受験4,600人中、3,000人超が合格手応え。
うち2,000人超が、合格手応えで不合格。
来る12/9(金)は「2次筆記」合格発表。合格1,000人にちやほや皆が群がり、「合格手応えなのに不合格」2,000人の敗者に誰も声掛けない。
でもそれはちょっとどうかな? 試験の改善案を考えます。
1⃣改善提案(「2次」の年2回化)
「2次」を年1回上位20%1,000人合格→年2回上位10%各500人合格に変えると、
<受験側>
①「2ヵ月たまたまスト合格」が減少し、「8ヵ月しっかりスト合格」の増加。
②従来の2年目Sランク生は、受験チャンスが増え、平均合格待機期間を短縮。
→要するに、自ら合格努力・実力に達した者から順当に合格する試験へ。
<出題側>
①上位10%合格にすると、従来の65・65・65・65=260点AAAA合格など、上位を選抜。
②65・55・50・70=240点など、ブレブレ・スレスレ合格は、次回またいらっしゃい。
③「2次出題=企業診断最新手順」の発表を年2回化し、教育機能を強化。
④逆に年1回の出題を受験校・合格者サークル総出でこねくり回す事態を回避。
さて出題側④「こねくり回す」につき、「Ⅰ~Ⅲ」でやると荒れるので、答えが明確な「Ⅳ」の例で。
診断士の「事例Ⅳ」対策は、教える側・教わる側総出で間違いだらけ。
「財務は毎日コツコツ」なる無責任な学習指導が横行したのは既に過去。だが「H25第2問はキャッシュフロー計算書の問題! 」と本気で混同する自称先輩合格者の存在を考えると、
「事例Ⅳ」のキャッシュフロー計算書は重要論点なのです!
→実際は、5年に1回出題の頻度B。
従い、重点的に勉強(して持て余す時間をつぶ)しましょう!
→過年度生はそれで良いが、時間のないスト生でそれはOUT。
という受験指導または参考書が、人目につかぬ所で横行している恐れが強い。ファイナンス論点(正味CF、FCF)はまだしも、金商法による上場企業の法定開示書類たる「CF計算書」は、表示順まで指定。そこに自己流やマイノウハウ持ち込まれるのは大迷惑。
1年間のヒマつぶしで誤った指導が横行する位なら、やはり年2回化の方が良い?
2⃣期待効果
試験ブログとは面白くって。単なるノウハウ伝承=持続的イノベーションかと思えば、時に得点開示請求の如く、破壊的イノベーション。当時の経緯を復習すると、
- そんなことはできっこない。
- 診断協会の事務手間の増加を考えたことがあるのか。
- あなたの主張には誤りがある。取り消しなさい。
- 素人合格者の思いあがり。
・・など自称協会、自称先輩合格者の方々から素敵な助言を頂戴。だがその「思い上がり」が、今の「開示得点を見て回答の質を高める」破壊的イノベーションに至ったことは痛快。
なお、あのマーケ上手・商売上手・ブランド価値向上に長け、国家試験にあるまじき「合格基準59%への柔軟化」すら平気でやらかす診断協会が、
「2次」年2回化の検討をしていない訳などない。
従いこれブログ発イノベーションではなく、「受験側は年2回化を願っています」「合格者の筋も良くなります」と診断協会の背中を押すだけ。え、どうやって押すかって?それはとても簡単。
- H28「2次」で一定以上の高得点を得た方が、再現答案・点数を開示。
その手段は、
- WebやSNS上で自ら発信
- 大手受験校に答案・得点を送付
- 出版社系再現答案本に 〃
のどれでも良くって。そして当試験240点ギリギリ合格者⇔260点合格者の間には何か差があるはず。大手受験校はそんなのとっくに知っているけど、
260点合格者の素性・合格体験記をWeb公開して診断協会に伝える
・・ことで背中を押す効果あり。
※ついでに知人に声掛け、当記事のポチッを増やす方法も。
今日のまとめ
四方八方手を尽くし、固唾を飲んで発表を待つ。 そんな時期にこんな記事書くと、
受験生を混乱させる記事を書くとはけしからん。取り消しなさい。
とか書く輩が必ず登場。しかし表現がプラスマイナスいずれであれ、頂戴した情報は必ずプラスに変えてこその当ブログ。だって「2次」が
年1回上位20%1,000人合格の現状維持が良いか、 年2回上位10%500人合格の変革が良いか。 |
それを出題側の論理で決めてきたのが過去。受験側が意思表明し変更求めるのが、得点開示請求後=情報の非対称性が解消されたミライ。「合格するまであきらめず受験しつづける」でなく、自らの合格努力・実力に応じ順当に合格していくミライはすぐそこに。
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