今シーズン3回ある3連休・飛び石連休の2回が終了。本試験を4週間半後に控え、ここで思い切ってAI武装に乗り換える、とびっきりの3部作を用意しました。

学び方しだいで試験は“イージー”にも“ハード”にも変わる。「2次」当落の分岐は答案の書き方をどう選ぶかが決め手。
80分で全5問を、原因→施策→結果を1文3節にまとめるのは難度が高い。だが習熟すれば思考を常にクールにまとめる、ビジネス上の武器になる。
ふぞろいの強みは誰でもワンチャン2割に届く点だが、過去問の答を覚えてしまうほど変化に弱い。表面的なノウハウなぞるふぞ勉は長期的には、その先の人生がハードモードに陥るリスクを孕む。
実は因果構造を身につけるとその先の未知の問題に強くなり、試験がイージーモードに変わる。論理的に考える力は、これからのビジネスが求める最強スキルであった。
【AI武装最後の機会①】100字因果で書くのがイージーモード
ふぞを上手に使うと最短で「2次」ワンチャン合格できるため、わかっていない信者がうっかり爆誕。そうでなく、一定以上の工夫をして初めて最強スキルを入手できるのは、アニヲタでなくても常識です。
Step-1:最初は因果がハードで、ふぞがイージー
80分で解く「2次」事例の与件では、資源や市場の制約が示されます。ここで因果型は、与件の事実から原因を定め、施策を経て効果へ至る筋道で答案を構成します。これにより、結論と根拠が対になり、採点者は配点基準に沿って読み進められます。
例:
①需要の季節変動が大きい(原因)ため在庫偏在が発生(問題)
②前倒し生産と受注締切の前倒し告知を運用(施策)」
③在庫回転率を前期比15%改善(効果)」へ結ぶ書き方です。
そして根拠を盛り詰めする一方で、根拠同士との結び付きが薄くなり、懸命に根拠の数を盛った割には因果による加点を丸ごと失うのが並列列挙型です。
合否基準がよくわからない「2次」において、ノウハウに依存しキーワードを数えるふぞろい勉は、短期的な学習満足をもたらします。しかし本来の因果に不要な根拠を盛り詰めするほど、何をしたいかの軸がブレます。
具体的には「販促強化・新規販路・人材育成」と並べて優先順位が薄くなり、資源投下の妥当性を説明できません。これにより、採点者は「なぜ今それをやるのか」を追えず、論旨の焦点がボケる。さらに資金上限や供給能力の制約を無視するベテ答案は、そもそも採点対象外と捉えて構いません。
よってキーワード盛り詰めふぞろい勉が直面する採点の壁とは、一見漏れ防止に見える並列列挙が、実は因果の加点を失う事実です。
このとき、因果⇔並列列挙のどちらをマイ答案で優先するかが、分岐点です。
【因果型】
設問解釈→与件根拠抽出→因果骨子→段落展開の順を固定化すると、読みの往復が減り、80分での再読を一巡分節約でき、最終チェックの時間が確保できる。具体的には、冒頭3分で「結論一文」を仮置きし、根拠を与件段落番号で二点裏取りしてから本文化します。
【並列列挙型】
列挙から始めると後追いで整合を取る修復工数が増え、因果で骨子を組み立てるよりも目に入る根拠が増えて答案が迷走します。するとさらに迷走を生む「因果」を嫌い、キーワードの数こそ採点基準と信じて疑わないとふぞになります。
普段から課題解決行動をし、因果で効果を挙げていれば、100字の因果に苦労しない。しかしそこを最も鍛える「Ⅲ」が超ハードである点が、この試験の沼と闇を深くします。
Step-2:学習損益分岐を超すと、因果の方がイージーモード
生成AIで事例の作問→解答→採点→添削まで自動化され、テンプレ解答の同質化がさらに進むと、採点者はキーワードの数よりその関係をつなぐ因果に注目するようになります。
ところがAIの使い方に失敗すると、与件以外の施策が紛れ込み。資金制約を無視して高額投資を推すといった誤りを平気で導きます。AIのその最初のハードルの高さに嫌気が指し、AI不信に陥ってブームの初動に乗り遅れたのが、まさに今起きている隣のふぞの末路です。
そこでAIを解答作成の代替でなく、因果で導く「下書き装置」と捉え、仮説検証PDCAの高速化に役立てます。最終的に、AIを使うほどヒトの因果構築力が高まる手応えを掴むことが、因果100字をハードにしない目安になります。
AIに100字因果を書かせる練習が定着すると、単に下書き装置だったAIが、仮説検証PDCAの加速装置を兼ねるようになる。例えば、100字解答の作成ならChatGPTやGeminiでなくNotebook LMを使うと、与件外の一般知識が入り込むことなく、事例1本80分を解く時間を1/5に縮めて次の改善を加速します。
一方で、キーワードや解答の型を使った手書きにこだわると、100字の因果構築が難しく手戻りが増え、学習生産性の低下(100字手書きのムダ勉)が生じます。具体的には、「事例Ⅲ」にパターン!ノウハウ!フレーズ集!から入り、因果の筋が置き去りになり、やればやるほどムダ知識が増えていくのがベテふぞ勉です。
そこで、「解答骨子をAI生成→ヒトが推敲」という手順が、100字因果のハードをイージーに変えるスイッチです。結果的に、AIの速さに頼り切りでなく、因果構築を早めるためにAIを使う発想が大切です。
事例80分の解き方は、「現状把握→重要根拠→解決課題→施策→効果」という実務手順と一致し、事例を上手に解けると仕事の苦手もなくなります。具体的に製造業なら、仕掛品滞留の原因を工程能力の不備に求め、納期遵守率を10ポイント改善する効果までを因果で描けます。
ところが、ふぞろい並列列挙は断片知識をズラリと並べ、何がどう影響しあうか考慮しません。その結果、何をさせても前年ノウハウの踏襲と合格自慢に陥って、試験委員を慌てさせるのがふぞろいチョイスの末路です。
「2次」準備開始の初動時点で因果の構築に専念すればイージーなのに、前年超難事例の答えばかりを知りたがるFラン相手の課金に励んだことが、スクールと同友館のハードモードを招いた原因。ここに彼らが気づくのは早くて数年後でしょう。
ベテふぞが嫌がる100字の因果構築はいわば「固定費」。ここを避けて変動費(パターン・ノウハウ)に依存するとこれからハードモード、そうでないとイージーになる理屈を、最後にグラフで示します。
Step-3:100字因果の固定費を下げる具体アクション
「事例Ⅰ~Ⅱ」が一通り書けるようになったら、「Ⅲ」の100字問題を選び、1文3節の因果で「問題→原因→→施策→効果」の一筆書きを練習します。ここで、助言なら「C社は~」の主語で始めて述語を安定させる「構文」が役立ちます。例えば「在庫偏在の是正を最優先とし、繁忙期の前倒し仕込みと受注締切の前倒しを同時運用し、月末在庫を前期比15%減らす」といった具合です。
一方で、普段のビジネス文を1文100字で書くことはなく、ここを2文に区切ってしまいがち。この100字に句点「。」を入れてしまうと思考の中断と転換につながり、採点者は一瞬抵抗を感じて、加点する筆が止まります。
そこでⅢの100字なら因果に強い生成AIの答の方が上。そう割り切って1~2割長い答を作らせ、それを100字に推敲するのが、「事例Ⅲの苦手解消」「100字因果の構築力UP」の一石二鳥な多元的施策です。
本来並列列挙に使う丸数字①②③を、1文3節因果の冒頭(理由は、①②により③であるため)に許容したのは、採点者の読みやすさに配慮する「わかっている感」を示すためとされます。
ところが「丸数字だから並列列挙で良いだろう」「以上により○○で、今年も点をくれるだろう」とヘタクソ先輩が舐めプをすると、試験委員の態度が硬化します。
丸数字①②③並列列挙の問題は、根拠同士の関連を全無視して施策優先度が不明なことで、現実ビジネスで使いものにならない説得力の低さにあります。
この並列列挙の練習しすぎで思考がイージー化すると、作問採点が変化し応用アドリブが求められることをハードに感じます。そこで上位5%の間では、「100字なら1文3節因果」「120字以上は因果接続詞を使って2文を因果」にし、丸数字①②③をマス目に入れない試みが始まっています。
「事例Ⅰ」「Ⅲ」の100字を常に因果で書くのはふぞができないハードさがありますが、だからこそ採点者が一気に読んでスッと加点する参入障壁になる。具体的には、第1節にキラー根拠として与件をやや長めに引用し、第2節にも根拠、第3節は施策根拠+効果にすると、必ず100字のキレイな因果になります。
一方で、独学でよくある自己正当化を避けるべく、週1回の相互添削で「理由の粒度」と「効果の測定指標」を相互点検します。この結果、参加メンバーの答案の書き方にブレがなく、与件のどの根拠を使ってどの施策×効果を導くかにフォーカスした学習に進化します。
今年R7「2次」は合格氷河期として前年1,516→今年1,300人への合格枠削減が見込まれ、さらに実質生成AI普及元年であるため、「事例Ⅰ~Ⅲ」は見たこともない難問に進化し、その後の採点で試験委員好みの答案を選ぶ手順が予想されます。ここで生成AIを使えば、丸数字①②③回避は難しくないと気づくことが、ラスト5週を控えて頭一つ抜けるコツです。
毎年アドリブ変化する「事例Ⅰ~Ⅲ」は、今更全ての知識やノウハウを求めていない。そこで今年は隣のふぞが苦手な「チーム学習×AI利用」を選び、事例をイージーモードにするのが得策です。
今日のまとめ

こらこら、これからのAI時代のクソにも役立たないムダ知識&ノウハウを増やしてどーする?それより「事例Ⅰ~Ⅲ」のイージー⇔ハードを「Ⅳ」のCVP図表で説明する「科目またぎ」が、これからの試験が求める応用アドリブ力です。