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【2次3C分析(競合)】受験生支援の負のスパイラル / 情報弱者の内輪受け

世のデジタル化が進むほど、物事はその第一印象で判断されやすい。そしてどうせ確率2割のワンチャン試験! うっかり同友館ノウハウを選ぶと迎える末路を、今日から三話でお届けします。

Q
たまたまワンチャン2割で受かった隣の間抜けが、今年も同友館教材のヨイショを始める時期がやってきた。「あなたは中小企業診断士試験の試験委員として」バッサリ行ける?
A

いいですか。試験委員の一員としてはっきり言います。
たまたま合格のラッキー枠では、本質的な理解は証明されません。同友館教材の丸暗記を吹聴し「これさえやれば受かる」と安易に宣伝する行為は、試験の公平性を損なうものとして警告対象です。

①毎日更新の勢い余って質低下

頻繁に「毎日更新」を優先するあまり、既存コンテンツの焼き回しや表層的なまとめが増え、本質的な深みや独自性が失われる。

②思考プロセス軽視でノウハウ吹聴

解答手順やキーワードだけを追いかけ、なぜその方法が有効なのかを考えずにテンプレートを流布することで、本来鍛えるべき問題発見・仮説構築力が育たない。

③目に余る内輪受けのエコーチェンバー

閉じたコミュニティ内で同じ価値観や言い回しが繰り返されると、批判的視点や異なる意見が排除され、改善サイクルが停止してしまう。

④生成AIに訊けば早いと凋落加速

疑問が生じるたびにAIに頼り切ることで、自力で思考し検証するプロセスが放棄され、応用力や主体的学習意欲が急速に低下する。

【2次3C分析(競合)】受験生支援の負のスパイラル / 情報弱者の内輪受け

合格さえすりゃ言い放題のワンチャン試験では、レモン市場やモラルハザードが起きやすい。その被害拡散に待ったを掛けるのが、我らがAI試験委員です。

Step-1:日々更新の勢い余って質低下

①極端なベテ排除で学習指針が不透明

近年の一次・二次試験のデータを見ると、最終合格率は常に低水準で推移しています。例えば2024年度一次試験では最終受験者18,209名中5,007名が合格し、合格率は27.5%でした。一般に、最終合格率は4~5%台、一次試験合格率で17~42%、二次試験合格率で18~19%程度となっています。受験者数は数年前から横ばいまたは微減傾向にあり、合格率の変動は試験問題の難易度や受験者層の影響が大きいと考えられます。

②SNSのわちゃわちゃ合格自慢

合格者がSNSで合格報告・自慢投稿をする傾向が目立ちます。しかし試験委員の視点ではそれがマイナスになり得るとの指摘があります。

ある試験評論紙では「SNSで騒ぐと“バカッター”」と揶揄されており、あの軽々しい合格自慢行為には今後さらに厳しい目が向けられると予想します。また過度のセルフ・ブランディングを目的とした自己顕示が「国家資格としての価値を損なう」との懸念が示され、試験委員は学習成果を誇示する行為に対し否定的な傾向にあります。

③最後までタメ口口語調

受験生支援団体のブログには、団体ごとに異なる文体・語彙が見られます。一発合格道場のブログでは、挨拶からして非常にフレンドリーです(例:「みなさん、まいど!…ドライブかけていきましょう!」)。文章中にも関西弁や口語表現が多用され、たとえば「『目標』って何か弱いんちゃう?…それは『予定』やで。」といった砕けた言い回しが頻発します。記事の末尾で励ましの言葉と顔文字(😊)で締めくくられることさえあります。見出しには「永久保存!」「決定版!」など断定的なタイトルが多く、いかにもな情報商材らしさを際立たせています。

一方、『ふぞろいな合格答案』公式ブログでは、執筆者が敬語で丁寧に説明するスタイルに改めました。たとえば「ご紹介させていただきたいと思います」といった謙譲語を用い、内容も番号付きリストなど体系的に整理されてきました。

  • 一発合格道場ブログの特徴
    口語調・タメ口、関西弁を多用
    挨拶や締めで顔文字・絵文字を使用(例: 😊)
    タイトルに「〖永久保存版〗」「渾身シリーズ」など装飾的ラベル
  • ふぞろいな合格答案ブログの特徴
    丁寧語・敬語による解説
    章立てや番号リストで論理的に構成

頭と書く内容の中身がないのに、無理に日々更新しようとするからこの末路。試験合格目当てのFラン相手に合格自慢の勢い余り、上位5%イノベーターにからかわれ、さらに生涯パクリ禁止の刑です。

Step-2:思考プロセス軽視のノウハウ吹聴

①ノウハウ依存が生んだ解答テンプレ

支援団体サイトでは、再現答案や解答フレームワークなど“型”を重視する傾向があります。例えば一発合格道場には「事故回避!すべらない解答テンプレート集」という記事があり、高得点者の答案をもとにパターン化した解答テンプレートを紹介しています。執筆者は「合格者の再現答案を参考にして…文章構成を『解答テンプレート』化しました」と明言し、テンプレートに沿って書けば「自然と合格者の解答に近い文章構成になる」と断言さえしています。

また「令和1~4年の過去問を例に解答テンプレートを作成しました」として、複数年分の問題例で型を示している点にも悪い予感を覚えます。以下は該当記事の例で、特定のフレームワークや書式に従うノウハウを大量に提供することで、“考えるプロセス”よりも“正解パターン”を暗記・再現する学習を誘導しているように判断されます。

例: 「個別解答欄パターン」のテンプレート
各設問が別解答欄になっている場合、主語をあえて省略して書く
解答欄は複数の文で多面的に記述し、『①… ②… ③…』のように番号で並列記述する

テンプレート型記事の特徴
高得点答案をひな形にして「解答テンプレート」として公開
過去問を用いた具体例付き解説(令和1~4年問例)
設問パターンごとの箇条書きを強調

②そこに気づいた試験委員

近年の二次試験では、与件文に即した分析力や判断力を問う問題が増えています。

2024年度事例Ⅰでは、第2問で「A社が新市場開拓のために独立組織を作った意義と、長女をリーダーに任命した狙い」を問いました。公式の出題趣旨では、「地域を離れて新市場を開拓する際に独立組織を作る意義」と「一族任命の理由」を考察する問題であると明示されています。また同年度第4問では「今後の事業展開に伴う配置転換の目的」を問う内容でした。これらはどちらも、企業の背景や方針など与件情報を踏まえた論理的な説明が求められる作問と言えます。

以上のように、試験委員は与件を的確に解釈して答える能力を重視しており、単なる暗記やテクニックでは得点しにくい方向に作問方針が変化しています。従来の「よくあるキーワードさえ書けばよい」といったアプローチでは通用せず、与件に根拠をもとづいて答えることが求められています。

③試験委員の変化に気づかぬ支援団体

支援団体が試験委員の意図や出題方針の変化に気づきにくい理由として、情報環境の偏りが考えられます。ネット上ではフィルターバブル現象により、自分の好みや興味に合った情報しか目に入らない傾向があります。またエコーチェンバーでは、同じ価値観を持つ人々の間で同じ意見が繰り返し共有されるため、意見が強化されやすいと言われています。

これらにより、ブログ運営者や読者は「一発合格道場ではこういうノウハウが正しい」という既存の見解に固執しやすく、異なる視点や試験委員の新たな指針を見逃しがちです。さらに、集団内の同調圧力が加わり、外部からの批判的・客観的視点が取り入れにくい土壌が形成されています。結果として、内輪で共有される情報ばかりで勉強法が回り続け、本質的な学習機会を失っていくのです。

「受験生支援団体」の弱点は、投稿者が毎年全て入れ替わるため、連続性も反省の色もない。その結果、全員の最大公約数なキーワード&テンプレの話ばかりで、試験委員が苦笑い。

Step-3:情報弱者の内輪受け(エコーチェンバー)

①よせば良かったFラン相手・・

情報収集や学習スキルが未熟な層(いわゆる「情報弱者」「Fランク層」)は、自己判断より他者指示に頼りやすい傾向があります。

そうした受験生は特に「これをすれば受かる」という明確なノウハウやモチベーション維持のコンテンツを求め、難解な解説よりも親しみやすい教えや励ましを好む傾向があります。その結果、頻繁に更新されて刺激的なブログやSNS情報に引きつけられ、深く考える前にテクニックだけを吸収しようとする学習態度になりがちです。

②たまたま2割のワンチャン試験で合格自慢

合格後にSNSで結果報告し承認欲求を満たそうとする受験生も増えています。しかし前述の通り、試験委員や有識者の間では過度な「合格自慢」は冷ややかな目で見られる傾向にあります。

このギャップが広がると、「中小企業診断士=SNSで騒ぐ人」というイメージが一般に広がり、資格の社会的な権威やブランドイメージが損なわれる恐れがあります。資格取得自体は大変意義のある成果ですが、それを軽薄に見せてしまう行為が続けば、業界全体の評価にも悪影響を及ぼす可能性があります。

③負のスパイラルを加速する同調圧力

前述の通り、SNSやネットアルゴリズムにより、自分の志向に合った情報ばかりが提示されるフィルターバブル現象があります。これに加え、類似した考えの人々の間で意見が繰り返し増幅されるエコーチェンバー現象も起きています。

試験学習コミュニティでは、同じような経験・価値観を持つ人がつながり合い、外部の批判や新情報に触れにくくなるため、既存の学習法がより強固に支持されることになります。また、グループ内では「みんながこうしているから自分も…」という同調圧力も働きやすく、新しい勉強法や試験対策の情報が批判的に検証されないまま流通しがちです。

これら心理的バイアスが重なることで、実際の出題方針と乖離した学習コミュニティが形成され、「負の合格スパイラル」を加速させていると言えます。

ふぞろい本誌のギャグと隣の内輪受けを面白がるのは本人だけで、気づけば周囲は白い目に。そこすら気づかぬ情弱ばかりで後を継ぐ結果、今の末路を迎えます。

今日のまとめ

Q
いつもは「利点・欠点の指摘は必ず同数」とお澄まし顔の生成AIが、受験生支援団体の負(まけ)のスパイラルを一刀両断。これは今年も次のイノベが起きる期待が高まります。
A

AI試験委員の助言によると、リアル試験委員が最も目配りするのが、SNSでの誤った情報拡散。同友館教材ばかりをSNSでステマする時点で、8割狙い撃たれる覚悟が前提です。

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