口述会場前のビラ配りで陣取るブサイクなおじオバの末路に呆れ果て、「間違ってもああはなるまい」「一刻も早く駆除を」の依頼が私に殺到中。そこで隣のヘタレ合格先輩が一生知ることのない、合格の先の新たな扉を開きます。

合格を分けたのは知識量だけではありません。不確実な状況下で迷いを断ち、自信を持って「決断」する力が、現場対応力として合否を決定づけました。
土壇場での「決断」こそが、これまでの努力を実力へと昇華させ、合格という「扉」を開く鍵となったのです。そのマインドセットを忘れないでください。
大企業で普及するAIやDXといったデジタル技術。この「魔法」のような便利な力を、そのまま中小企業の現場に持ち込んでも定着しません。
中小企業の現状や課題に深く寄り添い、現場の人々が使いこなせる形に調整して実装する。それが、皆さんに期待される伝道師としての役割です。
中小企業の現場には、泥臭いながらも貴重な「生きたデータ」や「本質的な知見」が眠っています。それらを掘り起こし、実践的な経験を積んでください。
現場で培ったリアルな経験という「宝」を自分が勤める大企業(巨塔)へ持ち帰る。その知見こそが、組織を内側から進化させ、競争力を高める強力な武器となります。
【おめでとう1,240名Ⅱ】大企業の「当たり前」を中小企業で実装・自走
試験会場でビラや羊羹を配るおじオバが1,240名に心の底からバカにされるのは、「昨年までと同じ事をする診断士」に価値を見出すノロマはゼロ人以下だから。そこで中小ステージで活躍ならベスト、大企業ステージでも新たな価値を生み出すアプローチを確かめます。
Step-1:R7合格に至った最大の理由を確認
予備校は効率重視で大量の合格者を出すために「パターン認識」を教え込みますが、試験委員は毎年あえて前提条件を変えて出題するため、マニュアル頼りの受験生は対応できずに不合格になります。
採点現場では「多面的切り口」という名のキーワード羅列が見抜かれており、事例企業の「独自の文脈」を無視した一般論だけの答案は、思考の浅さを露呈してその他大勢の中に埋没する評価を受けます。
受験生は減点を恐れて無難な記述を選びがちですが、誰にでも当てはまる総花的な助言は採点官の記憶に残らず、結果として合格ライン上の激しい競争から脱落する要因となってしまいます。
逆に多少の粗さはあっても「社長の想い」や「地域特性」に深く踏み込んだ答案は、現場が見えている証拠として採点官に認識され、ボーダーライン上の攻防において救い上げられる決定的な加点要素になります。
予備校の採点基準は指導しやすい「キーワード採点」に偏重していますが、本試験では「論理的整合性」と「助言の具体性」が重視されるため、予備校で高得点を取れても本番では通用しないという現象が起きます。
予備校の指導に従うほど「AI」に代替されやすい人材へと最適化されてしまうため、この構造的な矛盾に気づいて意識的に学習のゴールを「得点獲得」から「課題解決」へと修正した人だけが勝機を掴めます。
生成AIが「キーワード指導偏重のスクールが脆弱」と和らかく表現する内はまだマシで、内心「スクール課金するバカは情弱」と思っているだろう。その位は想定の範囲内にします。
Step-2:制約条件違反がデストラップに
進化を止めない生成AIはデータ分析や論理構築を高速で処理しますが、試験委員はAIには解けない「古参社員の感情」や「地域のしがらみ」といった非合理な制約条件を事例に潜ませ、そこを踏むとデストラップの大幅減点にしてきます。
論理的に正しいだけの戦略はAIでも作成可能であるため、コンサルタントには現場の空気を読んで利害関係を調整し、実行可能な解へと落とし込む「人間的な洞察力」と「責任ある判断」が求められます。
この試験で本当あるべき学習は市販ノウハウのパクリ勉でなく「SWOT分析」などの背後にある原理を理解することであり、試験委員は型を覚えているかではなく、未知の状況に合わせて型を崩せる「応用力」があるかどうかを見ています。
既存の型をあえて崩して検証する「実験」を練習段階で繰り返すことで、本試験で見たことのない難問に遭遇した際にも、パニックにならずに知識を組み替えられる強い思考の筋肉が鍛えられます。
過去問の知識が特定の事例に紐づいたままだと本試験で使えないため、「機能別組織」の弊害などを抽象化して別の業種に当てはめる「学習の転移」を起こすことが、試験委員が求める学習行動の正解です。
単なるパターンの暗記ではなく「能動的な想起」と異なる文脈での適用練習を行うことで、知識はあらゆる状況で使える普遍的な道具へと昇華され、初見の事例でも的確な助言ができるようになります。
診断士2次における具体→抽象→具体とは、あの本家ふぞろいでも認めざるを得ない鉄板フレーム。具体的には中小企業白書2025の掲載企業例を1つずつ覚えると究極おベテで、生成AIで100字×3節に要約するのが「抽象化」力です。
具体的現状(具体):外部環境の激変と業況の足踏み 円安・物価高の継続に加え、30年ぶりの「金利のある世界」が到来。構造的な人手不足も深刻で、中小企業の業況判断は2024年以降、回復に足踏みが見られる。大企業との賃上げ格差も拡大し、経営環境は依然として厳しい。
本質的課題(抽象):付加価値重視の「経営力」への転換 コストカット戦略は限界に達しており、現状維持は衰退を意味する。今、経営者に求められるのは、自己研鑽や経営計画の策定、透明性の高い組織構築を通じ、価格転嫁と投資を両立させ、付加価値を創出する「経営力」だ。
具体的戦略(具体):スケールアップと多角的な成長投資 成長の壁を打破するため、補完的人材の確保や権限移譲による「一人経営」からの脱却を図る。具体的には、DXや省力化投資による生産性向上、M&A、海外展開等の攻めの施策を講じ、企業規模の拡大と持続的成長を目指す。
Step-3:大企業の日常を中小に実装する診断士
大企業向けの高度な理論である「バランスト・スコアカード」などをそのまま中小企業に導入すると現場が疲弊して失敗するため、試験委員は理論をそのまま書くのではなく身の丈に合わせて「翻訳」する能力を求めます。
従業員の負担を考慮してまずは「顧客の視点」などの重要指標に絞り込み、小さな成功体験を積み重ねる提案こそが、中小企業の実情を理解している実務家の答案として高く評価されます。
単に強みと機会を掛け合わせるだけでなく、資金不足などの制約を考慮して「OEM供給」から始めるような、時間軸を持った現実的な戦略を描くことが実務能力の証明になります。
予備校的な全方位的戦略ではなく、リソースの限界を見据えた上で優先順位をつける「具体的」な提案が、社長の心と採点官の評価を同時に掴み取り、合格を確実なものにします。
テンプレート思考を捨てて「なぜそうなるのか」を深く問いかけ、答案作成時にはもう一人の自分を立てて、独りよがりな記述になっていないかを客観的にチェックする習慣をつけます。
曖昧な表現を避けて「~すべきである」と言い切る責任ある態度を貫くことで、AIには模倣できないコンサルタントとしての「覚悟」と「知性」が答案に宿り、採点官に対して信頼性を証明できます。
AI~DXでガラリと変わった大企業の日常が中小企業に波及するのは、まだまだこれから。その中小ステージの道を極めるもヨシ、そこで磨いた経験で自社大企業の付加価値をさらに高めるもヨシです。
今日のまとめ
そして最新試験合格1,240名が開いた扉の先にあるのが、これまでと同じショボンか、これからさらに輝くキラキラか。「合格より活用する方が難しい」とされるヘンテコ難関国家資格の次のステージは毎年2月が新年度です。
