「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【過去問RTA 経営②】製品(Product)26マーク / 事例Ⅱ直結知識が勢ぞろい

過去問RTAの利点は、自分の言葉で正解知識に直すので、咄嗟の機転でスッと出やすい。そして今日の26マークは、同業D社に差をつけるならここ!の重要知識が並びます。

Q
2年目生ですが、「事例Ⅱ」のスコアがどうしても安定しません。そこで、毎回高得点を取る「マーケター」タイプの方が何を考えているか、手口を教えて?
A

「事例Ⅱ」安定高得点のマーケタータイプの方は、常日頃1年365日マーケを考えているので、普通に逆立ちしても勝てません。そこで「マーケ」過去問を、最先端の実務代わりに使い倒すのはいかがでしょう?

①「事例Ⅱ」スコアは変動しやすい

「事例Ⅱ」は消費者行動に焦点を当てており、またビジネス実務の進化にも触れるため、スコアが変動しやすい特徴があります。消費者行動は常に変化しており、新たなニーズや嗜好が生まれることで市場が変化します。また、ビジネス実務も技術やトレンドの進化により、常に変化しています。そのため、過去の成功事例や手法が必ずしも通用しないことがあり、試験では最新の情報や理解が求められるため、スコアが変動しやすいのです。

②マーケ実務に詳しい方は普通に高得点

マーケティング実務に携わる経験がある人は、日頃から市場の動向や消費者のニーズに敏感になり、実務で培った知識や経験を活かして試験に臨むことができます。そのため、普段の実力を発揮して安定した高得点を取りやすい傾向があります。

③日頃から先端のマーケに関心を持つ

マーケティング実務に疎い人が試験勉強として受ける場合、ピンボケした解答になりやすいです。マーケティングは急速に進化しており、デジタル技術やデータ解析などの先端技術の理解が求められます。そのため、普段からマーケティングの先端に気を配り、最新の情報や技術に触れることが重要です。これによって、試験勉強だけでなく、実務でもより効果的なマーケティング戦略を展開することができます。

【過去問RTA 経営②】製品(Product)26マーク / 事例Ⅱ直結知識が勢ぞろい

以下に並ぶ26マークは、「事例Ⅱ」で頻出の知識がズラリ。RTAをなんとか終えて改めてふぞろいを読むと、そのうすっぺらさ+底の浅さに猫も驚きます。

製品開発プロセス

論点別に古い年から並べると、バランス良く繰り返し出題すると良くわかる。これがそのまま「事例Ⅱ」のテキスト代わりになります。

ブランド戦略

ブランドや開発の各知識は、事例Ⅱで突然問われることがあるので確実に覚える。また「地域ブランド」も最近頻出で、2次解答に使用可です(※やりすぎは注意)。

サービスマーケ

診断士のサービスマーケといえばこの「5つの特性」。また顧客共創の他に、インターナルマーケで従業員と共栄です(※R5事例Ⅰ出題)。

今日のまとめ

Q
RTAで誤文訂正アタックする利点は他にも、自分の言葉で言い換え=語彙が身に付きやすい。そうとわかると、次の「その他3P+関係性マーケ」30マークも楽しみです。
A

さらにどう最小字数で直すかをみんなで競うので、100字のマス目に使える国語&文章力もダダ上がり。ここが「事例Ⅱ」直結の知識である分、マーケが苦手な同業D社に大差をつけるチャンス到来です。