ブログノウハウを丸抱えして、右往左往。
画像:西日本新聞
試験ブログを日々読むと、ふぞ+ベテがツルツルスベる理由が丸わかりな。
カコ問の解き方ばかり覚えて安心? そうでなく今年で確実に卒業したけりゃ、80分に間に合わせる、設問解釈→想定読みです。
よくあるC社の進捗・現品・余力管理【解析⑤:3A生産現場】
ふぞ+ベテの苦手は、「事例Ⅲ」の初見対応
作問係は出題傾向を変えて、ふぞ+ベテを狙い撃ち。もし昨年と同じ出題だと、答えを覚えたベテが有利になるだろ?
さらにR1は、QC7つ道具+IEを暗記したふぞ+ベテの裏をかく、新工場の社長方針に。
では一体どうすりゃいいのさ?
そこで、あのノウハウ丸抱え+答えの暗記を反面教師に。まず3A生産現場レイヤーの設問文を確認します。
H30第2問 | H30第4問 | H29第2問 |
C社の成型加工課の成型加工にかかわる作業内容(図2)を分析し、 | C社が検討している生産管理のコンピュータ化を進めるために、 | C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。 |
作業方法に関する問題点とその改善策を120字以内で述べよ。 | 事前に整備しておくべき内容を120字以内で述べよ | それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。 |
3Z生産現場 (余力管理) | 3Z生産現場 (情報) | 3Z生産現場 (余力管理) |
期待効果 | 助言 | 期待効果 |
120字20点 | 120字20点 | 120字20点 |
D | C | C |
C 社成形加工作業者の一日の作業内容を分析し、作業方法に関する問題点を把握し、その問題を解決する能力を問う問題である。 | C 社の生産職場の状況を把握し、生産管理のコンピュータ化を進めるために必要な事前整備内容について、助言する能力を問う問題である。 | 新規事業であるCNC木工加工機の生産について、現在の生産能力の向上によって対応するために必要な生産業務上の課題を把握し、解決する能力を問う問題である。 |
事件が現場で起きるなら、生産は現場でやっている。木内時代では、IEを含め、生産現場の具体的問題解決力まで問われます。
H27第3問 | H25第2問 | H24第3問 |
C 社では、顧客からの問い合わせに迅速に対応するため、また、短納期化に対応するため、技術部内の情報の共有化や業務の効率化を図る計画がある。この計画について、以下の設問に答えよ。 | ||
C 社は、納期遅延の解消を目的に生産管理の IT 化を計画している。 | (設問1) 技術部内で共有化が必要と考える | (設問2) Y 社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を果たすためには、 |
それには、どのように納期管理をし、その際、どのような情報を活用していくべきか、120 字以内で述べよ。 | 具体的情報名を 80 字以内であげよ。 | C社の日常業務上どのような情報が必要になるか、100 字以内で挙げよ |
3Z生産現場 (情報) | 3Z生産現場 (情報) | 3Z生産現場 (情報) |
助言 | 期待効果 | 助言 |
120字20点 | 80字15点 | 100字20点 |
C | B | C |
納期遅延の解消を目的とした生産管理のIT化を計画しているC社の課題を把握し、納期管理の方法を提案する能力を問う問題である。 | C社の技術部内での課題を把握し、顧客問い合わせに対する迅速化と短納期化に対応するために、技術部内で共有化が必要な情報を分析する能力を問う問題である。 | Y社から要請されているセントラルキッチン業務を円滑に推進するために、C社に求められる生産や管理に必要な情報を分析する能力と提案する能力を問う問題である。 |
木内時代前の~H27まで頻出だったのが「情報項目」。ただH30で再出題があるので、念のため押さえとけ。
今日のまとめ
そう。ふぞ+ベテ=反面教師の前提なら、違うやり方が必要だとわかる。
そやな。毎年出てくる初見問題にノウハウで対応したら、使い途のないマニュアルばかり増えるだろ?
そこで現品管理を強化し、使い途のないノウハウをまずポイっと整理整頓。すると採点係のオトウサンがニヤリとし、おっきな花マルをくれたりするのです。
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