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【4択間違いパターン】天気予報に例えると

主語や目的語の入れ替え、のち述語。所により形容詞。

画像:trend-neta.com

誤答選択肢の作り方を、天気予報に例えるとこう。そりゃ選択肢は国語で書くから、これだけ並べりゃどれかは当たる。

【4択間違いパターン】天気予報に例えると

1⃣誤答選択肢の作り方(国語視点)

Q:製品やサービスに関する記述として、最も適切なものはどれか。(H29第36問 商品価値 Bランク)

「2次」ほどではありませんが、「1次」だって試験の出題言語は国語。4択で誤答選択肢を3つ作るには、主語・目的語・形容詞・述語のいずれか、または長文因果のズレでしれっとウソをつくしかありません。

誤答×エ
(①主語)マーケティング視点での製品開発におけるコスト設計では、
(②目的語)製造コストと販売コストの低減
(③形容詞)すべてにおいて    ←ここがウソ
(④述語)優先課題となる
でもなぜこんな当たり前のコトを、わざわざブログで?

それは、ハイスコア型合格者(「1次」540→「2次」260点)の意見を通じ、以下の関係が知られたためです。

START:間違い選択肢のパターンを知ると、復習しやすい。
↓↑
間違いを正しく直すドリルは、テキストより記憶効果が高い。
※間違い選択肢をエピソード記憶化し、思い出しやすいため。
↓↓
これを過去問4択全てでやると、知識が網羅的に増えていく。
↓↑
GOAL:「2次」で使うセオリーと国語力を同時に鍛え、一石二鳥。

2⃣誤答選択肢のパターン(再掲)

「2次」と異なり、知識教育目的の「1次」を国語的に解く意味は少ないです。それよりさっさと「2次」対策。ところが某テキストの力で 間違いパターンが示されると、それを見逃す手はありません。

前提:誤答選択肢の嘘つきパターン
1⃣結論あべこべ (述語)
2⃣形容詞エラー
3⃣用語入れ替え (主語、目的語)
4⃣長文の因果ズレ
5⃣余計な長文
6⃣計算問題

今日のまとめ

主語や目的語の入れ替え、のち述語。所により形容詞。

へぇ、くだらないけど意外とそう? そんな気がしたらしめたもの。だって答練や模試の復習で、4択全てを吟味する余裕のある方はまだ少数派。

①復習対象を「誤答選択肢」に絞って効率2倍。
×
②誤答選択肢の作り方を頭において効率2倍。
(※どこでウソをつくか、「予想して」「探す」ため)

①×②で、平均的な周囲に比べ効率4倍。「1次」は範囲が膨大なため、こんなチート技で得点効率がガラリと変わります。そしてこのチート、来週5/28(月)掲載の「最後の2択がCランク」ネタでピークを迎えます。ご期待ください。