【情報⑤】軽量、合理化、アジャイル学習(ソフトウェア開発)

勇気を出してやってみたら、そっちの方が結果を出せた。

画像:オブジェクトの広場

TACに30万円お布施するより、スタディングで44,980円の方がなぜさっさと合格? その疑問は、ビジネス界の神羅万象をほぼ網羅する、「1次」知識でちゃっちゃと解決です。

アジャイル開発プロセスの4つの価値
①プロセスやツールより人と人同士の相互作用を重視する。
②包括的なドキュメントより動作するソフトウェアを重視する。
③契約上の交渉よりも顧客との協調を重視する。
④計画に従うよりも変化に対応することを重視する。

出典:agilemanifest.org

えーい、もう答えを書いちゃえ。

アジャイル学習スタイルの4つの価値
①型通りの学習より、周囲との組織学習を重視する。
②包括的なテキストより、動的な過去問を重視する。
③「2次」の駆け引きより、出題者の意図を重視する。
④予定調和の再現性に加え、現場対応も重視する。

それでね。診断士「2次」の合否はここ3年連続で初学者優遇。その技術的背景が採点技術の進化。つまり5,000枚の答案を回収してから採点基準を決める時、「気に食わない答案」に低スコアを付けることにしたからです(※若干根拠あり)。

まぁ某出版社系な「自称採点基準!」に立腹したのは確実ながら、それに文句を言っても無駄。そもそも資格自体が、時流の変化を先読みし、機敏な変化を求めるものだから。

そこで学習スタイルだって、今時ウォーターフォールでなく、アジャイルに。ソフトウェア開発を一気にタテ解きます。

【情報⑤】軽量、合理化、アジャイル学習(ソフトウェア開発)

1⃣開発方法論

H28第17問 システム導入プロジェクト Cランク

ソフトウェア開発は、外部設計(概要)→内部設計(詳細)の順。

画像:発注ラウンジ
中小企業がシステム開発を開発者ÏベンダÑに発注する場合、発注側の要求が開発結果に正しく反映されないことがある。以下のシステム開発の①〜③の段階と、要求と結果の間に起こり得るa〜cのギャップの説明の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
発注者の要求内容
↓①発注者の要求内容から要件定義書を作成する段階
要件定義書の内容
↓②要件定義書から外部設計を行う段階
外部設計書の内容
↓③外部設計書から詳細設計を行う段階
完成したソフトウェア
<ギャップの説明>
a 発注者が開発者に説明した要件定義書に盛り込まれた内容が、開発側設計者の誤認等何らかの理由により開発内容から漏れた。
b 開発者が何らかの理由により要件定義書の内容を誤認・拡大解釈し、実現範囲に盛り込んでしまった。
c 要件定義すべき内容が抜けており、発注者が開発者に説明していない。
×ア a:① b:② c:②
○イ a:② b:② c:①
×ウ a:② b:③ c:①
×エ a:③ b:② c:①

当問のような実戦風のケース問題では、事前の暗記より状況を整理する「国語力」がカギになります。

解き方としては、c→①になるのえ、残りのa、bが②③どちらになるかを「国語」で考える。すると「×要件定義書の解釈誤り」なので、正解は〇イに。ふつうならウエを選びたくなるので、間違えても気にせず、答えを覚えてからテキストを理解します。

H29年第17問 開発モデル Aランク

さすがにこれは間違えない? サービス問題をどうぞ。

画像:エンジニア目線のシステム開発
ウォータフォール型システム開発方法論は、システム開発を行う上での基本プロセスである。しかし、それには多くの課題があり、それらを克服することが、多様な開発方法論の提言の動機付けになってきた。
ウォータフォール型システム開発方法論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア ウォータフォール型システム開発方法論では、開発プロセスを「要件定義」、「外部設計」、「内部設計」、「開発(プログラミング)」、「テスト」、「運用」の順に行い、後戻りしないことが理想とされている。
×イ ウォータフォール型システム開発方法論では、開発プロセスを「要件定義」、「内部設計」、「外部設計」、「開発(プログラミング)」、「運用」、「テスト」の順に行い、後戻りしないことが理想とされている。
×ウ ウォータフォール型システム開発方法論に対して、スパイラルモデルでは一連のプロセスを何度も繰り返すことを許すが、その際には、まず全体の概要を構築し、それを徐々に具体化するプロセスが採用される。
×エ プロトタイプモデルは、ウォータフォール型システム開発方法論における「テスト」工程でのノウハウがなかなか蓄積できないとの課題に対応して提案されたものである。

当問はテキスト知識で〇ア一択ですが、順序を少し変えた×イとの2択になります。ウエは多分違う位でOKですが、ウは×全体の概要~ →〇サブシステムを1つずつ順番に作る、エは×「テスト」工程でのノウハウ→〇「要件定義」段階でユーザーニーズとのズレが生じる、に直すと正解に。

H27第16問 モデリング技法 Aランク

データの「流れ」がDFD、実際に設計するのがER図。

画像:わくわくBank
システム設計の際に使われる図に関する以下の①~④の記述と、図の名称の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
① 情報システムの内外の関係するデータの流れを表す図である。
② データを、実体、関連およびそれらの属性を要素としてモデル化する図である。
③ システムにはどのような利用者がいるのか、利用者はどのような操作をするのかを示すために使われる図である。
④ システムの物理的構成要素の依存関係に注目してシステムの構造を記述する図である。
×ア ①:DFD  ②:ERD  ③:アクティビティ図   ④:配置図
○イ ①:DFD  ②:ERD  ③:ユースケース図    ④:コンポーネント図
×ウ ①:ERD  ②:DFD  ③:ステートチャート図  ④:コンポーネント図
×エ ①:ERD  ②:DFD  ③:ユースケース図    ④:配置図

モデリング技法、UML技法の図は沢山あるので、全部丸暗記より、覚えやすい順に押さえるのが良いでしょう。

この中では、①=DFDと、③=ユースケース図はすぐ思い浮かぶので〇イ一択に。ついでに②=ER図、④=コンポーネント図と、テキストに戻って暗記を増やします。

H27第19問 テスト方法 Bランク

単体→結合→システム→承認→運用テスト。タ・ケ・シ招運で語呂合わせ。

画像:webrage
多様な情報システムを開発して新規に導入したり、以前からあった情報システムを変更して利用したりすることが頻繁に行われ、情報システムの複雑性が増している。情報システムが複雑になればなるほど、ソフトウェアテストの重要性が高まる。これに関する記述として最も適切なものはどれか。
×ア V字モデルにおけるテストとは、システム開発の過程をさかのぼるようにして、総合テスト、受入テスト、単体テストを逐次に実施する方法である。
×イ 回帰テストとは、保守によってシステムに変更が加えられたならば、変更した部分だけのテストを行う方法である。
×ウ デシジョンテーブルテストとは、ソフトウェアの利用に際してユーザが行う意思決定の内容を、デシジョンテーブルに整理してテストを行う方法である。
○エ ブラックボックステストとは、プログラムの内部構造は考慮せず、機能やインタフェイスだけに着目してテストデータを作成し、テストを行う方法である。

日曜夜のお笑い番組天才タケシの元気が出るテレビの最終回は1996年。今30歳以上の方なら、この語呂合わせでギリギリセーフ。

当問は、4択すべてがもっともらしいパターンなので、誤答アイウに丁寧に×を付けます。アはテストの順番が逆。イは×変更した部分だけ→〇変更しない部分を含む全て、ウは×ユーザが行う意思決定の内容→〇指定された条件に対応する内容、です。

H30第21問 テスト方法 Bランク

α版とβ版なら知ってるぞ。でもA/Bテストって?

画像:窓の杜
中小企業が外注によって情報システムを開発する場合、外注先に任せきりにするのではなく、情報システムのテストに留意するなど、当事者意識を持つ必要がある。
テストに関する記述として最も適切なものはどれか。
×ア システム開発の最終段階で、発注者として、そのシステムが実際に運用できるか否かを、人間系も含めて行うテストをベータテストという。
×イ ソースコードの開発・追加・修正を終えたソフトウェアが正常に機能する状態にあるかを確認する予備的なテストをアルファテストという。
×ウ 対象箇所や操作手順などを事前に定めず、実施者がテスト項目をランダムに選んで実行するテスト A/B テストという。
○エ プログラムを変更した際に、その変更によって予想外の影響が現れていないかどうか確認するテストを回帰テストという。

当問はテキストレベルで〇エ回帰テスト一択ですが、アイウのどこが違うか気になります。イは×アルファテスト→〇ベータテスト、アは×ベータテスト→〇運用テストが正解に。ウはそのまんま〇ランダムテストが正解で、A/Bテストとはこれ。

僕はこんな最新知識も出題できるよ、へっへーん。

初見用語は「原則上は」誤答選択肢として出すのが筋なので、「テキスト外の初見用語を〇にしない」ルールは持っておきたい。

H26第15問 アジャイル開発プロセス Cランク

ウォーターフォールを「デカく手堅く」とすれば、アジャイルは「小さく素早く」。真逆の2択を選べます。

近年注目されているシステム開発手法に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア エクストリームプログラミングは、システムテストを省くなどしてウォーターフォール型システム開発を改善した手法である。
×イ エンベデッドシステムは、あらかじめインストールしておいたアプリケーションを有効に利用してシステム開発を行う手法である。
×ウ オープンデータは、開発前にシステム構想およびデータをユーザに示し、ユーザからのアイデアを取り入れながらシステム開発を行う手法である。
○エ スクラムは、開発途中でユーザの要求が変化することに対処しやすいアジャイルソフトウェア開発のひとつの手法である。

アジャイル開発は評判がいいらしいけど、今一つわかりにくい。それはメリットだけ強調され、デメリットがわからないから。違うよ、メリットが1つあれば同じ数だけデメリット。わかりやすいのはそっちです。

正解〇エですが、明らかに×なウを除き、アイともにもっともらしい。こんな時が復習チャンスです。アは×ウォーターフォール型の改善→〇全く逆の考え方、イは紛らわしいがリンク先解説を使えば×と分かります。

2⃣開発管理

H30第17問 プロジェクト推進の知識 Bランク

RFP(提案依頼書)なら聞いたコトあるけど、RFIとは何ぞや?

画像:日経XTECH
A 社は自社の業務システムを全面的に改訂しようとしている。候補に挙がっているいくつかの IT ベンダーの中からシステム開発先を決定したい。A社が IT ベンダーに出す文書に関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア RFI とは、自社が利用可能な技術などをベンダーに伝え、システム開発を依頼する文書をいう。
×イ RFI とは、システムが提供するサービスの品質保証やペナルティに関する契約内容を明らかにし、システム開発を依頼する文書をいう。
○ウ RFP とは、システムの概要や主要な機能などに関する提案を依頼する文書をいう。
×エ RFP とは、システムライフサイクル全体にわたる、システム開発および運用にかかるコスト見積もりを依頼する文書をいう。

RFP(提案書)まで作らせると断るのがメンド臭いから、とりあえずカタログだけ送ってよ。IT本職の方に怒られそうですが、RFIなんて用語まで覚え始めたらキリがないから、くだらなく。

エの文書にも何か名前がある筈ですが、RFPがウエどちらになるかと言えば、〇ウ一択です。

H29第21問 プロジェクト進捗管理(EVMS)Cランク

EVMSと言われても、単にいつもの分母分子の割り算。

システム開発の成功のためには、プロジェクトの予算と実績の差異分析が重要になる。その手法の1つにアーンド・バリュー分析がある。アーンド・バリュー分析では、AC(Actual Cost:コスト実績値)、EV(Earned Value:出来高実績値)、PV(Planned Value:出来高計画値)を用いて、コスト効率指数であるCPI(Cost Performance Index)や、スケジュール効率指数であるSPI(Schedule Performance Index)などを計算する。
 CPIとSPIの計算式の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
×ア CPI=AC/EV   SPI=EV/PV
○イ CPI=EV/AC   SPI=EV/PV
×ウ CPI=EV/PV   SPI=AC/EV
×エ CPI=EV/PV   SPI=EV/AC

EVMSと言われても、こんなの暗記する方はいないでしょう。そう、「財務」の株式指標と同じで、頭文字の意味さえ思い出せれば、その場で当たる。

H30第16問 プロセス成熟度評価(CMMI) Cランク

CMMIの5段階を暗記する? いや、第3=定義された、だけ覚えりゃOK。

画像:Wikipedia
CMMI(Capability Maturity Model Integration)を使って、ソフトウェア開発組織の成熟度を 5 段階のレベルで表現し、開発プロセスの改善に役立てることができる。CMMI に関する記述として、最も適切なものはどれか。
○ア CMMI で、各プロセスの特性が明確化されるとともに標準化が進み、「定義された」状態になるのは第 3 レベルである。
×イ CMMI の第 2 レベルは、各プロセスがいまだアドホックかつ場当たり的で「不完全な」状態として認識される。
×ウ CMMI は ISO が定めた国際規格で、要求事項に合致したシステムを構築すると、各レベルに応じた認証を取得することができる。
×エ CMMI は、システム・ライフサイクル全体を構想、開発、運用、保守、廃棄のプロセスに分類し、それぞれのレベルを評価するモデルである。

CMMIのテキスト解説を見れば、〇アが正解で、イは×第2→〇第1だと分かります。ウは×CMMI→〇SPA、エは×CMMI→〇ライフサイクルプロセスの様ですが、そこまで覚える義理はない。

H27第13問 用語クイズ、ガイドライン Bランク

クラウドコンピューティングに関する安全指針を出すのは、「内閣サイバーセキュリティセンター」。おい、なんだか格好いいぞ。

企業経営における情報技術の利用が進み、その重要性が増す中で、情報技術を利用するシステムやシステム化指針を省略語もしくはカタカナ語として言い表すことが多くなった。それらに関する記述として最も適切なものはどれか。
×ア PERT/CPM で用いられるクリティカルパス法と情報技術を組み合わせて、顧客と企業との間の業務フローの最適化を行うためのシステムを CRM と呼ぶ。
○イ 企業を構成する様々な部門・業務で扱う資源を統一的・一元的に管理することを可能にするシステムを ERP と呼ぶ。
×ウ クラウドコンピューティングの多様なサービスが展開されているが、その中から最適なサービスを選択するシステム化指針をクラウドソーシングと呼ぶ。
×エ クラウドコンピューティングの利用に際して、社内にサーバを設置して情報の漏えいを防ぐシステム化指針をインソーシングと呼ぶ。

正解は〇イERP一択ですが、アウエがそれぞれ無関係な用語をしれっと出している程度はわかります。クラウドコンピューティングについては、政府調達の指針がそのまま民間企業も使えるガイドラインに。そう、当試験における「ガイドライン」は事後に知っておけば済む、捨て問知識です。

今日のまとめ

情報のクソ暗記位でなにドヤってんだよ。「1次」は予選、「2次」が決勝なんだよ!

うふふ、この試験では「!」を使って断定したら負け。受験側10人中9人がYesと言えど、出題者1人がNoと言えば答えがひっくり返ります。

そこで頼みの綱は、「経営」「運営」はじめ7科目分の幅広い「「1次知識」に。だってビジネスの神羅万象から、時流を先読む知識を最新順に選んで教えてくれます。

この試験で何かに悩んだ時は、答えは必ず「1次」の中に。
(H28「情報」の様な勇み足は別)

うは、まさか今の俺ってウォーターフォールな重量学習? であればテキストを一旦閉じてスマホにタブレット。アジャイルな軽量化・合理化の工夫が、きっとプラスに働きます。

ポチっと爽やかに頁が閉じます↓。
その爽やかさが進化の手応え。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村