「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【1次500点で2次当確】ふぞ2割の脱出手順 / 新加点基準は「具が先か?」

どんなコンセプトでも解像度高く具体的に再現する生成AIが「1次」対策で普及すると、その影響がモロに今年の「2次」に来る。そのビッグウェーブをモノにする今年の当確施策を具体化します。

Q
2023年11月のChatGPT登場以降、2024年の「2次」で試験におけるAI利用はすっかり定着。そして今年で「1次」での利用が進むと、いよいよ合格→当確にシフトアップする?
A

診断士「1次」「2次」ともに生成AIを使い倒して当確するのは、まだAIのありがたみが浸透しないノロマなパクリが多いため。そこで試しにAIを使い、【これからの2次加点基準】を仮定します。

採点工程加点基準採点者が実際に見る観点影響度*
❶ 与件との整合⇢「何を言いたいか明確か」具(具体性)根拠キーワードの抽出数、主語‐述語が合うか★★★
❷ 因果の深掘り⇢「粒度は適切か」解(解像度)効果→理由→施策の階層が1文内に収まるか★★☆
❸ 模範ロジックとの一致⇢「方法は再利用可能か」再(再現性)他設問との用語統一・助言⇢効果パターンの汎用度★★☆
❹ 語数内での優先順位⇢「答えを素早く組めるか」機(機敏性)力点の置き方が採点趣旨と一致し冗長語が無い★★☆
❺ 横展開性⇢「経営戦略に昇華しているか」拡(拡張性)他市場/中長期へ拡げられる示唆があるか★☆☆

なおこれは「試験の加点」でなく「イマの仕事で問われる姿勢」をAIにサーチさせたもの。さらに(グ)具体→(カ)解像→(サ)再現→(キ)機敏→(カ)拡張=具が先か? と覚え方まで推奨する点が、いつも一言多いAIらしさな。

【1次500点で2次当確】ふぞ2割の脱出手順 / 新加点基準は「具が先か?」

こうやってAIを普段使いすると、試験のスピード勝負で常に先手を取れる。そして具体的で解像度と再現性の高い答案が今年爆増し、合否がどう変わるかも予測します。

前提:これからの当確マニュアル

■診断士「2次」は与件企業のケースを読み取り、80~150字程度の記述答案を4~5問作成する記述式試験であり、解答の構造と表現の質が合否を大きく左右します。
■近年その採点基準は変化しており、単に与件キーワードを書き並べただけでは高得点を狙えず、「一読でわかる論理的でキレイな国語」が上位当確条件との意見も出ています 。
■本マニュアルでは以下の3つの論点について、従来型の根拠詰め詰めふぞろい答案から脱却し、作問者の題意に沿った上位5%の当確答案を書くための具体的手順を解説します。

①100字マス目の書き方

2割合格層は、与件に登場したキーワードを漏らすまいと文字数いっぱいに敷き詰めるため、文がちぎれた並列列挙に終始し因果を読み取れない。
逆に上位当確層はまず「原因→施策→効果」の一文構造を設計し、その枠に必要な数だけ与件を引用するため同じ100字でも一読で筋道が伝わる。

②与件根拠の使い方

20%層は「抜けて減点されたら困る」と恐れて与件の事実を手当たり次第に引用し、焦点がぼやける。
当確層は構文を決めた後で与件を見直し、論旨を支える部分だけ摘み取る。「使い残し」を恐れず、不要情報は捨てる判断力があるため、答案がシャープになる。

③制限時間80分の使い方

20%層は与件精読に時間を費やし、構成が固まらないまま書き始めて終盤で時間切れを招き、最後は知識の寄せ書きで帳尻合わせをする。
当確層は冒頭数分で設問要求を把握し、読解と構成を並行処理して残り時間で迷いなく記述して全問を埋め、数分の余裕で見直しも完了する。

それではStepー1→3の順に過去の試験傾向や合格者・不合格者の答案分析に基づき、各論点でどのような違いが得点差を生むかを明らかにし、効果的な学習手順やAI活用法まで含めて解説します。

Step-1:100字マス目の書き方

限られた100字マスの中では、隣のふぞろいのように与件根拠を敷き詰めるに夢中になるより、採点者が一読して理解できる因果関係の通った文章を選択します。

Step-2:与件根拠の使い方

教育心理学では、初学者が知識を詰め込みがちなのに対し、熟達者は目的に合わせて知識を構造化して使うと言われます。まさに本試験でも、知識や情報をそのまま書く(Knowledge Telling)ことを避け、自ら考えた解答という筋道に沿って再構成するスキルが求められているのです。

Step-3:制限時間80分の使い方

「2次」では一事例あたり80分という制限時間の中でケース読解から全設問の解答作成まで行います。平均的なふぞろい合格と上位5%の当確で最も明確に差がみられるのが、この時間制約下での情報処理アプローチです。

Step-4:「2次」対策のAI利用は常識以前

ここで答案構築力向上のためのAI活用アイデアと具体的なプロンプト例を紹介しましたが、生成AIは常軌を逸して学習・成長するため、その言い分が動的にクルクル変わります。そこで試験合格のためにAIを使う態度を改め、AIを上達するために試験を使う位のマインドシフトが大切です。

今日のまとめ

Q
スクールE社や出版D社が合格期待値5%未満のノロマを2割に持ち上げる課金ビジネスに勤しむ隙に、答案の具体性・解像度・再現性を高めて試験の当確を実現したのが上位5%。これからの加点基準に期待が持てそうです。
A

あの意地悪な毎年ガチ事例の作問から見て、試験委員が生成AIを日々使い倒しているのは確実。そして診断士=AI活用度No.1国家資格であり、「合格と当確の差」まで具体化できるのは、「1次」を鍛えてハルシネーションのリスクを克服するためと胸を張ります。