【後出しジャンケン(中)】初見パターンと現場対応

2018年2月24日

入試というより卒業検定。

自動車教習所の卒業検定では、「どう、ボクの運転上手いでしょ!」など誰も考えず、皆大人しく安全運転。

△キラリと光るダイヤの原石探しでなく、
○運転手順とルールを学んだことを示せば合格。

そして診断士「2次」=企業診断実務手順の教育機関とする見方は、「合格者の上半分」の間で根強い。

ところが当試験、なかなか卒業させてくれず、ややこしい。
  • 出題側の都合で年1,000人、倍率5倍のカベを作り、
  • 合格実力者を「あえて」落とし、見かけ上の難易度を維持。
  • 実力者間の点差のためなら、教えてない所も平気で出題。

するとつい、「ボクの運転上手いでしょ!」と、身の丈以上の背伸びをして次々ドボン。やはりこの試験、上手い具合に出来てるや。

参考:教えてない所を平気で出す卒業検定
  • 「2次」=診断実務手順の教育=型に嵌める。本来差がつかない。
  • そこで80分では解けない文章量を出し、点差をつける。
  • すると受験側は金型で外段取り化。考えずに解けば安定回答。
  • 過去と異なる解答要求を出し、受験者を混乱させる。←カコ
  • 「現場対応力を問うのです」と、初見の表や計算を出題。 ←イマ
  • しめしめこれで点差がつくと出題側。うは、困ったと受験側。

でも、出題側が「2次」対策の中学受験パズル化を望むでもなく、デシルや特性要因図が今年再出題されることは200%ない(※初見だから点差)。ではどうする?

初見パターンと現場対応

点差が開くパターンを分析。周囲の想定外は自分の想定内。

当サイトが分析すると、「頭が真っ白」「時間切れタイムオーバー」にさせる意地悪問題は3パターン。

以下に傾向と対策案を見ていく。

意地悪1⃣ パターン崩し   難度:D

傾向

  • 受験側が予め想定した出題パターンを、あえて裏切る様に出題。
  • H25「事例Ⅰ」 第1問でトンデモ出題。最終第4問で易問サービス。
    →解答手順を形だけ固定化すると、この手の意地悪にからっきし。
  • H26「事例Ⅰ」第1問。易問OTと見せかけ、根拠レスの嫌がらせ。
  • H28「事例Ⅲ」前年までの出題パターンを、見かけ上ガラリと変える。
対策

  • 周囲も解けない意地悪Dランクの回答は後回し。
  • 他設問を先に解き、残った根拠を使うかポエムを書くかを判断。
  • 「事例Ⅱ~Ⅲ」は聞かれたことに素直に答える。
  • 「Ⅰ」は聞かれた通り素直に答えると、往々にして負け戦。そうでなく「行間を読んで」回答を決めて良い。
    ※一見何でも書けるので、真面目に答える方ほど的外れ答案に。それより、「Ⅰ」で問われる論点と解決策はどうせこれでしょ。不良学生の方が点を取る。

意地悪2⃣ 配分崩し 難度:C

傾向

  • 表や計算問題の処理は、得手不得手で所要時間に差がつく。
  • 早い人なら3分でも、平均5分、遅いと7~8分かかる。
  • 事前に用意した「80分間のボクの時間配分」を崩され、皆あわあわ。
  • 他設問と関連させ、「後回しで最後に解こう」を邪魔する意地悪さ。
  • 「こんな勉強していない!」には、「現場対応力を問うのです」と躱す。
対策

  • ここ2年の「運営」を参考→表や計算は初見で解けるサービス問題。
  • 落ち着くと必ず正解が読める。「1次」1年間の勉強は伊達じゃない。
  • 具体的には、
    △先に計算し→計算結果から結論を決めるより、
    ○結論を先に予想→それらしい計算結果を作る。
    すると時間を短縮できる。
  • この考え方、「Ⅳ」経営分析と同じ。うふふ・・。

意地悪3⃣ 最終問題時間切れ 難度:D

傾向

  • 最終問題で100~160字書かせ、時間切れでの点差が常套手段。
  • 時制=将来、解答要求=新規・助言。これは確かにDランク。
  • ところが①本当に難問 ②時間をかければ加点可能」の2タイプあり。
対策

  • 実力十分経験者なら、ここで点差をつけに行く。
  • 初学スト生がここを自信持って解くには時間が足りない。
  • 時間が足りない時は、回答金型を使って「解いたフリ」。
  • 具体的には、時間切れのマス目残しor殴り書きを極力避ける。
  • 30字1センテンス法で、センテンス数をまず決める。
  • 後は因果を気にせず根拠や用語の並列列挙で「解いたフリ」。採点側は「真面目に解いた」のと外見上は判別つかず、時間をかけない部分点ならこれで十分。

今日のまとめ

診断士を名乗るに足るかの、卒業検定。

そこのツボを一度知ると。人並み当たり前安全運転回答以外は書く気がしないと思うのですが。

いやいや当試験、

自分が1年何を学んでいるかをそっちのけに、
「卒業検定の受かり方」だけ熱心な方がまだまだ沢山。

あぁそうか、そんな方ばかりが合格する事態が続かないよう、「初見パターン」が増えたのか。では「意地悪」ではなく、むしろ歓迎しなきゃと、妙に納得。

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