慌てずじっくりやってみる。
「2次」受験の2回目、3回目といえば、学習時間を積み増し、事例を諳んじて解くまで鍛錬するもの。
兎角そう捉えがちな中、今日の寄稿は、週10h学習を積み重ね、挑戦3回目で「2次」を通過したすくすく様。今年また受けるなら、どこを改善するのか? ではどうぞ。
【最新診断士】「2次」を慌てずじっくり、分散効果~すくすく様
1⃣合格プロフィール
①HN、職業、年齢、合格体験記 すくすく様、製造業、33歳 |
②「1次」「2次」受験回数、点数 「1次」3回 463点(2015)、431点(2016) 「2次」3回 250点:Ⅰ68、Ⅱ57、Ⅲ70、Ⅳ55 (2017) |
③学習時間 「1次」計 700h 「2次」計 900h ※週約10時間程度の学習を、この間に無理なく積み重ねてきました。 |
2⃣合格年の「2次」学習スタイル
(合格年) TAC通信講座+スクーリング(月1回程度)
このほかに、前年度分の「ふぞろい」を購入し、受験校解釈と異なる事例解釈の仕方を学びました。また、市中の受験生支援団体のセミナーに、直前期の1回参加しました。
3⃣その良かった点、反省点
①良かった点
合格年度の学習時間が短かったこと(約400時間)、ならびに他の予備校の情報収集などを行うことなく、最低限の情報量・活動量で「2次」合格に至れたことです。
②反省点
他の予備校などが作成した、「2次」の多様性に富む解釈にあまり触れられなかったことです。結果的に、自身の中にある考え方の選択肢が少ないまま「2次」に挑むことになりました。
「1次」財務で学習する「ポートフォリオ」を考えれば、より多様な解釈に触れて、考え方の選択肢を広げておくべきでした。
4⃣今年の自分なら「2次」はこうする
①「2次」回答スタイル
所属予備校の演習や模擬試験、「ふぞろい」だけでなく、他の予備校が主催する模擬試験を受験するなど、多様性に富む「2次」解釈に触れて、自身の解釈を広げます。
このことで、多様な解釈を状況により使い分け、さらに応用できる状態を作り出し、「ポートフォリオ」を安定させることで合格の確率が高まります。
②テキストを入手する順(上位5点まで)
- ふぞろいな合格答案(合格答案のレベル感に触れられる)
- 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ(解説の分かりやすさが魅力)
- TAC過去問題集(大きめの文字が見やすい)
- ふぞろいな答案分析(過去のふぞろい総集編)
- 全知識(必要な知識のおさらい)
5⃣これから合格を目指す方へのアドバイス
「2次」合格後の実践は、受験時点の想定を超える試練の連続となります。そして「2次」のレベルでは通用しない課題に遭遇する機会も出てくると思います。
だからこそ、まずは「2次」を突破できるために必要な課題分析力や論理構成力を身につけ、課題解決の基礎を学んでほしいと考えております。未来の実践につながる学びに集中できる今の期間を、大切に過ごして頂ければと思います。
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