数ある口述試験失敗談に共通するのは、「想定問答の丸暗記に終始し」「それを夢中で答えた結果」「試験官にツッコミされて頭が真っ白」。そこで想定問答丸暗記を全く不要にする賢い口述対策を、1/5から5回シリーズでお送りします。

キャリア&スタイル

【2025年試験の反省②】ブルーカラーの時代は「Ⅲ」に加点

今まさに整いつつあるR7「2次」抽選結果は、「どの事例もやや難しめに作り」「翌年の望ましい学習行動を促すべく」恣意的にどれかの事例に加点すると仮定。そこで私はR7「Ⅲ」大ボーナスを予想します。

①R7合否はまさかの「Ⅲ」加点?

ここまでどんな難事例でも大きな点差をつけなかった「Ⅲ」が、まさかR7で大ボーナスの台風の目に?

もしそうなると「現場力」こそが企業の競争力の源泉となった現代を象徴し、ホワイトカラーが次々とAIに代替される時代に向け、「生産管理を身に付けよ」との試験委員のメッセージになる。

②AIコラボで付加価値を高めるブルーカラービリオネア

AIやロボットの導入は、人間の仕事を奪うのではなく、高度な技能を持つ現場作業員の価値を飛躍的に高めました。

生産現場は単なるコストセンターから、付加価値を生み出す最強のプロフィットセンターへと変貌を遂げていくとの予測があります。

③DXが実現する営業と生産の相互理解

長年、企業のボトルネックだった営業部門と生産現場の「断絶」が、デジタルの力によって解消されつつあります。

共通のデータ基盤(DX)を持つことで、互いの苦労や熱気が手に取るように分かり、真の連携が可能になるのです。

④診断士は営業と生産現場をつなぐカタリスト(触媒)?

現代の中小企業診断士は、専門的なフレームワークを武器に、複雑に絡み合った経営課題を鮮やかに切り分けます。

そして、営業と生産の間に入り込み、化学反応を起こしてイノベーションを促進する「触媒(カタリスト)」となるのです。

【2025年試験の反省②】ブルーカラーの時代は「Ⅲ」に加点

AIはあることないこと、トンデモないことを突然言い出すので、こんなデタラメが実現する可能性は高くない。でももしR7「Ⅲ」が大ボーナスになったら、以下シナリオに注目です。

Step-1:R7「Ⅲ」大ボーナスの可能性

①R5→R6→R7「Ⅲ」作問変化の意図は?

試験委員がここ3年目まぐるしく作問採点を変え、ノウハウやテンプレと言った古い受験技術を一掃したことで、ここ3年の「Ⅲ」は単なる現場のカイゼンにとどまらず、全社ベースで付加価値UPを目指す進化プロセスを理解していないと苦戦を強いられました。

そして、R5から続く「データ化→コスト化→付加価値化」の流れを読み解き準備していた層にとっては、R7「Ⅲ」はここまでの伏線が回収されるボーナスステージとなり、高得点大ボーナスが与えられる期待が出ています。

②スクール勢が苦戦した第2問「製造コストダウン課題」

予備校が教える「生産面」と「管理面」という機械的な切り分けに固執した結果、R7の本質である営業と生産の情報の分断という構造的な課題に気づけず、多くの受験生が2つのコストダウン課題の選択に苦しみました。

既存の延長線上の施策しか提案にとどまるスクール勢は取り残され、営業と生産の間にある壁を取り払うという抜本的な解決策を提示できた一部の答案に対し、試験委員は大きく加点する余地を与えられたのです。

③ここ3年の共通テーマは、部門の壁を越えた営業・生産コラボ

現場の負荷状況を見える化し営業がそれを武器に交渉することで、無理な短納期受注を防ぎつつ売上や利益を最大化するという、製販連携の具体的な成功モデルが求められました。

部分的な改善策ではなく全社的な貢献という全体最適を提案できた答案はこれも加点の余地があり、これからも「事例Ⅲ」では経営資源を統合して成果を出す診断士の役割が重視されるでしょう。

結果論の後講釈になるが、AI時代は営業と生産がデジタルで直接つながり、中間ホワイトカラーをAIに一掃させて「調整役を不要にした」企業が勝ち残る。既にAIに代替された2次事例に残る役目が、「役立たずのノロマを排して効率化」と気づき、頭一つ抜け出します。

Step-2:ホワイトカラー消滅とブルーカラーの勃興

①AIで新たな付加価値を生み出す「現場」

AI時代においてホワイトカラー業務の価値が低下する一方で、物理的な現場を持つブルーカラーの価値が再評価されており、現場こそが代替不可能な利益の源泉となっています。

職人が持つ高度な技術をデジタルでアーカイブ化して企業の資産に変えることで、属人化のリスクを解消しながら永続的な競争力を生み出すのが、これからの診断士の役割です。

②「生産がわかる営業」が業績向上

工場のキャパシティや技術的な強みを理解していない営業が安易に受注してくると、現場が混乱して納期遅延や品質低下を招き、結果として会社の利益を大きく損なってしまいます。

診断士の支援によって「生産がわかる営業」へと生まれ変われば、自社の実力に見合った適正価格と納期で受注できるようになり、現場と営業が共に勝てる好循環が実現します。

③デジタルツールを活かし、ホワイト⇔ブルーが融合

精神論での連携を強いるのではなくSFAやMESといったデジタルツールを導入することで、物理的に情報の壁をなくし、リアルタイムで製販が情報を共有できる環境を作ります。

診断士がITを「接着剤」として機能させることで組織の分断を修復し、チャットツール等で現場の声を営業に届ける仕組みを構築すれば、組織全体が一つのチームとして機能します。

営業がAIを使えば生産の中身がわかり、生産がAIを使うと市場環境の変化がわかる。いままで一々「通訳」していた業務がカットされ、GAFA並みの高収益がやってくる時代はすぐそこです。

Step-3:R7「Ⅲ」大ボーナス?で変わる学習行動

①過去問の暗記ではなく、条件的に反射するアクティブ・ラーニング

予備校が作成した正解をただ覚えるだけの受動的な学習法では限界があるため、環境変化の仮説を立てて自ら思考する力を養わなければ、変化の激しい本試験には対応できません。

AIに事例企業の条件を入力して未来をシミュレーションする「アクティブ・ラーニング」を取り入れることで、想定外の事態にも動じない対応力を身につけることがR8合格の鍵です。

②ビジネスドクター=診る、でなく、自ら変化を起こすカタリスト(触媒)

診断士を患部を治す「ドクター」と定義する古い考えを捨て、異質なものを結合させて組織に化学反応を起こす「触媒(カタリスト)」として自らを再定義する必要があります。

私が介入することで組織に変革の連鎖が始まるという強い意志を答案に込めることで、採点者に対して単なる知識の披露ではない、現場を動かすリーダーとしての資質を証明します。

③まず生産用語⇔経営用語のバイリンガルを目指して現場の橋渡し

「歩留まり」や「工数」といった現場言語と「利益」や「CF(キャッシュフロー)」といった経営言語のバイリンガルになる訓練を積むことで、経営者と現場の橋渡し役として信頼されます。

現場の復権を描く希望のシナリオライティング能力を磨き上げ、AI時代に求められる新たな診断士像を体現する覚悟を持って、R8試験という大きな山を乗り越えていきましょう。

新卒人気が金融・IT・コンサルに偏っていた時代が嘘のように、これまで地味な「事例Ⅲ」が付加価値の宝庫として俄然輝きだすのがAI時代。「事例Ⅲ」がR7⇔R8試験のどちらで大ボーナスになるかの議論を、「時間の問題」と呼びます。

今日のまとめ

Q
AIがここまで発展すると、営業が生産のことを・生産が営業のことを、AIで調べてコラボすることで相互理解が深まり、調整役のホワイトカラーを不要にして製造業の生産性が一気に上がる。ウチの試験委員がその変化を見逃す理由がゼロ以下であり、少なくともR8試験は「Ⅲ」が台風の目になる。
A

こうやって日々AIを使い、あることないこと仮説を立てては業界最新を独占するのがここのサイトのいい所。そしてブルーカラービリオネアの時代を迎え、少なくともR7⇔R8のどちらかが「Ⅲ」大ボーナスになる私の予想は、きっと当たります。

■■ここからテンプレ■■

-キャリア&スタイル

PAGE TOP