多回収穫できる技術と、Z社との取引実績があること。 弱み②ハーブや島の知名度が低い点、Z社への取引依存度が高い点。 機会③安眠効果のあるハーブへの注目や、オンライン販売での大都市圏女性層からの注文がある。 脅威④Z社製品の製造中止による取引量減少や、耕作放棄地増加し、若年層人口が流出すること。 | 37字 28字 40字 40字 |
| R3第1問 | 強み①良質な地下水と地元大豆にこだわって高品質豆腐を製造する技術。(30字) 弱み②受注用サイトを持てず、高単価商品を主婦層に訴求できていない。(30字) 機会③手作り豆腐セットで主婦層の人気をて、置き配事業の拡大を図れる。(30字) 脅威④PB失注で売上半分を失い、コロナ禍で移動販売売上が3割減に。(29字) | 30字 30字 30字 29字 |
| R4第1問 | 顧客は百貨店・スーパー・外食・直営店の消費者と多様。コロナ禍で卸売減少するが巣ごもり需要で直営店好調。 競合は全国チェーンスーパーが多く、大手食肉卸売業者との取引が増え、ネット通販でも同業他社に劣位。 自社は高品質食肉仕入、自社食肉加工、取引先への業務指導に強いが、主力卸売事業の売上が不安定な点が弱み。 | 51字 48字 51字 |
| R5第1問 | 顧客は少年野球・サッカーチームのメンバーと保護者で、成長に伴う買い替え負担や女子メンバー獲得が課題。 競合は近年サッカーやバスケの専門店が開業し、大型量販店には価格と品揃え両面でB社が見劣りする。 自社はユニフォーム加工技術と野球用品の専門的提案が強みで、店舗スペースの狭さやオンライン活用遅れが弱み。 | 50字 47字 52字 |
| R6第1問 | 強み①デザイナーズホテルのオリジナル食器で高評価と、オンライン動画サイトの活用力。 弱み②安価な外国製陶磁器の増加で事業低迷し、零細窯元が頻繁に商品情報更新するのは困難。 機会③デザイナーズホテルでの高評価により、他宿泊施設や飲食店から提案依頼が増加。 脅威④景気低迷や安価な輸入品増で市場低迷し、X焼の社会全般への情報発信が滞っている。 | 38字 40字 37字 39字 |
小型ショッピングモール開業を控えた 2019 年 10 月末時点の B 社の状況について、SWOT 分析をせよ。各要素について、①~④の解答欄にそれぞれ 40 字以内で説明すること。
強み①社長とYさんの絵心で飛躍的に向上した技術と、顧客の心掴む提案力。(32字)
弱み②細長い狭い店舗スペースで、専門店と比較し品揃えが見劣りする点。(31字)
機会③写真共有アプリで話題化し拡散したことで、新規顧客獲得の可能性が生まれたこと。(38字)
脅威④大手チェーンによる低価格ネイルサロンの出店により、既存顧客が流出する懸念がある。(40字)
1)加点できる点
強みについては、社長とYさんの美術大学での絵心とネイリスト専門学校で飛躍的に向上した技術、そして前職で培われた顧客の要望を聞き、期待以上のデザインを提案する力 が固定客獲得に貢献した点を的確に捉えています。弱みでは、店舗スペースの狭さ と、競合の専門店と比較した際の品揃えの見劣り を明確に指摘できています。機会としては、写真共有アプリでのデザインの話題化と拡散 が新規顧客獲得に繋がったことを正しく捉え、脅威では、大手チェーンによる低価格ネイルサロンのショッピングモール内への出店 と、それによる既存顧客の流出懸念 という具体的なリスクを記述できている点は加点対象となります。
2)他に使える根拠
強みとして、B社が完全予約制であること や、Yさんが前職の貸衣装チェーン店勤務を通じて商店街の他店と良好な関係を構築できた点 も挙げられます。弱みとしては、デザイン重視ではない顧客がオプションを追加せず客単価が伸び悩んでいる点 も記述できるでしょう。機会では、X市が高級住宅地を含む住宅地 であり、毎月イベントが盛んな土地柄 であることから、潜在的な顧客層の厚さを記述できます。脅威として、自宅サロンと呼ばれる個人事業のネイルサロンが多数存在すること も考慮に入れると、より多角的な分析となります。
現在の B 社の状況について、SWOT 分析をせよ。各要素について、①~④の解答欄にそれぞれ 40 字以内で説明すること。
強み①無農薬で高品質なハーブを多回収穫できる技術と、Z社との取引実績があること。(37字)
弱み②ハーブや島の知名度が低い点、Z社への取引依存度が高い点。(28字)
機会③安眠効果のあるハーブへの注目や、オンライン販売での大都市圏女性層からの注文がある。(40字)
脅威④Z社製品の製造中止による取引量減少や、耕作放棄地増加し、若年層人口が流出すること。(40字)
1)加点できる点
強みでは、社長が開発した無農薬で高品質なハーブを年に4~5回収穫できる効率的な栽培方法 や、それを乾燥粉末まで加工できる自社工場、そして大手製薬メーカーZ社との取引実績 という安心材料を的確に捉えています。弱みでは、ハーブと島の全国的な知名度の低さ と、Z社への高い取引依存度 という、B社の経営上の課題が明確に述べられています。機会としては、安眠効果があるとされるハーブへの市場の注目 と、自社オンライン販売での大都市圏女性層からの注文 が新たな事業展開の可能性を示すものとして評価できます。脅威では、Z社製品の製造中止の可能性 と、島の若年層人口流出や耕作放棄地の増加 という地域が抱える課題を具体的に示しています。
2)他に使える根拠
強みとして、社長の高品質・安全性への追求姿勢と島への強い思い入れ や、島民がB社の存在を誇りに感じているという地域との良好な関係性 も加味できます。弱みとしては、Z社以外の取引がまだ少量にとどまっていること や、過去のOEM企業への委託販売が芳しくなかった経験 も言及可能です。機会では、ヘルスケア市場が拡大基調にあること や、Z社製品の広告によりハーブが島の顔として認知され始めている点 も含めると良いでしょう。脅威として、Z社との取引減少が他のハーブへの転換を促したものの、まだ事業の柱となるには至っていない現状 も記述できます。
2021 年(令和 3 年)8 月末時点の B 社の状況を、移動販売の拡大およびネット販売の立ち上げを目的として SWOT 分析によって整理せよ。①~④の解答欄に、それぞれ30 字以内で述べること。
強み①良質な地下水と地元大豆で高品質豆腐を製造する技術。(25字)
弱み②新型コロナウイルス感染症のまん延で試食を自粛し、売上が減少。(30字)
機会③手作り豆腐セットで主婦層の人気をて、置き配事業の拡大を図れる。(30字)
脅威④PB失注で売上半分を失い、コロナ禍で移動販売売上が3割減に。(29字)
1)加点できる点
強みでは、B社が清流を水源とする良質な地下水 と地元産大豆にこだわった高品質な豆腐製造技術 を持っている点を正確に捉えています。弱みでは、新型コロナウイルス感染症のまん延による試食自粛 や、戸別訪問の中止・変更希望による売上減少 という具体的な影響を明確に示しています。機会では、巣ごもり需要で「手作り豆腐セット」が主婦層に人気を得たこと と、冷蔵ボックスを使った置き配の検討による事業拡大 を今後の成長に繋がる要因として的確に捉えています。脅威では、PB(プライベートブランド)の失注で売上の半分を失ったこと や、コロナ禍で移動販売の売上が3割落ち込んだ という深刻な経営状況を具体的に述べている点は加点対象となります。
2)他に使える根拠
強みとして、京都で修行した現社長の経験と技術 や、フランチャイジーによるデモンストレーション販売を通じた客単価向上ノウハウ も挙げられます。また、収穫祭を通じて顧客との絆を深めていることも強みと捉えられます。弱みとしては、移動販売での客単価の伸び悩み や、若年層が好むIM(インスタントメッセンジャー)の活用が進まず、ネット販売サイト開設のノウハウも不足している点 も記述できるでしょう。機会では、Y社とのコラボでY社サイトが全国の食通を顧客として獲得している点 や、豆腐・おから菓子による主婦層獲得や全国向けネット販売の夢 も含めることで、今後の成長戦略の幅が広がります。脅威としては、スーパーマーケットなどの量販店増加 や、「豆腐に旅をさせるな」と言われるほど新鮮さが重要な豆腐の特性上、試食自粛が与える影響 も記述できます。
B社の現状について、 3C(Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社)分析の観点から 150 字以内で述べよ。
顧客は百貨店・スーパー・外食・直営店の消費者と多様。コロナ禍で卸売減少するが巣ごもり需要で直営店好調。(51字)
競合は全国チェーンスーパーが多く、大手食肉卸売業者との取引が増え、ネット通販でも同業他社に劣位。(48字)
自社は高品質食肉仕入、自社食肉加工、取引先への業務指導に強いが、主力卸売事業の売上が不安定な点が弱み。(51字)
※第1問SWOT/3Cともに根拠の盛り詰めに強いふぞの独壇場。またふぞの懸命の努力により3Cの自社には強み弱みを盛るのが鉄板に。
1)加点できる点
顧客については、百貨店、ホテル・飲食店、スーパー、直営小売店と多様な販売チャネルを持つこと、そしてコロナ禍での卸売事業の激減と直営小売店の巣ごもり需要による好調 という、環境変化への顧客動向の変化を的確に捉えています。競合では、周囲に多数存在する全国チェーンのスーパーが大手食肉卸売業者と取引を深めていること、加えて大手ネットショッピングモールで他の食肉販売業者に埋没した経験 を、競争上の課題として明確に示しています。自社では、高品質な食肉の仕入れ力、自社工場での食肉加工品製造能力、および取引先へのきめ細かいコンサルテーション能力 が強みとして挙げられています。また、売上の多くを卸売事業が占め、外部環境変化の影響を受けやすいという脆弱性 を弱みとして適切に記述できている点は加点対象です。
2)他に使える根拠
顧客として、B社が今後最終消費者と直接結びつく事業領域を強化すべきであると考えているという、経営方針の転換点を示す記述も加味できるでしょう。競合としては、1960年代以降のプラスチックの普及や和食率の低下、1990年代の安価な外国製陶磁器の輸入増加や100円ショップの台頭 といった市場全体の構造的な変化や、高齢化と人口減少による陶磁器市場の縮小 も、広範な競合環境として記述できます。自社については、多様な食肉の消費機会に対応できる事業者 であることや、百貨店向けには最高級品、直営店では対面接客、スーパー向けには日常使いしやすいカット肉などを販売してきた柔軟な販売戦略 も強みとして挙げられます。しかし、オリンピックを見越して冷凍在庫を積み増したもののコロナ禍で大打撃を受けた経験 は、事業リスク管理の課題としても記述できます。
B社の現状について、3C(Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社)分析の観点から 150 字以内で述べよ。
顧客は少年野球・サッカーチームのメンバーと保護者で、成長に伴う買い替え負担や女子メンバー獲得が課題。(50字)
競合は近年サッカーやバスケの専門店が開業し、大型量販店には価格と品揃え両面でB社が見劣りする。(47字)
自社はユニフォーム加工技術と野球用品の専門的提案が強みで、店舗スペースの狭さやオンライン活用遅れが弱み。(52字)
1)加点できる点
顧客では、少年野球・サッカーチームのメンバーとその保護者という主要顧客層を特定し、彼らが抱える成長に伴う買い替えの金銭的負担 や、女子メンバー確保の課題 といった具体的なニーズと課題を的確に捉えています。競合では、2000年代以降のサッカーやバスケットボール用品専門店の相次ぐ開業による過当競争、および大型スポーツ用品量販店の低価格販売と品揃えの優位性 が、B社が直面する厳しい競争環境を具体的に示しています。自社では、初代から継承された体操服への加工技術や刺しゅう技術 に加えて、ユニフォームや野球用品の加工技術、そして子どもたちの体格や技術に応じた野球用品の専門的な提案力 が強みとして高く評価できます。一方、店舗スペースが細長く狭いこと や、ホームページが店舗紹介程度にとどまりSNSやスマートフォンアプリの活用が遅れている点 が弱みとして的確に捉えられています。
2)他に使える根拠
顧客として、既存の募集活動に加えてSNSを用いた募集活動への対応ニーズ や、チームやメンバーのデータ管理に関する相談 も記述できるでしょう。競合として、小型ショッピングモール内への大手チェーンの低価格ネイルサロンの出店が脅威となり得る点 も、顧客の可処分所得を奪い合う間接的な競合として加味できます。自社については、社長とYさんの美術大学での絵心で飛躍的に向上した技術、前職で培われた顧客の要望に応える提案力や接客力、そして固定客を獲得し高い稼働率を実現している点 も強みとして挙げられます。また、衣料品店からスポーツ用品店への事業転換を成功させた歴史的背景 も、B社の適応力と潜在的な強みとして評価できます。
B 社の現状について、SWOT 分析をせよ。各要素について①~④の解答欄にそれぞれ 40 字以内で説明すること。
強み①デザイナーズホテルのオリジナル食器で高評価と、オンライン動画サイトの活用力。(38字)
弱み②安価な外国製陶磁器の増加で事業低迷し、零細窯元が頻繁に商品情報更新するのは困難。(40字)
機会③デザイナーズホテルでの高評価により、他宿泊施設や飲食店から提案依頼が増加。(37字)
脅威④景気低迷や安価な輸入品増で市場低迷し、X焼の社会全般への情報発信が滞っている。(39字)
1)加点できる点
強みでは、デザイナーズホテルのオリジナル食器企画で高い評価を得た「3代目のセンス」 と、コロナ禍で始めたオンライン動画サイトでの盛り付け方や郷土料理紹介動画が再生回数を伸ばし、問い合わせが相次いだ「オンライン動画活用力」 という新しい事業の軸となる要素を的確に指摘しています。弱みでは、1990年代半ば以降の安価な外国製陶磁器の増加と100円ショップの台頭による事業低迷、そして零細化している窯元が頻繁な商品情報更新を行うのが至難の業である点 が、市場環境の変化と地場産業の構造的な課題を明確に示しています。機会では、デザイナーズホテルでの高評価が他の宿泊施設や飲食店からのオリジナル食器提案依頼に繋がっている点 を、新たな販路開拓の具体的な機会として適切に捉えています。脅威では、景気低迷や安価な輸入品の増加による市場低迷 と、産地問屋の減少によりX焼に関する社会全般への情報発信が滞り、販路が細っている点 が、市場全体の厳しい状況と、地域ブランドとしての課題を明確に示しています。
2)他に使える根拠
強みとして、B社が「産地問屋」として複数の窯元から陶磁器を集めたり、オリジナル商品を企画して生産委託したりできる機能、また地元で自前の店舗を構え一般消費者向けにも販売している点 も加味できるでしょう。さらに、3代目が古びた自社店舗をスタイリッシュな空間に建て替え、カフェスペースを併設した点 も、顧客体験価値を高める強みとして記述できます。弱みとして、2代目社長のホームページに対する古い考え方 や、これまでの卸売事業に依存してきた体制 も、事業転換の足かせとなる弱みとして記述できます。機会として、X市にクリエイター志望の移住者が窯元を開くケースが見られること は、新しい作風を受け入れる土壌があることを示しており、B社のオリジナル企画と連携する機会となり得ます。また、陶磁器祭りが大規模なイベントとして多くの食器愛好家を集めている点 も、直接的な販売機会および情報発信の場として記述できます。ECサイトを開設したこと も機会として記述できるでしょう。脅威として、コロナ禍に見舞われたことで新たな挑戦が阻まれた点 や、高齢化と人口減少が陶磁器の新規需要や買い替え需要を拡大させない点 も、市場の構造的な脅威として記述できます。
今日のまとめ
第1問SWOTが各30字の時は差がつかないが、40字になると書き方がバラつき、3C分析30点になるとそれなりの時間を掛けて丁寧に書く。それにしても3C分析出題を意地もSWに変えてくる、ふぞろいSWOTマーカーの繁殖力/粘着力は見事の一言。
こらこら、「事例Ⅱ」マーケにおけるSWOT/3Cとは、サッカーで言えばゴールを固めるバックス陣。その配点は100点中2~3割であり、いい年こいてSWOT三昧でなく、試合を支配する中盤、点取り屋のスストライカーの布陣を敷くのは、当確する上での当たり前です。