暗記のミライはどこへ行く?
全5回の「テストに暗記法」は今日が最終回。過去問が、当試験での最強暗記ツールなのは昨日分かった。では今日は、なぜ独学に端を発する「過去問INPUT」がミライで注目されるかに迫る。
当サイトの見解~過去問INPUTの量が合否の差。
「過去問INPUT」って何だよ。早く教えろよ。いえそれ、実はもう知られてはいること。でもそれを説明できるのは、スト合格者のさらにその一部に限られる。では、ドン。
過去問INPUT(上図③④)とは、従来のスト合格者が、7月にやっと届く学習内容。それを6月までに済ませるのが「過去問INPUT」スタイル。
出題傾向が変化し本来受験校優位の中。むしろ独学の方がスト合格しやすいとされる背景は、この「過去問INPUT」。そう仮説を立てるのはまだ早い?
当サイトの見解~「1次」「2次」には共通点。少なくとも使う知識は同じ。
初学者が「1次」でもたつく内に、「開示得点付き再現答案」を駆使する受験経験者は、一歩も二歩も先の合格圏内。でもその恩恵にちゃっかり預かるのが「得点開示モデル」。
- 得点開示効果で、「2次」対策の着手が前倒し。
- 「2次」で書くのは「1次」の知識。そしてS~A知識を重視。
- テストに出るS~A知識から覚えると、「1次」の点が跳ねる。
- 「全知識」レベルの知識があれば、「2次」の戦いは互角以上。
そうか、テキストで知識INPUT、過去問でOUTPUTするスタイルはもう古い。ではなぜ「過去問でOUPUT!」がいまだ喧伝されるか。その謎は今日はまだ内緒。
当サイトの見解 ~オススメお伝え、いちいちうるさい。考えごとの邪魔するな。
7月模試で首尾よく420点クリア。予定通りの理想的なスト合格ペースを続けると、たまに流れる試験ブログの応援歌に疑問を感じる。
彼らは、昨年の自分へのアドバイスばかり繰り返し。
なぜ昨年の自分からちっとも成長しないの?
いえそうでなく。試験ブログとは単に教わるだけでなく、「昨年の」合格レベルを知るのに使う。
「2次」差額原価競争モデル
- 開示得点付き再現答案の普及→読み書きで点差はつかない。
- スト合格の増加→「事例Ⅳ」が易化し点差はつかない。
- 「事例Ⅰ~Ⅲ」の要求⇔知識の紐つけがミライの点差。
このモデルが正しい訳でなく、仮説の一つ。でもノウハウの海を飛び越え、知識の本質で戦う。「2次」がそんな戦いになれば、面白そうでしょ?
今日のまとめ
ITやAIの時代に今更なぜ暗記? それは暗記から逃げない工夫が「脳」力を鍛え、ひいては「2次」が求める相手の話を聴く力=傾聴力につながるから。
- そして暗記=苦手感を解消すると、
- 臆することなく初見の過去問にバンバン挑み、
- 「過去問INPUT」のスピード競争がより加速。
これは「2次」でもそう。過去問=OUTPUTの思い込みをポイッと捨てる。するとミライの合格切符は案外すぐそばに?
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