「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【過去問RTA 経営①】コトラーのマーケティング・コンセプト27マーク / 難易度設定を忘れずに

「経営」の中ではイージーモードの「マーケ」でも、今日紹介する27マークの誤文修正は前回の「運営」30+33マークより遥かに手強い。そして、それだけ重要知識とわかります。

Q
これまでなんとなく解いていた「マーケ」過去問が、誤答の嘘つき3択を正解に直そうとすると意外に強敵。そしてその分、「2次」に備えた国語力UPに直結?
A

そこでRTAする時は、TAC正答率A~Eランクを手元に用意する。ハードモードDEランクでのタイムロスは、避けるが吉です。

イージー:マーケティング

マーケティング出題は重要論点の暗記の他に新出論点の出題が多く、かつ断定的な言い切りをしないため、聞き手に好感される国語表現の言い回しを学ぶことができます。マーケティングは日常的なビジネスコミュニケーションにも関連するため、その理解を深めることで説得力のある表現が身につき、この力を戦略論や組織論でも活かすことで、解答を明確に述べる際に役立ちます。

ノーマル:戦略論

戦略論は近年目立って新しい論点が少なく、従来の出題範囲を過去問でカバーすれば効率的にスコアが伸びます。戦略論は比較的安定した内容であり、過去問を解くことで傾向や出題パターンを把握しやすく、確実な点を稼ぐことができるため、90分間の本試験でも「マーケティング」の次に解くのが良いでしょう。

ハード:組織論

職場の上司部下や同僚の心理を読み解く組織論は3領域中で一番難しい論点になります。組織論はソフトスキルに関する問題も多いため、コミュニケーション能力や理解力が問われます。そのため、マーケティングや戦略論の理解を深めた後に組織論に取り組むことで、より的確な解答が可能となります。90分間の本試験でも最後に解くのが良いほか、2次「事例Ⅰ」「Ⅲ」での得点源になることを意識して、計画的にスコアを高めましょう。

【過去問RTA 経営①】コトラーのマーケティング・コンセプト27マーク / 難易度設定を忘れずに

以前は易しいと言われたマーケも、最近の人気度UPに比例して長文化が進み、案外強敵に。TAC正答率を参考に、タイムロスを避けてアタックします。

コトラーのマーケティング・コンセプト

誰かが勝手に決めた順でなく、自分で考えて並び替える。するとコトラー本の1冊、2冊は買い求めたくなるはず。

マーケティングリサーチ

消費者購買行動に詳しくなると交渉相手の心理を手玉に取れますが、R5再試験第24問のような超難問知識への深入りは控えます。

消費者購買行動

この論点では、「経済学」ゲーム理論と並び、「相手の手の内を読む」大切さを学びます。

今日のまとめ

Q
ド簡単な基礎暗記の「運営管理」に比べ、マーケの誤文訂正は歯ごたえあったよ。で、次は何をすると良い?
A

①誤答選択肢をバツマルして興味を持ったら、→②まずテキストや関連書籍・ネットを眺め、→③知識をツナいで体系化する。その上で、次の製品(Product)26マークに進みます。