診断士合格を目指して正しい準備を進めると、簿記より診断士「財務」「Ⅳ」の実戦度合がよくわかる。つまり近年の円安・原料高・人手不足が中小企業の財務を直撃するため、「財務」「Ⅳ」重視で収益改善できる即戦力人材から試験を合格させます。

近年の試験は、財務(Ⅳ)だけでなく、全科目で財務ファクトを重視した経済合理的な判断が必須。
簿記2級の知識は、二次試験の土台であり、全科目で求められる論理的思考の最短ルートとなる。
簿記を回避すると、財務・会計の知識が浅くなり、二次試験対策が非効率化。
根本的な経営の数字の理解が欠けるため、応用力が身につかず、学習が停滞する「負のループ」に陥る。
簿記を苦手にしたたま合格しても、実務で企業の収益構造を分析できず苦労する末路に。
今の中小中堅企業が直面する最大の課題は収益改善であり、ここを回避して新規事業を提案するような診断士に声がかかることは今後なくなる。
財務を深く理解した診断士は、現代の最重要課題である付加価値の向上」を意識した「値上げ」「賃上げ」を実装できる。
ここがAI時代に最も問われる企業を成長に導く最強の武器であり、プロの診断士の証明である。
【経営・財務2強の時代③】R6Ⅲは値上げ、R7Ⅱは価格戦略。中小の今の課題は収益改善
中小支援の実務に入ると、その下請体質を続ける限り値上げ・賃上げ・付加価値向上など夢のまた夢で、おカネもないから新規事業など無謀で実質詰みに。事例Ⅰ~Ⅳ全てが値上げ・価格に動く肌感を知り、いい年こいて過去問バカの隣のふぞを蹴倒します。
Step-1:簿記2級有利を周知
簿記2級を先に学ぶと「製造間接費の配賦差異」や「安全余裕率」の背景を理解でき、例えば稼働率低下を設備更新や段取り改善に結びつけて策を示せるため、序盤から事例Ⅳの得点土台が固まり安心してⅠ~Ⅲに時間を使えます。
事例Ⅳで失点が出ても他事例でリカバリーできる余裕が生まれ、全体最適で学習を進められるため、短期でも合格戦略の再現性が高まります。
財務データの裏側が自然に読めると、たとえば売上横ばいでも変動費率が数%低下していれば利益構造が改善したと判断でき、施策の優先判断がブレずに設問要求へまっすぐ届く答案が書けます。
数字の背景を理解することで解釈違いが減り、今回問われている「効果の質」を見落とさず、採点者の意図に沿った思考で安定得点につながります。
施策→作用→財務効果の設計図が頭にあると、「離職率改善→採用費120万円削減→営業利益率改善」と数字で示せるため、抽象表現に頼らず評価者が納得する強度あるA答案が自然に仕上がります。
波及効果まで丁寧に示せることで「言い切る力」がつき、答案全体の説得性と厚みが増し、読み手を迷わせないわかりやすさが得点に直結します。
金融やITなどイマドキの高収益ビジネスで稼ぐ方に取り、中小工場向けの簿記2級原価計算の電卓勉が面白い筈がない。そうでなく「なぜR2、R4以降の事例Ⅳ」がこれだけ手を変え品を変え、Ⅳから逃げるおベテとふぞを追い詰めたかを知ると、試験の備えが変わります。
Step-2:簿記苦手は試験・実務の両方で不利
簿記知識が弱いまま臨むと、例えば損益分岐点の意味が曖昧で計算に手間取り、試験時間を大幅に失ってⅠ~Ⅲに集中できず、実力に対して合格点に届かない状況に陥りがちです。
事例Ⅳの遅れはそのまま全体戦略の破綻に直結し、得点すべき箇所が得点しきれない構造となり、惜敗が続く悪循環が生まれます。
例えば材料費率が上昇しているのに仕入改善へ触れないなど、財務変数の読み違いから課題認識自体がズレてしまい、本質を外した施策提案になってしまいます。
数字を「根拠」にせず文章でごまかすと表面は整っていても芯が弱くなり、採点者には「読みが浅い答案」と判断され、評価が伸びません。
「売上向上が期待される」という抽象的な表現に終始すると、限界利益率改善や回収期間の視点が欠け実務性に乏しく、試験委員が求める水準を満たしません。
言葉遊びに見えてしまう答案はAI生成と区別がつきにくく、評価が上がらない構造から抜け出せず、努力量が点数に反映されにくくなります。
もし「ボクは数字がダメでも誰かを頼ろう」と考えていたら、それは隣のふぞろい級のおっきな間違い。簿記2級レベルで回答できる程度を即答できない間抜け相手に、次から声がかかることはありません。
Step-3:全て値上げの時代は「収益改善」最重視
実務補習では「投資しない場合との損益差を示せ」と求められる場面が多く、数字で示せないと議論を主導できず、結果「寄り添い支援」に役割が偏り実務能力が伸びづらくなります。
財務を軸に議論できる人は課題解決をリードできるため、企業への貢献度が高く評価され、自信と経験が早く積み重なります。
例えば補助金活用で「3年以内に投資回収可能」と数字で説明できれば、経営者の判断材料となって信頼が高まり、支援内容の幅も自然と広がります。
財務視点が欠けると提案が表面的になり、意思決定に使われない助言となり、経験値が得られないまま活動の天井が下がってしまいます。
財務諸表という共通言語が使えると経営者と同じ視座で議論ができ、施策の効果が明確になり、支援成果の実感が早く訪れます。
簿記を先に習得した人ほど支援の質が高まり、診断士としての信頼獲得が加速し、資格価値を早期に発揮できます。
海外投資・円安・値上げ賃上げ先行で儲けに儲ける我らがJTC。そうでなく多くの中小社長の悩みが「値上げ賃上げの実行」にあると気づくセンスがあれば、簿記2級を避ける理由がありません。
今日のまとめ
「財務」を1次700点中100点と見誤るから隣のふぞろい化するのであって、今の実質2次配点はⅠ~Ⅲ計100+Ⅳ100点で「Ⅳ」の比重が半分近い。その理由が物価高・値上げの時代は原価計算がマストであって、かつそこを診断士登録後最初の仕事にすると決めたあなたが大好きです。