「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【Ⅳの確実70点】スッキリ1級 第1問 CF計算書

「Ⅳ」対策のネット記事はなぜ少ないの?

独学者、通信生が知りたいニーズは高いのに、ネット勢のスクールやサークルは、「Ⅳ」には口を噤んで皆だんまり。

物言えば唇寒し。誤ったことをネットに書くと、そこを出題側に狙い撃たれると気づいたからだねっ。

それなら正しいことから順にネットに書いちゃえ。

2次スクールの質は、「Ⅳ」対策でまるわかり。
・昨年出た企業価値FCFを熱心に教えるのがへっぽこスクール。
・今年はCF計算書が出ます。第1問「経営分析」とセットで教えるのがまともなスクール。

え、「CF計算書は、FCFの公式を使って解くのでちゅ!」と習ったぜ?

違うよ。CF計算書は2期BSと1期PLを与えられて作る。だからFCF公式よりも、第1問「経営分析」とセットで覚えるのが正しい。

そこで、 2年目上級生以降が「Ⅳ」の理論重視の流れに乗るには、我流の「Ⅳ」対策で染みついた誤解をデトックス。わかりやすさと具体性で人気の、簿記対策の売れ筋No.1、スッキリわかるシリーズに注目です。

わかりやすくて具体的【スッキリ1級CF計算書】

使用テキスト(有料)

簿記コーナーがある書店は必ず置いているので、まず立ち読みを。
1⃣営業CF
営業CFは、2期BSと当期PLから作成。つまり税引前当期純利益から始まるPL項目と、BS運転資本の期首期末増減を「足し引き」して作ります。

2⃣投資CF
投資CFは、BS固定資産の増減の「足し引き」が中心ですが、それでは足りず、「その他の補足情報」が必ず文章で与えられます。
3⃣財務CF
財務CFもBS増減と「その他の補足情報」の「足し引き」で作りますが、3つのCFの中で一番簡単です。

今日のまとめ

スッキリ1級CF計算書では、例題4つに問題が2つだけ? もっと難しい問題集を探さないと。

いえ、「Ⅳ」のCF計算書は、過去10年で3回しか出題されていません

2次スクールの質は、「Ⅳ」対策でまるわかり。
・H25第2問(超クソ問)の解き方をさらにクソ難しく教えるのがへっぽこスクール。
・H23第1問(2)、H28第2問(1)を使い、「経営分析」とセットで教えるのがまともなスクール。

理論重視の流れとは、①計算練習まっしぐらではなく、②わかりやすく具体的に周囲に説明することとイコールです。

スッキリ1級で理論を知ったら、へっぽこスクール⇔まともなスクールの違いをわかりやすく具体的に説明できたよっ。

どうやら来年はそんな口コミができそうですっ。