CF計算書の作り方は、足し算+引き算。NPVとごっちゃにし、掛け算や割り算を始めたら負け。
そこで今の心優しい試験委員は、CF計算書とごっちゃにしないよう、NPVの設問文では「営業キャッシュフロー」という表現は使わずに出題します。
H23~24、26~29はNPV。H23、25、28はCF計算書を出題。
本当にそう使い分けているかは、生過去問でぜひ確認を。
【有料】「Ⅳ」で確実60点 ~税引後キャッシュフロー(NPV)
でもでも。CF計算書とNPVをごっちゃに混ぜてわざと難しく教える。それ、正確には間違いですが、「事例Ⅳ」対策としてなら正。だって、
そのやり方で、(今の「Ⅳ」なら相対的に)60点を取れる。
図解:税引後CIFボックス
【おおまかな作り方】※詳細はスッキリ1級参照
・左側に支出(COF)、右側に収入(CIF)のボックスを描く
・税引前利益は税引後の60~70%がキャッシュイン
・減価償却費は全額がキャッシュイン
今日のまとめ
今の心優しい試験委員が、「税引後CF」とわざわざ用語を変えて出題してくれる通り、CF計算書⇔NPVは赤の他人の別論点。でもでも、今はそこを気にしているヒマなんてありません。
少しくらい理論が怪しくても、ハコを描いて数字を入れると答えが当たる。それが税引後CIFボックスを使うメリットです。