「事例Ⅲ」がやろうと思えばいくらでも難化するのに対し、「運営」をいくらやってもⅢスコアUPに無関係とわかって学習人気がダダ下がり。「2次で出るかも!」などと気負うことなく、ある日の工場あるあるを気楽に学びます。
「経営」では世の中がどう変わるかを学び、逆に「財務」は数値が変わらない継続性でそこを支える。しかしデジタル社会では「ものづくりの技術」もAIで代替が進むため、「運営」の古い技術やノウハウの重要性は下がります。
| ①基本用語+生産方式+レイアウト | ②生産管理(計画+統制) | ③生産その他(品質Q・設備M・環境E) |
|---|---|---|
| ここは製造現場の基礎をなす要素です。まずは基本用語として、生産管理の体系や各種生産方式の特徴、そして工場レイアウトの基本概念を理解することが求められます。 | 生産活動全体の流れを把握し、効率的な生産スケジュールの立案や実際の実績との差異調整、工程進捗の管理に重点を置く大事な領域です。 | 製造現場での安全性や効率性、環境配慮など補助的な役割を果たす分野です。各論点として品質管理、設備効率や保全、さらには環境調和がテーマです。 |
| 試験対策上は、基礎知識として必ず押さえるべき中核分野であり、知識を軸に他の科目との連携も図られるため、優先度は高く設定されます。 | 現場での運用実績に直結する生産計画と統制の両面に関する理解は、試験上特に重要な位置づけとなり、基礎知識の上により実践的な運用能力の証明が要求されます。 | 試験対策上は基本的な知識の把握と、知識の使い方を理解する程度の補助論点として位置付けられ、優先順位は①②に比べると低くなります。 |
【はじめて/2年目の生産管理③】ある日の工場あるある / 品質Q・設備M・環境E・VA/VE
政策的な学習時短が進み、かつての「1次」800hから、450h→100~200hと劇的な短縮を実現したのが当試験。かつてのようなフル装備ならやっても良いが、100~200hで通過予定の方ならさっさと流すのが今日の論点です。
参考:生成AIによる学習優先順位のアドバイス
学習の優先度をつけることは試験対策上有効です。まず基本用語、生産方式、レイアウトといった基礎的かつ現場運営に直結する①を、次に生産計画と統制の実務運用に直結する②に力を入れることが求められます。余力があれば今日の③の品質、設備、環境についても暗記の質と効果を上げて苦手科目化を避けると、続く暗記科目の暗記がスムーズになります。
品質(QCDのQ)
品質管理は生産工程において不可欠な要素であり、QC7つ道具を駆使して不良原因の把握と改善策の立案を行う。試験では平均、分散、工程能力などの計算問題を通じ、数値に基づいた管理技術と理論の理解が問われ、体系的な品質改善活動の重要性を実証する。
こうなると10点満点
QC7つ道具を具体的な計算例とともに自在に応用し、工程能力評価や数値管理で高精度な改善策を的確に策定、実践できる。
設備(SMEのM)
設備管理は生産性向上の基盤であり、設備効率の最適化、計画的な保全体制、そして戦略的設備投資が求められる。稼働率や故障率といった数値指標を用い、予防保全や効率改善により安定した生産運用を実現するため、機械のライフサイクル全体を管理する包括的なアプローチが必要となる。
こうなると10点満点
設備効率が明確な数値指標で評価され、計画的保全と設備投資によって稼働率が最大化され、トラブルがほぼゼロの状態が維持されている。
設備管理に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
設備管理は計算問題なら理解が進む一方、文章題では細かい暗記やひっかけになるので、計算問題で得た知識を補強する意味では良問です。
環境(SMEのE)
環境Ecorogyは近年の生産現場で、環境調和と持続可能性を両立するために重要視される。排出ガス削減、リサイクル推進、エネルギー効率向上など、環境負荷の低減を図りつつ、法規制を遵守し企業の社会的責任を果たすための取り組みが求められており、環境保全と経済効率の両面でのバランスが鍵となる。
こうなると10点満点
環境基準を超える先進的な取り組みで、排出削減とリサイクル、エネルギー効率向上が顕著に実現され、環境調和と法規制遵守が確固たるものとなっている。
環境配慮型生産に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
この手の時事問題は、関連事項をネットで調べておくことが望まれます。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づく産業廃棄物に関する記述として、最も適切なものはどれか。
様々な法律の丸暗記は不要ですが、その大事な所が誤答選択肢になります。
生産技術/ VA・VE
VA/VEは製品やプロセスにおける価値最大化の手法で、無駄の排除とコスト削減を通じて機能と品質の両立を図る。従来重視されにくかった商品設計の視点を取り入れ、顧客ニーズに即した革新的な提案と生産効率向上、付加価値創造を促進することで、企業の競争力強化に寄与する。
こうなると10点満点
商品設計において徹底した無駄排除と機能強化、コスト低減が達成され、常に市場ニーズに応じた高付加価値製品が生み出される。
今日のまとめ
でもいくら「2次」の点差にならない非重要論点とはいえ、2回転、3回転と解き直さないと長期記憶が安定しない。そこで今日の論点はたかが「ある日の工場あるある」と、初動を極力時短するのがウチのやり方です。