「中小」が取れて晴れて企業診断士。活躍の場は2倍以上です。

【たまスト】効率的得点仮説~H28事例Ⅱ

答えを見ながら、設問別に根拠をマーク。

すると例えばこんな感じに。

【第3段落】 2⃣3⃣ 併設飲食店+食に敏感な女性

本社から車で10分ほど離れたX市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地である。現在は当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている。懐かしさを求めて女性やシニア層が連日街を訪れ、日本の伝統に興味のあるアジアからの外国人観光客も多い。B社は、この観光地化したエリアに3年前、自社製品をフルラインアップで販売する直営店を出店した。直営店には、11代目予定者(社長の子息、当時33歳)の発案で、自社製品を麺料理のつゆやだしなどに使用した飲食店も併設した。この飲食店は、地元食材の利用やカロリーや減塩など健康に配慮したメニューと彩鮮やかな盛り付けで、観光情報誌やグルメサイトなどにも数多く取り上げられている。最も人気のあるメニューは、うどんを主食とし、地元野菜を使った煮物や天ぷら、刺身、ひとくち和風デザート、食後に黒豆茶を添えた定食で、客単価は1,250円程度である。食に敏感な女性を中心に、ランチ時には大行列ができる。

H28事例Ⅱ~製品とターゲットを絞り、チャネルを広げるしょうゆ会社

今日のまとめ

「事例Ⅱ」演習は、当たったりハズレたり、得点の乱高下が激しい。そこで学習仲間と相互採点したら、「負けて悔しい」「ボクの答案の方が正しい」よりも、

ねぇ、この回答を書くときはどう考えたの?

素直に仲間に聞いてみる。1ヶ月それを繰り返すと、マーケに対する感度が以前の自分と別物になってびっくり。ふうん、世に言われる「素直な人ほど合格しやすい」とは、正確には「感受性や吸収力が高い人ほど合格しやすい」ことを指すのだな。