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【はじめての企業経営理論④】狙い目はふぞが苦手な組織論 / A→B、B→Cの因果を読み解く国語力

年度末の多忙な中でも、おめざの朝は貴重な学習ボーナスタイム。ふぞの苦手な組織論の強化で今年の「事例Ⅰ」を楽勝にできる、大プレゼントを用意しました。

Q
「事例Ⅰ」の作問採点上、R3(2021)年印刷業者の「互恵対等」を除き、R4農業法人→R5蕎麦屋→R6運送会社と連続で「どうにも冴えない従業員を」「どう煽ててヤル気にさせるか」の組織論で加点の傾向が強い。いつも切れ味鋭い推論をありがとうございます。
A

これは「たまたま240点合格ちゃんを」「先生!先生!と煽ててヤル気にさせる」程度では、半年足らずでモラールダウンのふぞの惨状を見れば明らか。そして意地でも並列列挙のふぞに全く足りない、A→B、B→Cの因果関係の有効性を確かめます。

①1次緩和を受け2次の採点を工夫②キーワード加点±国語で加減点③自ら考えさせる「問題解決型」へ
2020年の経済財政諮問会議では、1次試験の難度緩和が提言されました。この提言により、受験者の多様な実力を考慮しながらも、試験全体の「質と格」を維持する必要性が生じます。従来のキーワード一律加点方式では、答案における論理構成や記述力(つまり受験者がどのように問題を整理し考察しているか)を十分に反映できないという問題点がありました。この変動制採点基準は、その恣意的変動―つまり試験が2割の運ゲーガチャになる一方で、実力上位5%の確実な合格を実現するために有効であったと考えられます。
そのため、試験全体のレベルを保つために、次のステップとして「2次」採点基準の見直しが検討される流れとなったと考えられます。そこで、答案の構成や記述力で加減点する要素を取り入れ、毎年見直す変動制採点基準を導入し、より柔軟かつ実力を正確に評価できる仕組みを構築したと推測されます。また単なる知識詰め込みではなく、受験者自身が自らの考えを展開し問題解決に取り組む「問題解決型」の姿勢を促す効果も見込まれたと推論されます。

【朝の10分、倍速5分:経営④】狙い目はふぞが苦手な組織論 / A→B、B→Cの因果を読み解く国語力

生来オツムが小さいためにネット情報の波に耐え切れず、やたら「決定版!」「絶対合格!」と決めつけて思考をショートカットしたがるのが、隣のふぞろい道場。そこで朝の10分、倍速5分の組織論聞き流しで、一生モノの思考格差を確定します。

「1次」全科目を通じ重要論点は年1マーク出すので、少し気を利かせれば「2次」で押さえておくべき論点は「自分で考えながら」整理ができる。これに生成AIを組み合わせると、ベテふぞ相手のE社・D社を不要にできる程度はわかるな?

バーナードの組織3要素

組織成立には共通目的、協働意欲、効果的なコミュニケーションの三要素が不可欠であり、これらが連動することで意思統一と業務遂行が実現されます。

こう書くと10点
各要素が均等に機能し、全員が明確な目的意識を持ち、円滑な情報伝達と協働体制が整備されている状態を実現する。

Q
R5再試験第12問 バーナード(組織の3要素)
C. I. バーナードやH. A. サイモンなどによって展開された組織均衡論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
A

バーナードの組織3要素とセットで、「誘因と貢献」を覚える。当問はさらにその上級知識「有効性と能率」にも触れています。×ウが細かい知識になっていて、組織参加者それぞれの目標が達成されると「能率」、組織全体の目標が達成されると「有効性」です。

アンゾフの階層別意思決定

意思決定は経営層から現場まで階層ごとに役割が分かれており、各レベルが戦略・戦術に応じた判断を行い、統合的な経営を支える。具体的には戦略的・管理的・業務的の3つのレイヤーを持つ。

こう書くと10点
各階層で的確な判断がなされ、上層部と現場の意思決定が一体となって戦略実行に結びついている状態を実現する。

Q
「経営」R6第16問 階層別意思決定 Bランク
複雑な意思決定において、意思決定者は完全な合理性を追求できるだけの情報処理能力を持たないとされる。このような「制約された合理性」の下での意思決定に関する記述として、最も不適切なものはどれか
A

受験者に舐められないよう、1問はヘンテコ国語の出題をしないと。。そんなおかしなスイッチが入った設問ですが、国語的なセンスで解けます。

戦略と組織設計

戦略に基づく組織設計は、各部門の役割分担と連携を明確にし、効率性と柔軟性を両立することで目標達成を支援する仕組みです。

こう書くと10点
戦略と組織設計が完全に整合し、全体最適化された体制で迅速かつ柔軟な対応が可能な状態にする。

Q
「経営」R6第14問 戦略と組織設計 Bランク
J.ガルブレイスによれば、組織デザインの諸方策は、情報処理の必要性と情報処理能力の観点から評価できる。組織デザインの方策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
A

○アが正解と決まれば、×イウエはそれぞれ形容詞をあべこべに直します。

環境不確実性

外部環境の変動や不確実性に対して、取引コスト削減とリスク分散の仕組みを構築し、柔軟な対応策が求められるとする考え方です。

こう書くと10点
環境変化に対し迅速かつ低コストで適応できる組織体制が確立され、取引リスクが最小限に抑えられている状態にする。

Q
「経営」R6第1問 環境不確実性 Dランク
H.ミンツバーグによって提唱された創発的戦略に関する記述として、最も適切なものはどれか。
A

R6「経営」第1問で従来のドメインにとって代わった「創発的戦略」。これは組織論「環境不確実性」の論点であり、「今後の事例Ⅰはおっきく変えるよ?」の予告としか思えません。

組織のライフサイクル

組織は創成、成長、成熟、衰退といった段階を経るため、各フェーズに応じた戦略と組織改革が必要となり、持続可能性を追求します。

こう書くと10点
組織の現状が正確に評価され、ライフサイクルに合わせた最適な改革と成長戦略が体系的に実施されている状態にする。

Q
「経営」R6第23問 組織ライフサイクル Bランク
組織のライフサイクル仮説によれば、組織は発展段階に応じて直面する課題が異なる。組織のライフサイクルを起業者段階、共同体段階、公式化段階、精巧化段階に分けて考えるとき、それぞれの段階に関する記述として、最も不適切なものはどれか
A

ライフサイクルが起業者→共同体→公式化→精巧化段階へと進むのは、リード文で与えらえれた正しい知識。選択肢では×ウが嘘つきです。

部門間調整(社内)

部門間の連携は全社的な目標達成に不可欠であり、情報共有や協議、調整機構の整備によりシナジー効果を引き出す仕組みを指します。

こう書くと10点
各部門が自律的に動くと同時に全体調和を維持し、円滑な情報共有と連携体制が徹底されている状態にする。

Q
「経営」R6第21問 部門間調整 Bランク
組織間関係や組織間ネットワークに関する記述として、最も適切なものはどれか。
A

「埋め込まれた紐帯」なるヘンテコ国語を使う時点で作問者が時代錯誤。「なんとなく阿吽の呼吸」と呼び変えます。

今日のまとめ

Q
「組織論」選択肢の国語はわざと難しく書いてあるので、そこを苦手にするとふぞろいな並列列挙の刑にまっしぐら。そうでなく論理的な文章とはA→B、B→Cの三段論法で書かれると先に知ることで、読み書き国語を苦手にしなくなる効果が明らか。
A

そこで試しに正文化した選択肢を朝の10分、倍速5分で毎朝流し聞く。すると正しい論理は頭に素直に入るけど、誤った誇張はどこかおかしいことが一目でわかります。