A経済学

【斜め読みマクロ】#1国民経済計算+財市場

グラフのイメージで解くのがミクロ。
グラフ+暗記で解くのがマクロ。

当試験の監督官庁である中小企業庁は、「1次」得点調整を嫌がる。これは受験関係者の間で有名な「噂」ですが、下手クソ出題をした「情報」「法務」にお灸が据えられ、今年はやむなく「経済」作問者に難化の依頼が。

「法務(H30)」も「情報(H28)」も下手打ちやがって。
試験を難しくするとは、こうやるんだぜ。

H26~H30まで5年連続易化し、過去問をチョロっと回せば92~100点に。そんな作問に飽きた「経済」試験委員が今年は本気を見せる。そう仮説を立てると、「経済」の対策方針は一つに決まります。

易化年はミクロの理解で荒稼ぎ。難化年はマクロの暗記で足切り回避。

ミクロマクロ
論点企業行動
消費者行動
市場均衡
余剰分析
GDP
財市場(IS曲線)
貨幣市場(LM曲線)
IS-LM分析→AD曲線
労働市場(AS曲線)
その他理論
易化年 一つながりの理論が見覚えのあるグラフで繰り返し問われる。
→理解を重視し、Cランクの捻りを当てる。
LMが理解困難なため、大事な所だけグラフで問われる。
→残りの問題は暗記ゲー。Cランクの知識を覚える。
難化年見たこともないグラフや長文問題が続出し、易化年レベルのグラフ解法では到底解けない。もともと難しい問題を難化させたら誰も解けず、暗記問題なら解ける。

要するに、ミクロの理解重視で92~100点取れるH26~30のイージー過去問に油断せず、マクロの暗記も怠らない。ではいつものスピテキ斜め読みです。

第6章 国民経済計算

Aランク

1GDP
①GDP(国内総生産)
1GDP
2GDPの計算例

GDPとは、その国が1年間に産み出した付加価値の総額。「マクロ経済学」とはGDPをいかに増やすかの学問だから、最初に覚えておく用語。計算問題が出る訳ではないので、農家→製粉業者→パン屋の例で、それぞれ付加価値を積み上げると軽くイメージ。

②GNP(国民総生産)
1GNP

GDPとGNPの違いが今更出題されることはないが、知識としてさらり押さえる。GNPはかつて日本の景気指標として使われたが、1993年に国際基準に統一され、GDPに代替わり。40歳未満なら知らなくてOKレベル。

③三面等価の原則
1生産面から見たGDP
2分配面から見たGDP
3支出面から見たGDP

1国のGDPは一つだが、生産・分配・支出のどの切り口でも分類・集計できる。細かい暗記は不要であり、過去問スピ問レベルの暗記でカバー。

④帰属計算

ここも特に試験にでないが、セットで覚える基礎知識。カネのやり取りが発生しなくても、「農家の自家消費」はGDPに数える定義の話。

⑤産業連関表
1産業連関表の見方
2投入係数表

産業連関表とは、一つの産業が他産業に及ぼす波及効果を示す表。国レベルの経済投資効果の算定に使うが、診断士が駆使するものではなく、計算問題の解き方暗記でOK。こんな使い方があるそうなので、興味ある方は合格後にどうぞ。

①物価指数の作成
1物価指数
2ラスパイレス式とパーシェ式

用語暗記。物価指数は、今年(比較年)の物価を前年(基準年)で割る。集計時にバナナとガソリンでは経済規模が違うからウェイトを掛けるが、

基準時点(前年)で計算→ラスパイレス、比較時点(今年)で計算→パーシェ。
ラ→パの順だから、ラッパで覚える。

②GDPデフレータ
1GDPデフレータ
2経済成長率

名目GDP⇔実質GDPの差は、インフレ率をどう考慮するかの違いで一旦暗記。この手の暗記は一旦覚えて放置し、問題集でわざと間違えて覚え直すのが効率的。

Bランク

2物価指数
③インフレとデフレ
1インフレ
2デフレ
3デフレスパイラル

日経新聞レベル、社会人としての常識なので、ここも問題解いてもし間違えた時に覚える。

3景気動向指数
①景気動向指数
1DIとCI
2採用系列

用語レベルの暗記。先行/一致/遅行系列の違いはたまに問われてつい焦るが、「経済学」は他に理解することが山ほどあるので、この手の暗記は無理をしないで7月直前まで先送りでOK。

第7章 財市場の分析

Sランク

2古典派とケインズ派
①財政政策と金融政策
②消費
1ケインズ型消費関数(政府部門考慮なし)
2ケインズ型消費関数(政府部門考慮あり)

「マクロ経済学」の目玉論点は、古典派⇔ケインズ派の学説論争。だが診断士「1次」はマークシート。古典派がそう、ケインズ派がこう、といった理論の理解は問われない。従い、こんな感じにざっくり理解。

古典派:市場が機能し(供給主導)、政府の介入不要。←ミクロ経済学の立場。
ケインズ派:需給ギャップの考慮上、政府の介入必要(有効需要)。←マクロ経済学の立場。
よって、「ミクロ経済学」で悪者扱いされた政府は、「マクロ経済学」では立役者。まず最初に「ケインズ型消費関数」をふぅんと眺める。
消費C=限界消費cY+独立消費C0

3均衡国民所得
①総需要
②総供給
③均衡国民所得の決定
1均衡国民所得の決定
2生産量による調整

「均衡国民所得」とは、総需要⇔総供給の交点。この時②総供給は傾き45度の直線で、①総需要は「ケインズ型消費関数」から求まる切片を持つ緩い直線。P.216の図はこの後需給ギャップ(インフレ/デフレ)でも使うが、その前に「乗数理論」を学ぶ。

4乗数理論
①乗数理論
1投資乗数
2投資乗数理論の考え方
3政府支出乗数
4租税乗数(定額租税)
5租税乗数(定額租税)の考え方
6均衡予算乗数
7租税が国民所得に依存するケース(定率租税)
8総需要管理政策

診断士「経済」では、他論点と関連させず、「乗数理論」だけで1マーク出す。従い余計なこと考えず、問題解いて答えを覚える。

スピテキP.217設例を使い、45度線分析YS=YDで均衡GDPを求めると、投資乗数1/(1-c)が得られる。

(1-c)は<1。
従い、1/(1-c)は>1。
従い、1投資すると、均衡GDPは1以上増える。
より詳しい解説は別に譲り、この勢いで政府支出・租税・均衡予算乗数などの「過去問を解ければOK」。

5需給ギャップ
①完全雇用国民所得
②デフレギャップ
③インフレギャップ

出題頻度は低いが、理解で解ける大事な論点。どちらがデフレでどちらがインフレ。その時政府はどんな政策を取るか。スピ問使って2択は必ず当てる。

6IS曲線
①投資関数
1投資の限界効率
2投資関数

IS曲線とはInvestment投資とSaving貯蓄がどうしたああした、という話はスピテキ様に任せ。当記事では、ズバリ結論を先に押さえます。

利子率が下がるほど、投資が増える。

覚え方としては、「財務」知識とセットで「利子率を下回る案には投資しない」でも良し。「利子率が下がると、社長が急に欲を出して投資したがる」でも良し。

②IS曲線
1IS曲線の導出
2IS曲線の形状、領域、傾き、シフト
1)投資の利子率弾力性
2)限界消費性向

ここで今日の親玉IS曲線が登場。IS曲線=財市場を均衡させる利子率iと国民所得Yの組合せ、と覚えても良いが、 IS曲線=横軸Y、縦軸iのグラフ上の右下がり曲線、とだけ覚えても点は取れる。

傾きに影響を与える=投資の利子率弾力性b、限界消費性向c
(左)右シフトさせる=政府支出G↑、租税T↓は覚える。

Aランク

1財市場
①基本的な考え方(マクロ経済学)
1マクロ経済学の分析対象
2マクロ経済学における市場
②基本的な考え方(財市場の分析)

基本の考え方なので、直接試験では問われない。さらっと流し聞く。

今日のまとめ

経済学は理解が大事! ? 「!」を乱打しないと文章も書けないブログばかり見慣れると見過ごすけれど。残念、その程度の国語力ではマクロの理解は厳しいよ。

「ミクロ」が理解重視になるのは、理解で解けるグラフ問題が繰り返し出題されるから。診断士の学習範囲で理解で解く「マクロ」は今日の第7章「財市場」だけで、残りは原則暗記で対応できます。

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