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【診断士はコンサルを名乗っていいの?】~戦略/総合コンサルタントと比較~

診断士試験でおベテが毎年爆誕する真の理由は、「試験に受かればボクもコンサル!」の真っ赤な勘違いと、そう誤解させる受験産業の暗躍。そうでなく本職コンサルとの違いを知って、試験の壁をググっと下げます。

①未来を描く戦略コンサル

戦略コンサルは5年後や10年後の市場を想定し、複数の選択肢を提示します。試験での役割は「抽象度の高い解答を整理できるか」を学ぶ基盤となります。

②実行まで担う総合コンサル

総合コンサルは戦略をシステムや業務に変換し、プロジェクトとして実行します。試験では「具体的な施策に落とし込む因果表現」を磨く練習になります。

③わかりやすさの診断士

診断士は中小企業経営者に、資金繰りや補助金をかみ砕いて説明します。試験では「与件文の言葉で翻訳し、因果で説明する」ことが高得点につながります。

④診断士試験をイージーモードに

試験で求められるのは難解な知識量より、与件を正しく読み、因果でわかりやすく書く力です。スキルの違いを理解すれば答案は整理しやすくなり、合格への近道となります。

【おベテ爆誕の理由】診断士が「コンサル」を名乗るか否か? ~戦略/総合コンサルタントと比較~

具体的には、難しいことをわざと難しく説明して集客するのがベテ専スクール、どうでもよい根拠をわざと盛り詰めして日本語を破綻させるのがふぞ(例:ふぞP.98 自称100点答案は人類には解読不能)。このおベテとふぞさえ避けると、「2次」試験をぐっと簡単なイージーモードにできます。

「診断士になればコンサル!」のセールストークに踊らされ、戦コン顔負け超絶知識に突き進んでこそ真のおベテ。そうでなく、戦コンの年間採用数⇔1,600名合格バブルの診断士を比べれば、試験のニーズがそちらでない程度は丸わかり。

区分代表的ファーム・主体主な対象役割・特徴試験事例との対応
戦略コンサルマッキンゼー、BCG、ベイン大企業・グローバル企業将来の方向性を描く。トップマネジメント向けに全社戦略・事業戦略・新規事業立案を支援。実行支援は限定的。事例Ⅰ:組織・人事の全社戦略的課題を扱う。大局的視点と中長期的方向性が問われる。
総合コンサルアクセンチュア、デロイト、PwC、EY、KPMG大手~中堅企業戦略立案から業務改革・DX・システム導入・PMOまで幅広く実行。戦略と現場の橋渡しが強み。事例Ⅱ:中小企業のマーケティング課題を扱う。戦略と実行のつなぎ(販路・顧客対応・IT活用)が問われる。
中小企業診断士独立診断士、地域診断士協会、中小機構、商工会議所と連携中小企業経営全般を横断的に診断。補助金・金融機関・現場改善を含む伴走支援。短期課題解決と長期基盤強化を両立。事例Ⅲ:生産・オペレーション課題を扱う。中小企業の現場改善と効率化が中心。

Step-1:戦略コンサルタント・総合コンサルタント・中小企業診断士の違い

①戦略コンサルタントとは

戦略コンサルタントは大企業のトップマネジメントを対象に、全社戦略、新規事業、M&Aの方針策定など長期的な意思決定を支援します。仮説思考と市場分析を組み合わせ、成長シナリオや競争優位の確立手段を提示します。

例えばマッキンゼーは数百ページに及ぶ戦略提言を行い、BCGは市場シェアと収益性をマトリクスで整理する手法で知られます。これにより経営層は複数の選択肢を比較検討でき、これに加え5年先や10年先の企業価値向上を目指した意思決定が可能になります。戦略コンサルの成果物は主にスライド形式の提言レポートであり、実行は企業側の責任となる点が特徴です。

②総合コンサルタントとは

総合コンサルタントは戦略立案から業務改善、ITシステム導入、PMOまで幅広く対応します。経営層から現場まで関わるため、組織設計や業務プロセス標準化、ERPやCRM導入支援などを含みます。アクセンチュアは数千人規模のプロジェクトを同時並行で推進し、デロイトやPwCはグローバル拠点を活かした会計・税務との一体的支援を強みとします。

これにより経営の青写真を実行可能な施策に落とし込み、これに加えデジタル変革や人材マネジメントを伴う複合的な改革を支援します。成果物は実行計画書、システム仕様書、プロジェクト管理ドキュメントなど具体的かつ多様です。

③診断士が果たす役割は

中小企業診断士は資金繰り、補助金、人材定着、生産管理など経営全般を横断的に支援します。例えば小規模事業者持続化補助金を活用した販路開拓、地域金融機関と連携した資金調達、OJT制度の見直しによる人材定着などを現場適用可能な形に翻訳します。

診断士は月次で現金収支をチェックし、商工会議所のセミナーで販路開拓策を経営者に説明するなど実務に密接に関わります。これにより経営者が即行動に移せる支援が可能となり、これに加え行政や金融機関とつながる「ハブ」としての役割を果たします。

戦略コンサルタントとは東大出・帰国子女・かつ顔採用の美男美女が居並ぶ最難関。片や総合コンサルはシステムを実装する実行力に強み。そこにたかが補助金バブルさえ使いこなせない診断士が「コンサル」を名乗ると鼻で笑われます。

Step-2:使う知識・フレームワークは同じ

①使う知識は共通ワールドクラス

戦略コンサル、総合コンサル、診断士はいずれもSWOT、3C、5フォース、バリューチェーン、STP、4P、KPI設計、キャッシュフロー分析、IEやECRSといった生産管理手法を利用します。

診断士試験ではこれらが体系的に出題され、一次試験で知識を網羅し、二次試験で与件企業に適用する訓練を積みます。これにより共通の枠組みで課題を把握でき、これに加え専門分野の異なるコンサルタントとも共通言語で連携できます。

②使う知識はそこそこ難しい

戦略コンサルはフレームワークを抽象的に用い、全社レベルでの意思決定を支援します。総合コンサルは同じ枠組みをプロジェクト計画や業務仕様に翻訳します。診断士はさらに中小企業経営者が理解できるよう、専門用語を平易な言葉に置き換えます。

例えば「人的資本投資」という表現を「採用や育成にかける費用と時間」と説明します。これにより意思決定者に合ったレベルで知識を使え、これに加え成果物の精緻さや活用範囲も異なります。

③付加価値・差別化を実現する「実装力」へ

経営課題解決は抽象的な構想から具体的計画、実装・定着へと進みます。戦略コンサルは抽象度の高い構想に集中し、総合コンサルはそれを現場で実行できる計画に変換します。

診断士は実装段階に踏み込み、経営者が納得して現場に適用できるように支援します。これにより施策が机上の空論で終わらず、これに加え現場に根付く形で成果を生みます。

戦略/総合コンサルタント⇔診断士で使う知識は変わらないので、共通言語で話せるのが診断士の強み。その強みをさらに活かすには、「詳しくない人にもわかりやすく話す」スキルが問われます。

Step-3:診断士=難しいことをわかりやすくする

①わかりやすく話す「語彙」が大切

診断士は専門的知識を経営者が理解できる言葉に翻訳する力が不可欠です。例えば「バリューチェーン分析」を「商品が企画から販売までにどの工程で価値を生むか整理する方法」と説明します。

これにより経営者は理論を自社課題に置き換えられ、これに加え具体的な行動に結びつけられます。診断士の説明が経営者の納得感を高め、最終的に施策の実行率を向上させます。

②公共機関から高い信頼・期待

診断士は国家資格として補助金、信用保証、税制優遇など制度を正しく伝える責務があります。例えば「ものづくり補助金」の対象経費や採択率を平易に説明する必要があります。

これにより中小企業が誤解なく申請でき、これに加え資金繰り改善や設備投資が実現します。公共性を帯びた説明は、民間コンサルとの差別化となります。

③因果で話せる説明能力

診断士が実務や答案で示すべきは、因果一文で効果を提示することです。例えば「社員研修を充実させる。これにより業務効率が上がり、これに加え離職率が下がる」という形です。

さらに数値を補足すれば「離職率を2割から1割へ低下させ、売上高人件費率を5ポイント改善する」と伝えられます。これにより理解と行動が一体化し、これに加え施策の成果を定量的に確認できます。

難しいことを小難しくする時点でベテが失格、「何を書いているのかわからない」時点でふぞが脱落。ここまで来ると合格氷河期を利して、努力より工夫・量より質の合格時短をひたすら目指す試験委員の狙いがわかります。

Step-4:その他コンサルと手を組み価値創造!

①診断士×ITコンサル

診断士が課題を定義し、ITコンサルがクラウドやAI導入を担えば、DXが着実に進みます。例えば販売管理システム導入に際し、診断士が必要機能を経営目線で整理し、ITコンサルが実装します。これにより導入効果が経営指標に直結し、これに加え補助金活用で投資負担も軽減されます。

②診断士×人事・財務コンサル

人材流出や賃上げ課題では診断士が財務計画を立て、人事コンサルが制度設計を行います。例えば賃金を年5%上げる財務計画を診断士が策定し、等級制度を人事コンサルが刷新します。これにより士気と定着率が改善し、これに加え労働生産性を測るKPI管理が可能になります。

③連携コラボの成果

診断士が全体設計、専門コンサルが実装、診断士が定着支援を担う流れが理想です。例えばIoT導入では診断士が工程改善の狙いを明確にし、ITコンサルがセンサー実装を行い、診断士が現場教育を担当します。これにより改善策が根付き、これに加え成果が持続的に現れます。

診断士は戦略コンサルに深さで負けるが幅に限れば互角以上。そこでITコンサルや人事コンサルと手を組むもよし、自らWライセンスで価値を出すのも自由自在です。

今日のまとめ

Q
カースト最下位の診断士がコンサルを名乗るのは自由でも、わざわざ戦略コンサル方向よりも、独自の付加価値を選びたい。そして受験おベテが毎年爆誕する理由は、「診断士=コンサル」の勘違いとそれを助長する受験産業の存在だから、騙されるおベテの完全自己責任だ。
A

そこで診断士の強みを再確認すると、①大手JTCを中心とした実務経験と職業教育、②ITにやや強い。さらに難しいことをわかりやすく説明する点にかけては、生成AIを使いこなして他のどの士業も寄せ付けません。

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