「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【過去問RTA 生産管理③】計算問題オールスター62マーク / 時間をかけて自力チャレンジ!

標準400時間で「1次」を受かる時短が進む一方、「1次」知識をおろそかにうっかり「2次」を受けると確率8割でベテふぞループ。そこで「時間のかかる計算問題を後回し」にしたのは慧眼です。

Q
正しい解き方が常に1つに決まる簿記と異なり、「運営」計算問題はまるで中学入試のような初見ドッキリ。計算が苦手なオイラはどーすりゃ良いの?
A

「運営」計算問題には本試験90分ではとても解けない奇問が含まれ、ベテのようにムキになると沼ります。そこで同じ初見ドッキリな、中学入試「算数」を参考にします。

高校入試は受からせる試験で、中学入試は落とす試験。そこに飛び出す初見ドッキリ?

①問題の本質の理解

初見のドッキリ問題は、受験者が問題の本質を見極める能力を測るために使用されます。これらの問題は通常の問題とは異なる視点から提示されるため、受験者は問題の本質を理解し、根本的な考え方や計算手法を適用する必要があります。

②初見問題への対応力

同じく初見の問題は、過去問の答を完全にマスターした結果を適用するのではなく、新たな状況に適応する能力を測るために出題されます。これにより、受験者は柔軟性を発揮し、予期せぬ出題変化に対応する能力を向上させることができるのです。

③ ①×②で問題解決力向上

初見のドッキリ問題はこのようにして、受験者の問題解決能力を向上させます。これらの問題は、電卓依存の計算お馬鹿に陥ることなく、論理的思考や創造性を駆使して問題を解決する機会を提供します。その結果、受験者はより幅広い視野で初見の事態に恐れず挑むマインドを鍛え、晴れて中小企業診断士を名乗ることを許されるのです。

おぉ、さすが同業D社が一生知らない所を5秒で答える生成AI。もし過去マス信者が計算問題ドリルに挑むなら、ご子息の中学入試問題集を借り、その角に頭をぶつけてやわらかくしてから解くのが吉な。

「生産管理」45マーク

生産方式&レイアウト

ライン生産→サイクルタイムの計算問題はこの科目で一番難しく、さらにスケジュール(PERT)の問題と混同させて苦手化を狙ってきます。正答率C以下=同業D社が解けない所なので、得意化するまで時間をかけます。

日程計画

日程計画の設問は、与えられた文章や値から図を描き起こし、周囲に説得する力を問う。論点こそ違いますが、ここをドリルすると「事例Ⅳ」CVPやNPVを得意化できます。

スケジュールを考える狙いは、【どの順序でやれば最短?】です。ジョブショップが個別生産、フローショップは連続ライン生産です。

ジョブショップ・スケジューリング

フローショップ

PERT

線形計画法

調達計画

調達計画の計算問題は、部品表と経済的発注量の2つ。いずれも易問なので確実に当てます。

部品表

発注計画、経済的発注量

工数計画(IE)

苦手意識を持ちやすいIEですが、計算出題は実質時間研究(標準時間)だけ。ここは時間をかけてまとめて解いて、得意化します。

品質Q・設備M

検定は割り切って捨てる。設備総合効率⇔設備投資のどちらかが出る設備は1マーク当てに行く。設備総合効率は良問R4第18問をエクセルにして理解完了です。

検定

設備効率

店舗管理17マーク

商圏分析

商圏分析は難しめの出題が続きますが、テキスト掲載論点でもあり、できれば当てたい1マークです。

MD・予算計画

この論点は以前はGMROIが頻出でしたが、最近は相乗積が出ます。テキストレベルなので両方押さえましょう。

物流

物流は当てやすいサービス論点ですが、時々変な計算問題が出ます。

POSデータ(リフト値)

これからのマーケターを名乗るには必須のリフト値。定義を覚えるより、何食わぬ顔でエクセル計算する方がずっと素早く身に付きます。

今日のまとめ

Q
「運営」計算問題は時間がかかる難問が多いので、後でまとめて解くことに。すると残る文章題はテキストレベルの易問が多く、スラスラ解けて暗記しやすい?
A

そして計算問題の出題論点は限られ、時間を取ってまとめて解けば類題ばかりで覚えやすい。ここに気付くと「事例Ⅲ」への不安が一気に減ります。