「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【はじめての情シス①】今日からシゴデキ~正答率で解くと超有効 / 経営・クラウド・AI36マーク

どうせ会社で働くならば、「あいつは賢い」「シゴデキ」と認めさせる方がやりやすい。さっさと診断士合格するのもその一つですが、それを加速するのが今日紹介する34マークです。

Q
一般に診断士、さらにその上位5%が生成AIを苦も無く使い倒すのは、もともと仕事がデキる環境OJTである他に、ごく入門レベルのIT知識をOff-JTで押さえているから。さらに出題傾向変化を踏まえ、テキストを後回しにして最初に過去問を解く。
A

年による難度変化が激しい「情報」「法務」「中小」のうち、一時易化が続いた「情報」はR3から再び難化・傾向変化し、単に過去問を解くだけではスコアが伸びない。そこで短期で高スコアを叩き出す手順を考えます。

①過去問で優先順位をつける②テキストで必要知識を補充③期日内に成果を出す
【会社でシゴデキの条件】
多様なタスクが山積みになる中で、リソース(時間・人員・資金)を最大限に活かすには「何を最初にやるべきか」を明確にすることが不可欠です。
日々変化する市場環境の中で、新規技術や最新トレンドへのキャッチアップがカギとなり、各自が不足しているスキルや知見を迅速に学び取ってチームに還元することが大切です。タイムラインを決めた仮説・検証が成長エンジンです。仮説を立てたら、あらかじめ設定した期日までに結果をコミットし、得られたデータをもとに次の戦略を判断します。
。事業成長や顧客価値へのインパクトが大きい業務を見極め、優先度の高い施策から着手することで、限られたリソースでも大きな成果を生み出せる組織・人材が「シゴデキ」と評価されます。企業MVVやマーケティング戦略、財務上の判断などを正確に行える状態を維持することが重要で、学習→実践→検証のサイクルを自律的に回せる人材が求められます。期日を守りながら、目標KPI(例:ユーザー獲得数、売上、ROI など)を達成することで、チーム全体の信頼を得られる人材こそが「シゴデキ」と見なされます。

【はじめての情シス①】今日からシゴデキ~正答率で解くと超有効 / 経営・クラウド・AI36マーク

「情報」過去問5+1年145マークを4回に分けて解く
TAC正答率を使うとどの論点にも易問~難問が配置されるため、必ず論点順に解いてラーニングカーブを働かせ、次に正答率ABランクに注目し、テキストに戻ってその周辺知識の暗記を進める。正答率DEランクは再出題がないものがあり、極端には解かないでも本試験60点に届く。

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実際にR2~R6を解くだけでも、①古い知識の出題が減り、②どうせ誰も知らないDEランク出題がある一方、③一般常識や国語テクニックで解ける設問もかなりある。どうせ出題されない古い知識を大量に抱えて右往左往する過去問暗記馬鹿に比べ、シゴデキ感で桁違いな。

戦略論

戦略論では、企業が情報システムを活用して競争優位を築く方法に焦点を当てます。情報戦略の立案や、ITガバナンス、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が重要なテーマです

こうすると10点満点
情報システムが企業戦略に組み込まれ、競争優位を支える役割を果たしす。ITガバナンスが機能し、リスク管理やセキュリティが万全で、DXが推進されて業務革新を実現する。

例題:R6「情報」第12問 ビジネスモデルキャンバス Cランク

ビジネスモデルキャンバスに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア (ユースケース図の説明→)エンドユーザーの視点から特定の目的を達成するプロセスを記述することで、企業がシステムの機能要件を分析する枠組みである。
×イ (業務フロー図の説明→)業務の流れや役割、ビジネスルール、情報の流れなどを図式化することで、企業が組織内のコミュニケーションを促進し、システム開発や業務改善の機会を分析する枠組みである。
○ウ 顧客セグメント、価値提案、チャネル、顧客との関係、収益の流れ、リソース、主要活動、パートナー、コスト構造の9つの視点から、企業がどのように価値を創造し顧客に届けるかを分析する枠組みである。
×エ (オープンイノベーションの説明→)組織内の知識・技術と組織外のアイデアやノウハウを組み合わせて、企業が新製品やサービスを分析する枠組みである。
×オ (EAの説明→)ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジーの4つのアーキテクチャを用いて、企業が組織の構造と機能を全体最適の観点から分析する枠組みである。

「1次」対策にAI利用が本格化すると、1問で複数の知識を同時に覚える他に、「2次」でこれから使える知識も一目でわかる。特に当問で問われたビジネスモデルキャンパスは、「事例Ⅰ~Ⅱ」対策にまるっと応用できます。

「情報」出題の特徴として、誤答選択肢の説明自体は正しいが、全く違う用語を説明する「主語入れ替えパターン」が多い。この出題パターンを得意化すると他の関連領域と知識がツナがり、朝から晩まで過去問の答を覚える隣のふぞろいと、最初の一歩で差別化できます。

技術経営

データベースやネットワーク、セキュリティ技術から一歩進め、最新技術として世界各国のIT政策やブロックチェーンを含む新興技術の動向について見ていきます。

こうすると10点満点
ブロックチェーン技術を含む新興技術の活用が進み、業務における最先端の技術が効果的に実装されていく。

マーケティング

マーケティングでは、データ分析やデジタルチャネルの活用が問われます。顧客データを分析し、ターゲット市場に合わせた施策やマーケティングオートメーション(MA)の活用が重要です。

こうすると10点満点
顧客データが分析され、ターゲットに適した施策が実施されています。デジタルチャネルを活用して顧客との接点が増え、関係が強化されています。また、MAツールが効果的に使用されています。

クラウド

クラウドコンピューティングでは、インターネット経由で提供されるクラウドサービス(IaaS、PaaS、SaaS)の活用が問われます。クラウド導入によるコスト削減や柔軟性向上がメリットですが、セキュリティや依存リスクも課題です。

こうすると10点満点
クラウドサービスが業務に適切に導入され、コスト削減や効率化が実現されています。クラウド導入に伴うリスクが管理され、セキュリティが強化されています。業務の柔軟性や拡張性も向上しています。

AI

AI分野では、機械学習、自然言語処理、画像認識などの技術が問われます。AIのビジネス活用により、業務効率化や新たなサービス創出が可能となりますが、データ品質や倫理的な課題もあります。

こうすると10点満点
AIが業務に適切に導入され、効率化や新サービスの創出が実現されています。データの品質が確保され、倫理的課題も解決されています。AI活用によって競争優位が強化されています。

R6第24問 AI Cランク

生成AIにはいくつも利点があるが、同じ数だけ失敗や危険のリスクがある。合格ノウハウ回収ごっこに夢中になり、その8割落ちるリスクに気づかない隣のおじオバに対し、迂闊なAI利用を警告する出題です。

生成AIに見られる現象の1つにハルシネーションがある。ハルシネーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。
×ア (モデル崩壊の説明→)AIが生成したデータをAI自らが学習することで、言語モデルの精度が低下したり多様性が失われたりする現象のこと。
○イ 事実に基づかない情報や実際には存在しない情報をAIが生成する現象のこと。
×ウ (イライザ効果の説明→)人間がAIとの対話中に、そのAIが感情や意図を持っているかのように感じる現象のこと。
×エ (ディープフェイクの説明→)人間がAIを反復的に利用することで、特定の意見や思想が正しいと信じ込むようになる現象のこと。
×オ (データドリフトの説明→)モデル訓練時の入力データの統計的分布と、テスト時/本番環境での入力データの統計的分布が、何らかの変化によってズレてくる現象のこと。

今日のまとめ

Q
「1次」7科目の暗記も、後半の「情報」「法務」に入ると暗記の上手下手でスコアの出方におっきな差がつく。同じ論点を古い年から解き進むと作問進化がわかるので、①過去問で優先順位をつけ→②テキストで知識を補充し→③期日内に成果を出せとは、まさにその通り。
A

そして仕事がデキる上位5%は、どんな時でも隙あらば試験の確実合格のヒントに。作問が年々進化する「情報」から今日学ぶ一番大事なことは、「2次」の過去問もR6→R2に遡るのを避け、R2→R6に解き進む一択です。