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【ふぞ答案の避け方③】ファイナルペーパー改め当日アクションプラン

余計ノウハウを吹聴して全答案の多数派同質化を目指すふぞろいが必ず8割落ちる理由は、隣と一緒で安心して「差が付かない」ため。そこで、ふぞろいが出来る程度はあえてやらないことが、今年も当確ルートです。

①多数派同質答案に悩む試験委員

毎年の答案が「多数派同質決めつけ」に収斂し、差がつかない状況に試験委員は苦慮している。
同質化に対抗するため、採点や出題方針を毎年工夫せざるを得ず、本来の評価意図が歪められてしまう。

②原因はファイナルペーパーの流布

ネットや動画を通じて拡散される「ノウハウ」や「ファイナルペーパー」が、解答の型を固定化し、多数派同質化を招いている。
表面的な安心感を与える一方で、思考停止を助長し、創造的な解答力を阻害している。

③しかし当日思い返すメモは必要

一方で、受験者にとって試験当日に心を落ち着ける「行動指針メモ」は必要である。
暗記依存のファイナルペーパーではなく、与件対応に集中するための「簡潔な確認メモ」が求められていることに気づき始める。

④AIで作る当日アクションプラン

誤ったファイナルペーパーは思い込みを強化するだけである。そこでAIに当日用アクションプランを作成させることで、余裕を持って臨める。
これにより思考の余力が生まれ、当日のアドリブ対応力を高め、差がつく答案を実現できる。

【多数派同質答案の避け方④】ファイナルペーパー改め当日アクションプラン

昨年たまたま受かったボクが合格自慢したい気持ちはわかるが、こんなものをネットに貼ったら試験主催者が警戒し、作問採点を変えて当然。それすら知らない視野の狭さがあってこそのふぞろい合格です。

そこで残すラスト3週は、隣のふぞの合格自慢だけは決して踏むまい。隣のFPレベルはAIアクションプランで代替し、脳の余力を作って当日アドリブに備えます。

Step-1:事例Ⅰアクションプラン

概要組織・人事・企業文化と社長方針の整合を図る。
自社の強み活用と弱み補完を図るSWOTに基づき、戦略フレームワークを自社組織に落とし込む。
作問傾向第1問:現状把握(強み/弱み/歴史的経緯)
中盤:「毛深い猫」に基づく権限移譲と次世代育成
終盤:戦略と組織を整合させた成長戦略・または「幸の日も」の人材戦略
評価傾向レイヤーで知識を絞り、100字1文3節因果で説得力UP
与件根拠を1問で最低3つ引用し、抽象語は可視化する(例:活性化→会議週1・決裁24h)
効果指標:定着・生産性・収益性・統制・意思決定速度
よくあるNGマーケ/生産語彙の混入や、与件無関係の知識を挙げて並列列挙。
ファイナルペーパーで偏った考えを固め、聞かれていない決めつけ答案。
①最初のリマインド

設問先読み – 戦略・組織・人材などレイヤーを確認し、時制や制約語(「将来」「短期」「定着」など)に印を付ける。
評価軸の宣言 – 効果指標を「定着率」「生産性」「収益性」「統制」などから1つ選び心に留める。
NG 封じ – 抽象語の羅列、他事例の語彙流用(マーケや生産管理用語)、根拠のない施策を明示的に禁止する。

②対応の原則

因果関係を一本化 – 課題→施策→効果を3節で書く。各施策には与件の根拠を必ず1つ以上接続する。
整合性を重視 – 経営戦略・組織構造・人的資源管理の整合を意識し、時間軸(過去→現在→未来)に沿って考える。
多面的な視点 – 強み活用+弱み補完+環境変化への対応を組み合わせて差別化を図る。
一次知識で余白を埋める – 与件文が簡素なため、機能別組織や事業部制、マトリックス組織など一次試験の知識を活用して状況を類推する。

③与件の切り口

内部資源 – 歴史、技術、人材、ブランド、暗黙知を下線でチェック。
組織課題 – 構造(権限分散か集権か)、行動(協働・学習)、制度(評価・報酬)を確認。
時間軸とズレ – 事業変遷を経ていることが多いため、環境変化と内部体制の不整合を特定する。

④現状~施策のブリッジ

現状・課題 :原因 X により Y(協働不全・属人化・統制不備など)が発生している。
施策 :権限委譲や組織再編(職能→事業部制・プロジェクト併用)、人材マネジメント(採用・育成・評価)を組み合わせ Z を整える。
効果 :離職率↓、納期遵守↑、粗利↑、意思決定速度↑など定量的に示す。

⑤アクションプラン

人事施策のフレームワーク – "サハホイヒ"(採用・配置・報酬・育成・評価)の頭文字を用いる。これは「茶化」とも呼ばれ、各要素を多面的にチェックするための補助ツールである。
組織施策のフレームワーク – "幸の日も毛深い猫" は人事・組織施策のチェックリスト。さ=採用・配置、ち=賃金・報酬、の=能力開発、ひ=評価、も=モチベーション、け=権限移譲、ぶ=部門設計、かい=階層、ね=ネットワーク、こ=コミュニケーション。単なる語呂合わせではなく、抜け漏れを防ぐチェックシートとして活用する。
その他施策 – 新卒/中途採用・非正規社員の活用・メンター制度、管理会計導入、会議再設計、事業部制+プロジェクト制併用、部門横断コミュニティなど。

⑥記述パターン

型 A:戦略→組織→人材
X(課題)に対し、Y(組織設計・統制)と Z(育成・評価)で整合を図り、これにより K(定着率・生産性・収益性)が改善する。
型 B:強み活用+弱み補完
A という強みを核に B という弱みを制度 C で補完し、協働や学習が活性化し成果 D が向上する。

⑤30秒で最終チェック

解答の主語が「理由は/狙いは/A社は」になっているか。
設問レベル(戦略・組織・人材)に合っているか。
与件キーワードを1問当たり3つ以上引用しているか。
因果が一本線になっているか、効果に具体的な指標があるか。
抽象語を具体的に言い換えているか(例:活性化→「定例会議の開催を週1回にする」)。

今や汗水たらしてFPなど作らなくても、AIに訊けばこの内容を5秒で返す時代。既にAI代替されたムダレベルの努力や量稽古を控えることが、試験に当確する上でのマストです。

Step-2:事例Ⅱアクションプラン(差額)

概要市場の変化とニーズをSTP+4Pで捉えて売上向上(来店頻度RF×単価向上M)
体験価値(感覚価値)/推し要素(観念価値)などマーケの時流を答に反映
作問傾向ターゲット/提供価値/チャネル/協業・イベント/CRM(RFM, LTV)。
図表/在庫・予約・EC連携などデジマ関連要素が頻出。
評価傾向ダナドコ(誰に・何を・どうやって・効果)で猫でも因果答案に。
与件の強み→顧客価値への翻訳→4P実装→効果(売上式)の順で具体化。
効果指標:CVR・客単価・LTV・来店頻度・在庫回転。
よくあるNGターゲットを外したアイデア解答、4Pのどれで答えるかが不明確、顧客を無視した自社都合。
SNS/UX等の掛け声のみで接点設計(導線/在庫/予約)が曖昧。
①最初のリマインド

設問先読みと色分け – ターゲット、提供価値、チャネル、成果指標に色分けしたマークを付ける。
KPI の選択 – CVR(コンバージョン率)、客単価、LTV、来店頻度、在庫回転率などから施策に合ったものを選ぶ。
NG 封じ – 様々な施策の羅列や内部視点のみの助言、STP と 4P が繋がっていない回答を禁止する。

②対応の原則

価値の翻訳 – 企業の強みを顧客価値(機能価値・感覚価値・観念価値)に言語化し、ターゲットの心に届く表現に変換する。
STP と 4P の整合 – 市場セグメントとターゲット、ポジショニングに応じて製品・価格・販売チャネル・プロモーションを一貫させる。
顧客ニーズ重視 – 企業目線ではなく「誰に・何を・どうやって届けるか」を常に意識し、的外れな施策を防ぐ。

③与件の切り口

需要側情報 – 顧客セグメント、購買動機、利用シーン、制約(距離・時間・予算)を抽出。
競合・代替 – 競合の品揃え、サービス体験、利便性、コミュニティ要素を比較し、自社の差別要因を特定。
チャネル/接点 – 店舗、ECサイト、SNS、口コミ、イベントなど各接点の状況を整理。

④現状~施策のブリッジ

現状・課題 :ターゲットAに価値訴求が弱く、チャネルBが断絶している。
施策 :STPの再定義のもとで、4P(商品企画・価格設計・販路・プロモーション)を実施し、顧客価値を伝える。
効果 :CVR向上、来店頻度増加、客単価アップ、在庫回転率改善など。

⑤アクションプラン

Product(何を) – 品揃え再編、セット商品、こだわり素材を活かした新商品、サービス化(体験の提供)など。強みを活かした商品開発を行う。
Price(価格) – 良いイメージを与える魅力的な価格設定、段階価格、サブスクリプションモデル、バンドル販売など。
Place(チャネル) – OMO(オンラインとオフラインの統合)導線、ネット販売との在庫連携、予約・取り置きサービス。
Promotion(プロモーション) – SNS の口コミ拡散、UGC コンテンツの活用、イベント開催、顧客管理システム(CRM)によるメッセージ配信、地域企業との提携。
フレームワーク「ダナドコ」 – 誰に(ターゲット)、何を(既存製品や強みを活かした新製品)、どうやって(広告・SNS・イベント・提携など)、効果(新規顧客獲得・既存顧客関係強化)を整理するtakipro.com。事例Ⅱの助言問題で解答要素を漏れなく整理するためのチェックシートとして使う。

⑥記述パターン

型 A:STP→4P→効果
ターゲットAに○○という価値を訴求するため、○○を商品に組み込み、価格を□□、販売チャネルを××に設定し、××を活用したプロモーションを行う。これにより CVR・客単価が向上する。
型 B:既存顧客深耕+新規開拓
既存顧客のニーズBを深掘りし、セット商品Cやポイント制度Dを導入し来店頻度を高めるとともに、新規顧客Eに対してイベントFやオンライン販路Gを活用して認知度を向上させる。結果として LTV が拡大する。

⑤30秒で最終チェック

STP(誰に・何を・どのように)と 4P(Product, Price, Place, Promotion)が繋がっているか。
顧客価値が具体的に記述されているか(機能価値・感覚価値など)。
効果が KPI(CVR、客単価、LTV など)で表現されているか。
与件文の制約条件(地域密着、資源制限、提携条件など)を守っているか。

広く知られる通り、「Ⅱ」が知識を問うことはなく、デジマ一つ取っても試験より世間がよほど先行。余計な思い込みやアイデア解答することなく、ふぞろいでキーワードさえ拾えば、猫が欠伸しながら60点です。

Step-3:事例Ⅲアクションプラン(差額)

概要生産管理(計画planningl⇔統制control)とQCDの切り分けで問題の所在を把握。
日程・調達・工数計画のどれかのボトルネックを解消。
作問傾向需要変動と平準化/ロット・順序/段取短縮/セル化・ライン再編。
在庫・仕掛・欠品・外注境界/トレーサビリティ/IT化(進捗・現品票・かんばん)。
評価傾向ボトルネック特定→標準作業・段取・流し方→計画精度の順で施策を用意。
情報課題はDRINK(データベース/リアルタイム/一元管理/ネットワーク/共有化)をベースに、どう実装するか。
効果指標:納期遵守・不良率・可動率・仕掛/在庫回転・単位原価・段取時間。
よくあるNG5S/3S/カイゼンの掛け声のみで、QCDの改善に至らない。
計画(上位)と現場(下位)のギャップを解消できず、多品種少量生産・設計重視の流れも外す。
①最初のリマインド

設問先読み – 計画レイヤ(需要予測・生産計画)、調達レイヤ、現場レイヤ(段取・搬送・ライン編成)、品質レイヤ、物流レイヤのうちどこが問われているか確認し、時制や制約をマーキング。
KPI 選択 – 納期遵守率、不良率、段取時間、在庫・仕掛品滞留、可動率、単位コストなどから施策に応じたものを選ぶ。
NG 封じ – 掛け声的な 5S の羅列や管理手法の単語だけで終わる解答、QCD につながらない施策を禁止する。

②対応の原則

工程思考と因果 – 不良・遅延・コストの物理的原因を特定し、計画→調達→生産→検査→物流という工程全体の流れで因果関係を意識する。
QCD の整合 – 納期(Delivery)、品質(Quality)、コスト(Cost)のバランスを踏まえ、生産計画・資材計画・人員計画を整合させる。
標準化と柔軟性 – 標準作業票や工程別の作業標準を整備しつつ、多品種少量生産への柔軟な対応(SMED・セル生産など)を図る。

③与件の切り口

工程マップ – 前後工程の順序、段取替え、搬送方法、検査タイミング、外注工程を整理し、ボトルネックを特定する。
変動要因 – 多品種少量や設計変更、欠品、指示遅延など現場を揺さぶる要因を列挙する。
標準化と見える化 – 帳票、現品票、かんばん方式、進捗・在庫の可視化システムなど情報共有の仕組みをチェックする。

④現状~施策のブリッジ

現状・課題 :工程 X の段取替え時間が長く仕掛品が滞留し、納期と品質が悪化している。
施策 :需要予測精度向上と生産計画の平準化、段取短縮(SMED)やライン再編、情報共有のための現場 IT システム(DRINK)を導入し、計画と現場の連携を強化する。
効果 :納期遵守率↑、不良率↓、在庫回転率↑、原価↓、可動率↑など。

⑤アクションプラン

生産計画・調達 – MRP(資材所要量計画)、需要予測改善、平準化(大ロット→小ロット化)、部品共通化。安全在庫や発注リードタイム短縮など資材管理も含めて計画精度を高める。
現場改善 – 段取短縮(SMED)、セル化やライン再編、5S・標準作業票の整備、作業訓練、設備の予防保全。チョコ停(小さな停止)やロスの要因分析を行い改善する。
品質保証 – 工程内検査の前倒し、トレーサビリティ強化、標準書とチェックリストによる自主検査。統計的品質管理や QC サークル活動で現場の改善提案を促す。
情報システム/IT 化 – DRINK を活用:D=データベース活用、R=リアルタイム、I=一元管理、N=ネットワーク、K=共有化。生産情報をリアルタイムで共有し、工程間の情報断絶を防ぐ。IoT 機器やバーコード/QR コードで進捗を見える化する。
内外製区分と外注管理 – 製品ごとの損益把握や負荷分析に基づき内製と外製の境界を見直す。外注先への技術支援や納期調整を行い、サプライチェーン全体で QCD を最適化する。

⑥記述パターン

型 A:ボトルネック解消+標準化
ボトルネック工程 X の段取替えが長く仕掛滞留が発生しているため、需要予測精度向上に基づく生産計画と現場改善(SMED・標準作業票)を実施し流れを安定化させる。これにより納期遵守率・不良率・在庫回転率が改善する。
型 B:情報共有と現場改善の両輪
設計変更情報が現場に伝わらないため不良が発生している。情報管理システム(DRINK)により図面や指示をリアルタイム共有し、並行して段取短縮・セル生産化で柔軟性を高めることで、納期遵守率と品質が向上する。

⑤30秒で最終チェック

現象の物理的原因(遅延・滞留・不良)に触れているか。
計画レイヤと現場レイヤをつなぐ施策になっているか。
効果指標(納期遵守率、不良率、在庫回転率、原価など)が明確か。
与件文に出てくる技術要件や設備能力、外注環境などの制約を考慮しているか。

ふぞろい並列列挙の見せかけ因果「理由は①②③。以上により○○」を一掃すべく、今年R7で点差を付ける大ボーナスへの期待が高い「Ⅲ」。もしこれが実装されたら、同友館を除く全受験関係者が拍手喝采です。

ふぞろいフレームワークは参考程度に

事例Ⅰ:「幸の日も毛深い猫」「茶化(サ・ハ・ホ・イ・ヒ)」=採用/配置/報酬/育成/評価の“視点メモ”。丸暗記ではなく与件への当てはめリマインド用。
事例Ⅱ:「ダナドコ(誰に・何を・どうやって・効果)」=ミスマッチ防止の流れ。
事例Ⅲ:「DRINK」=情報/見える化課題の具体策キーワード(与件の業務実態と接続して使う)。

これらは知識想起に有用ですが、今のマス目が問うのはここの遥か上で競う具体性と解像度。具体的にはⅢでDRINKと書いて点が来たのは3年前です。

今日のまとめ

Q
隣のファイナルペーパー祭りを試験委員が警戒するのは、AIが出来る所に人手を掛ける低生産性なムダ勉に加え、多数派同質答案の思い込み強化に古臭いノウハウと、試験主催者側のメリットが何一つないため。ではそこを「AIアクションプラン」に変える狙いは?
A

隣と一緒のファイナルペーパーを嫌い、「アクションプラン」と一言言い換えるだけで視野が広がる。さらにAIは時に人智が及ばぬ新アイデアを出し、試験における付加価値や生産性を一方的にダダ上げします。

■■ここからテンプレ■■

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