「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【ターゲット×根拠山盛り】Word60字で事例の骨子(Ⅱ)

Q
60字なら端的・わかりやすく・忙しい相手にも読んでもらえる。ところがわざと100字を書かせ、ノウハウと合格に夢中なベテから順にヘタクソ国語がバレてショボン。それは「Ⅱ」にも当てはまる?
A

100字に詰め込み・夢中・ムキになるから読みにくい。そこで①まず60字に推敲して国語を鍛え、②残る40字では与件をコピペ。猫でもわかる当然な?

そもそも「事例Ⅱ」の60字要約は超簡単
論説文はA→B、B→Cの3センテンスが基本なので、常に20字×3=60字に揃えるクセをつければOK。60字の語感と文章構成を掴むと、残るマス目に与件の根拠や形容詞をコピペするだけ。(100字)

スピードを競うビジネスチャットの時代に、ふぞにらめっこで100字詰め詰めはかなりお間抜け。スクール解答の60字要約を2週間やれば、一瞬でベテをブチ抜けます

R3:置き配・通販・地域コラボと手広い豆腐屋

設問モデル答案60字要約
第1問 環境分析 情報整理 B
2021年(令和3年)8月末時点のB社の状況を、移動販売の拡大およびネット販売の立ち上げを目的としてSWOT分析によって整理せよ。①~④の解答欄に、それぞれ30字以内で述べること。
①地元産大豆と良質な軟水を使った豆腐製品と、FC方式での移動販売。
②受注用サイトを持てず、高単価商品を主婦層に訴求できていない。
③リモートワークの浸透で自宅での食事にこだわりを持つ層が増加。
④人的接触が控えられ、移動販売の3割売上減や実演販売の機会減。
省略
第2問 販促戦略 助言 B
B社社長は社会全体のオンライン化の流れを踏まえ、ネット販売を通じ、地元産大豆の魅力を全国に伝えたいと考えている。そのためには、どのような商品を、どのように販売すべきか。ターゲットを明確にした上で、中小企業診断士の立場から100字以内で助言せよ。
全国の食通向けにY社ECサイトを通じ、地元産大豆を使った豆腐、新米、佃煮や良質の軟水を揃えた豆腐丼の手作りキットを月替わりで販売する。併せてまかないの紹介や収穫体験招待を行い、X市の魅力を全国に発信する。(100字)全国の食通にY社サイトを通じ、地元産大豆を使う豆腐と丼の手作りキットを販売し、収穫体験招待にてX市の魅力を全国に発信する。(60字)
第3問 チャネル戦略 助言 C
B社のフランチャイズ方式の移動販売において、置き配を導入する場合に、それを利用する高齢者顧客に対して、どのような取り組みを実施すべきか。中小企業診断士の立場から(a)フランチャイザー、(b)フランチャイジーに対して、それぞれ50字以内で助言せよ。

(a)マーケティング活動としての置き配の品揃えや商品開発の他、冷蔵ボックスの手配と利用法の周知を行う。(48字)
(b)担当地域での電話受注時に、置き配ボックス紹介と買上点数増による客単価向上を図る他、商品要望も聞き取る。(50字)
(a)置き配向け商品開発の他、冷蔵ボックス手配と利用法周知を行う。(30字)
(b)電話受注時に、置き配ボックス紹介と同時に商品要望も聞き取る。(30字)
第4問 新規事業 助言 C
B社ではX市周辺の主婦層の顧客獲得をめざし、豆腐やおからを材料とする菓子類の新規開発、移動販売を検討している。製品戦略とコミュニケーション戦略について、中小企業診断士の立場から100字以内で助言せよ。
製品戦略は同地の繁盛店が監修する月替わりのお菓子とその材料を揃えた手作りキットとし、コミュニケーション戦略ではIMを使った商品アイデア公募や作品コンテストを行い、食育に関心を持つ主婦層の顧客を拡大する。(100字)同地の繁盛店とお菓子を共同開発し、IMを使った作品コンテストで双方向の交流を進め、食育に関心を持つ主婦層の顧客を拡大する。(60字)

R2:ハーブのX島は与那国で、Z社は資生堂

R1:季節感ある施術で定期来店を目論むネイルサロン

H30:老舗旅館がインバウンド対応で経営刷新

今日のまとめ

デジタルやソーシャルマーケ(SDGs)の時代で、いまだにダナドコ?
当試験でさえピンのデキる~キリのふぞに多様化し、マーケの基本はペルソナ+CLVでケツ穴の毛まで毟る。「Ⅱ」の欠点は猫すらマーケを勉強しなくなったこと。(100字)
Q
「Ⅱ」の解き方と言えばダナドコで、一番儲かりそうなカモに狙いを定めてSTP。後は与件を想定読みして、要らない根拠をわざと使い残せば楽勝で60点?
A

まぁ騙されたと思って、過去問解いたらスクール解答を60字に推敲しとけ。100字で大騒ぎするふぞ吉=間抜けに思える国語力が当選ラインな。