1・2次並行学習

【2018振り返り】1次と2次の並行学習(後)~向き不向きの見分け方

投稿日:2018年12月31日 更新日:

「1・2次並行学習」なんてとんでもない!

改革には抵抗勢力がつきものなのは、自分のやり方や既得権を否定される危機感ゆえ。でも違うよ、当試験の合格スタイルは年905通りがマイベスト。間違いは互いに指摘しあっても、相手の足を引っ張る必要はありません。

そこで「1・2次並行学習」を始める前に、それが向かないタイプを特定します。

以下に該当する方は、「1・2次並行学習」に不向き。
・「2次」は「1次」試験よりも難しい!
・「1次」と「2次」は別物なのでちゅ!
・合格する方法は教えてもらえる。
・まずテキスト使って知識のインプット。
・「試験慣れ」していない or わからない。

そうか、「1・2次並行学習」とは平均的スクール・サークルの逆をやるだけ。それなら案外簡単だ。

はい、興味が出たら以下をどうぞ。

【2018振り返り】1次と2次の並行学習(後)~向き不向きの見分け方

1⃣「1・2次並行学習」注目の理由

(噂)1.5年ストレートコースを作ったら、合格率が高かった。

一昔前のTACといえば、受講者をなだめすかして「1次」420点をまず取らせ、後は確率1/5で誰かが合格。ところが2010、2011、2013と続いた「1次」難化や得点調整救済に音を上げ、1.5年ストレートクラスを作ったら、そちらの方が合格率が高かった。

「1・2次並行学習」ブームの始まりは、どうもその辺。

周囲が暗記に苦しむ2~4月に、「事例Ⅰ~Ⅳ」「経営」「財務」「運営」の理解を並行して進める。すると「2次専念」以上にバランス良く戦えるのは、納得です。

ところがそんな通学クラスと通信・独学で、試験合格率に大差がない。その理由を見ておきます。

2⃣「1・2次並行学習」が向かないリスク

本当は、「2次」より「1次」が受かりにくい。

世間一般の99%の方は、試験の難度は「1次」<「2次」と固く信じて疑わない。でも不合格者数を数えると「1次」16,880人、「2次」4,072人(2018実績)であり、「1次」では「2次」の4倍の方が落とされます。

「1次」不合格の三大理由
①試験に対する勘違い
②学習スタイルが受け身
暗記学習には時間がかかる

ここで③に注目します。

「1次」不合格の理由は、「財務」「経済」よりも、「情報」「法務」「中小」の暗記を苦手にすること。

「①試験の勘違い」「②受け身」による不合格の悪循環
・暗記学習は「忘れる→覚える」の反復で時間がかかる。
→「財務」「経済」に手間取り、4月までの暗記が不十分。
→5月から暗記に追われ、理解科目対策そっちのけ。
→8月「2次」対策で自分の理解不足に直面して呆然。

「情報」「法務」を苦手にする理由は簡単。→①暗記が苦手か ②暗記学習を始める時期が遅い。暗記とは間隔を空けた「忘れる→思い出す」の繰り返しで定着します。よって苦手意識のため先送りすると「丸暗記」になり苦手な暗記がもっと嫌いに。

自分がそうなる予感がある方は、「1・2次並行学習」は見送る方が吉です。

3⃣「2次」は知識×国語の試験。並行学習によるリターン

もし1次「経済」「情報」「法務」が無ければ、「2次」は本当に誰でも受かる。

「2次は1次より難しいでちゅ!」と絶叫される傍で、「最後まであきらめず受け続ければ誰でも合格」。合格スタイルが年905通りあって、要はよくわかりません。そこで「経済」「情報」「法務」を抜きに考え、「1次」+「2次」の関係をスッキリさせます。

「1次」で覚えた知識を、「2次」の国語で使う。

短期合格者:「知識」×「国語」を掛け算でスラスラ
多年度生:「知識+国語」の組み合わせをコツコツ足し算

知識の頭でっかちで小難しい解答はダメ。国語ノウハウに依存し薄っぺらな解答もダメ。倍率5倍の「2次」を通過するストライクゾーンは、皆が言うより狭いのです。

もう大丈夫。試験合格の成果が出にくい「多年度化」を避けるには、「2次」で何が問われるかを意識して、使う「1次」知識の質を高める。並行学習はリスクがある分、成功させるとリターンが大です。

4⃣「1・2次並行学習」おまけ~割り切る力

もう一つ見逃せないのが、理解⇔暗記の使い分け

診断士試験は理解が大事!そんなサークル意見を鵜呑みにする方も多いのですが、違うよ、「1次」7科目全てを理解しても、使いもしない知識が増えて邪魔なだけ。

限られた学習時間や脳容量を有効活用するには、「2次」で問われる所の理解がマスト。それ以外も理解ができればベストです。そして「1・2次並行学習」をすると、

理解⇔暗記をこう使い分けできます。

「経営」
「財務」
「運営」
「経済」 「情報」
「法務」
「中小」
「2次」で問われる所は理解。それ以外は暗記。
理解がベストでも暗記で解ける。
自分が理解⇔暗記のどちらに向くかの、見極めに使う。
・試験に出る順から暗記
・過去問を使える領域→過去問A~Cランクの回転学習
・過去問を使いにくい領域→科目特性に応じた丸暗記

後半まとめ

二兎を追う者は一兎をも得ず!「1・2次並行学習」の普及を嫌がる方々はこう主張するもの。

ところが「1次」難化で科目を残した方なら、知識(経営・財務・運営)と国語(事例Ⅰ~Ⅳ)を並行するのは当然で、むしろその方が役立った。それは一石二鳥と言います。

では2019年は一石二鳥を獲りに行くか、あるいは「1次」の石橋を叩いておくか。そこは暗記系の「情報」「法務」の残し方で見分けます。

「情報」「法務」の暗記がイケる、または科目合格済なら
→年明けからの「1・2次並行学習」で一気に「スト合格」。
いや、暗記を疎かにするとドボンと踏んだら
→2019「1次」は暗記系を確実にパスし、2020で「1.5年」「2次ストレート」

それでは2018年に起きた変化の振り返りはここまで。そして年末年始の休みは、自分なりの試験の勝ち方をじっくり考えるチャンスです。

月や年が変わる度、たまにどきどきサプライズ。明日もちょっぴり何かが変わります。2019年の記事にもご期待ください。

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