【ミクロ】スピテキ斜め読み#1 企業行動

A経済学

「経済学」はダルマ落としで。

「経済学」といえば、難しそうでおっかない。多くの方がそうイメージしますが、いえ違うんです。

ミクロ:企業行動に始まり理論を積み上げ
マクロ:ミクロをベースに現実経済を分析

ミクロを苦手にマクロが得意になることはなく、またミクロが得意ならマクロを苦手にする理由がありません。

だって、当試験のマクロはかなり「暗記で解けてしまう」から。
  • 理屈と理論を積み上げるのは、まず「ミクロ」に限った話だな。
  • 「ミクロ」は§1企業行動、§2消費者行動の順で、「ダルマ落とし」をするんだな。
  • すると「マクロ」は思った以上に簡単らしいぞ。
この記事の冒頭でそう読み取っていただくと、当サイトの出番などなくなってしまいますが。さてホントにそうなのか、§1企業行動から斜め読みスタートです。

「経済」§1企業行動の分析

スピテキ斜め読み~重要度ミシュラン

スピテキ各論点は、重要度S~Cを頭に振って読み進む。

S論点:
講義で理解、次いで復習で自分なりの理解に落とし込む重要論点。多様な問われ方に「なぜそうなのか」「するとどうなるか」と原因・因果で考え、養った論理的思考力で競争優位。
A論点:
講義、またはテキスト通りに理解する論点。学習上はS~Aを一筆書きに順序立てて押さえるが、試験上は深く聞かれないので、迷った時はWebを聴き直す。
B論点:
理解したいがあえて暗記で済ませる論点。理解するに越したことはないが、派生論点なので他に影響しないし、ここを悩み始めると他論点・他科目にも悪影響。
C論点:
C論点とは、過去出題があったため営業上収録された知識。追い掛けたらキリがないので、過去問の答えだけ読んでおく。

スピテキ重要度S~Cランク表はこちら

S論点 頻出+理解

費用関数
①費用の分類
1可変費用と固定費用
2サンクコスト

ミクロ経済学は、供給側の事情=企業行動の分析からスタート。可変?固定?と聞かれて戸惑う学生時代と異なり、「財務」を学んだ後ならここはスラスラ。

②費用関数の形状
1固定費用関数の形状
2可変費用関数の形状
3費用関数(曲線)

「財務」では直線だった可変費用(=「財務」では変動費)は、「経済」では「逆S字」の仮定が加わり、なにやら人間臭い。「言われてみればそうだな」といったん素直に考え、次に進む。

費用に関する諸概念
①平均費用 AC
1平均費用の定義
2平均費用曲線の導出

平均費用とは、要は原点から見た傾き。可変費用が「逆S字」に動くとき、平均費用=傾きが変わる(起きたり寝たりする動き)を、講師の指示に従い、自分の鉛筆を傾け体感教育。

②平均可変費用 AVC
1平均可変費用の定義
2平均可変費用の導出

ACが解るとAVCは簡単。固定費がない分、AVCは常にACより下にいる。

③限界費用 MC
1限界費用の定義
2限界費用曲線の導出

「財務」同様、「限界××」を日本人が苦手にするのは、日本語訳が悪いから。

  • 定義:生産量を1単位増加させたときに追加的に発生する費用。
  • 覚え方:接線の傾き。

また、費用関数の傾きは「微分」で求め、ここで1マーク取る。診断士試験において、四則演算以外の数学知識が要るのは、①微分 ②経済的発注量EOQと標準偏差で使う平方根√、の2つだけ。

供給関数
②供給の価格弾力性
1変化率
2供給の価格弾力性

供給関数で学ぶ知識のうち「弾力性」は、ミクロマクロ問わずこの後頻出。まず一旦そんなものと目印をつけ、後から戻ってガッツリ理解。

Aランク

3規模の経済と範囲の経済
1)規模の経済
2)平均費用と規模の経済
3)範囲の経済

S論点「平均費用AC」のうち、規模の経済/範囲の経済の話はややおまけ。「経営」戦略論で聞き覚えがあるから、一旦丸暗記し先送り、理解したくなった時にガッツリ理解。

3平均費用と平均可変費用の関係
1)平均費用>平均可変費用
2)平均費用を最小化する生産量・・

同じくS論点「平均可変費用AVC」のうち、結論まとめたおまけ論点。ここも暗記+先送りでOK。

3平均費用、平均可変費用と限界費用の関係

同じくS論点「限界費用MC」のうち・・。以下同文。

利潤最大化行動
①価格受容者
②利潤最大化
1利潤
2利潤最大化条件
1)論理的な解説
2)図による解説

「経済学」における企業行動の前提と目的の説明。

③損益分岐点と操業停止点
1定義
2損益分岐点
1)価格と平均費用
2)損益分岐点
3)操業停止点

前提知識のひとつ。「経済学」における企業は、損益分岐点より下は赤字。また「財務」で学んだ通り表面上赤字でも固定費を回収できる限り生産は続けるが、価格が操業停止点を下回ると「作るだけ損」なので馬鹿らしくなり生産停止。

①供給関数
1企業の供給関数
1)既に参入
2)新規参入
2産業全体の供給関数

今日の#1の結論がここ。企業は、

①価格が与えられたとき、
②価格=限界費用になるギリギリの量まで生産しようとする。

だが逆に価格PがAC、AVCを下回る時は生産しない。だから供給曲線は常に右上がり、まで説明(納得)できれば卒業。

Bランク

長期の費用関数
①長期の費用関数
1長期と短期
2短期費用関数
3長期費用関数

考え出すとキリがないので無視する論点。なお現実世界や、投資意思決定の試験問題では「変動費は下がるけど高い機械」をセールスマンが売り込みにくることがお約束。それが本当にお得なら、長期の世界では機械の取り換えでコストダウンの余地がもっとある、という話。

課税の効果
①課税の種類
②従量税の効果
1費用関数に基づく説明
2供給関数に基づく説明(参考)
③従価税の効果
④定額税の効果

企業の生産行動には、課税の影響も考慮しますよ、という言い訳。課税の話はスピテキP.109でやるので、ここはスルー可。

生産関数によるアプローチ
①生産関数
1生産要素
2生産関数
3限界生産性(限界生産物)
4収穫逓増、低減、一定
5生産関数を用いた利潤最大化
1)要素価格
2)限界生産物価値
3)利潤最大化条件

供給曲線(価格と生産量)でなく、生産関数(生産投入量と効率)を扱う話。ミクロの本筋とズレるが難化年はこの辺りを捻って出題。そこでいったん先送りし、5月、7月に覚えなおす。

Cランク

該当なし

今日のまとめ

「経済学」に限り、過去問を使ったINPUTは後回しでOK。

それはね、「経済」過去問は、H25は超難問、H28~29は超易問と、難易度がブレブレ。他科目の様に過去問から入り、「過去問を解ければOK」とやらかすと、学問としての本質を見誤るから。

受験校通学生なら、講師の指示にまず従う。
独学者なら、石川の経済でまず一通り。

難しい学問だけに、教え方もきちんと整備済。今日の§1企業行動がスッキリするまで、復習・問題演習を済ませれば。やはりこの先、「経済学」が苦手になる理由はなさそうです。

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